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舛添要一都知事が調査依頼した第三者が、森本哲也弁護士と佐々木善三弁護士だとわかり、2人の経歴プロフィールに注目が集まっています。
佐々木善三弁護士はこれまで大企業や大物政治家の擁護・弁護で知られていましたが、森本哲也弁護士は初登場です。どんな人物なのでしょうか。
↓森本哲也弁護士と佐々木善三弁護士の画像です。
佐々木善三弁護士 ともう一人の名前は森本弁護士 #nhk pic.twitter.com/hkqqt5RcRT
— JU名岐@政治垢 (@seiji_opinion) 2016年6月6日
目次
■ 森本哲也弁護士の経歴プロフィール
所属弁護士事務所は、晴海協和法律事務所です。
1997年に東京大学の法学部を卒業して、1999年に弁護士となります。
2003年にアメリカのノースウェスタン大学ロースクールに留学し、ニューヨーク州の司法試験に合格しました。
2005年にはヨーロッパのオランダにあるユトレヒト大学法学部にも留学、法学修士号を取得。
その年に帰国して、現在の晴海協和法律事務所に復帰しました。
5年ほど弁護士として務めましたが、何か心変わりがあったのでしょうか?2010年に検事になります。
埼玉、福岡、東京で検事として働きますが、埼玉地検特別刑事部で財政経済関係を担当してきたので、政治資金にも精通しているとのことです。
検事を5年務めたのち、再び晴海協和法律事務所で弁護士に復帰します。
検事をしたのは、勉強のためだったのでしょうか。
※ほか弁護士の実績
東京五輪の佐野エンブレムの選考過程を調査した外部有識者の1人。
舛添要一都知事が調査依頼した第三者のうち2人目、森本哲也弁護士の画像。
佐々木善三弁護士とは同じ弁護士事務所。 pic.twitter.com/VDGCccru2d— クロスケ (@kuro_we) 2016年6月6日
■ 佐々木善三弁護士の経歴プロフィール
所属弁護士事務所は、晴海協和法律事務所です。
佐々木善三弁護士は、仙台・水戸の地方検事正のあと、東京地検特捜部で副部長を務めました。
東京地検特捜部では、政治とカネに関する事件を担当しています。
9年のあいだ検事をつとめて、2012年に退官し、2013年に弁護士になりました。
大学は1975年に中央大法学部を卒業しています。
※弁護士の実績
東京電力「福島第1原発事故のメルトダウン」についての調査の第三者委員会の委員。
小渕優子元経産相の政治資金虚偽記載の時の、第三者委員会の委員長。
トヨタのジュリー・ハンプ常務役員が薬物を持ち込んだときの弁護。
すべて大企業や大物政治家ですので、大金で引き受けたのでしょう。
佐々木善三弁護士の画像 pic.twitter.com/VeZKRQBBlX
— クロスケ (@kuro_we) 2016年6月6日
■ 森本哲也弁護士と佐々木善三弁護士は同じ弁護士事務所
森本哲也弁護士と佐々木善三弁護士は、2人とも晴海協和法律事務所です。
晴海協和法律事務所は、大企業や大物政治家の疑惑をごまかすための弁護が得意なのでしょうか。
「ヤバくなったら佐々木善三に頼め」というのが、政財界に広まっているのかもしれません。
舛添要一都知事の記者会見では、おもに佐々木善三弁護士が話し、森本哲也弁護士はおまけのような感じでした。
舛添要一都知事は2人の第三者に調査依頼したということでしたが、同じ弁護士事務所なので、実質1人という印象です。
森本哲也弁護士は数合わせで選ばれたのではないでしょうか。顔にもそう書いてあるような気がします。
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