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日本人の父と韓国人の母の間に生まれた野村敏京さんは、国籍と読み方が話題です。
国籍は現在は日本なのですが、プロになる前は韓国と日本両方に国籍があり、そのことで傷つくこともありました。
「野村敏京」という名前も読み方もすぐわからないのですね。
実はこれも、韓国語と日本語両方の読み方があるのです。
そんな野村敏京さんは、リオ五輪女子ゴルフに出場し、メダルが期待されている1人です。
今年メキメキ力をつけ連続で優勝して世界ランキングをあげてリオ五輪女子ゴルフへの切符を手にしたのでした。
目次
■ 【リオ五輪女子ゴルフ】野村敏京 経歴・プロフィール
野村敏京さんは、神奈川県横浜市出身 1992年11月25日生まれの現在23才。
名前の読み方は「のむら はるきょう」といいます。
日本人の父と韓国人の母を持ちます。
横浜出身ですが、5才から高校(ソウル明知高校)を卒業するまで韓国・ソウルで過ごしました。
ちなみに弟もプロゴファーです、名前は野村京平さん(21才)といい、敏京さんとは大の仲良し。
■ゴルフ・アマチュア時代
もともとやっていたテコンドーが上達せず、ゴルフに転向したのは祖母の影響で10才からです。
中学2年生からは、ハワイの住む伯父がコーチをしてくれました。
伯父はゴルフに厳しいので、最近でもキャディを務めると敏京さんの表情は硬め。
2007年15才の頃・日本ジュニアゴルフ選手権の女子12~14才の部で優勝するなど、アマチュア時代は日本で勝利をあげています。
2010年18才の頃、全米女子プロゴルフ協会「LPGAツアー」のファイナルQTで40位になり、2011年にアメリカでプロに転向しました。
■ゴルフ・プロ時代
ルーキーイヤーには、アメリカ「デイトナビーチインビテーショナル」で初優勝、日本でも「中京テレビ ブリヂストンレディスオープン」でプロ初優勝を飾ります。
また、この年に国籍を日本国籍に。
その後
2015年 韓国女子ツアー「ハンファ金融クラシック」で2勝目
2016年2月 アメリカツアー「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」で初優勝
(日本人が優勝するのは宮里美香選手以来4年ぶり)
2016年4月 アメリカツアー「スインギング・スカートLPGAクラシック」優勝
今年2016年はアメリカツアー参戦6年目ですが、2月の大会で初優勝すると、4月には2勝目をあげ、五輪出場の権利を得ました。
好調のパットでバーディーを量産すればメダル獲得も夢ではありません。
■ 【リオ五輪女子ゴルフ】野村敏京の国籍は韓国? 日本語は下手?
野村敏京さんは母親が韓国人ですが、国籍は日本です。
日本語は英語と同様、あまり上手くはないと自称しています。
日本語を話す機会もあまり多くないようなので、上達は難しそうです。
プロに転向した2011年に日本国籍を選択するまで、実は韓国と日本、両方の国籍を持っていました。
国籍と同様、名前もふたつあり、
・韓国の名前:ムン・ミンギョン
・日本の名前:野村敏京
でした。
「敏京」は韓国語の読み方が「ミンギョン」といい、実は男性の名前です。
そのことで傷つくこともあったようですが、現在は「国籍は重要ではなく1人のゴルフ選手」だと語っています。
女子プロゴルファーとして自立したことで、強くなったのでしょうね。
■ 【リオ五輪女子ゴルフ】野村敏京 名前をつけたのは?
野村敏京さんの名前の読み方は、「はるきょう」という変わった読み方ですが、これは、韓国人である母方の祖母がつけたものです。
■ 【リオ五輪女子ゴルフ】野村敏京 世界ランキング
野村敏京さんの世界ランキングは、現在22位です。
■ 112年ぶりの五輪復活 女子の活躍に期待
112年ぶりに五輪競技に復活したゴルフ。
リオ五輪では4日間72ホールのストロークプレーで行われる個人戦です。
コースはリオにあるオリンピックゴルフコース(レセルバ・マラペンディGC)。
大西洋に面した海岸にも近い新設のコースで、リンクスならではの嵐の攻略が上位進出のポイントになりそうだといわれています。
国の威信をかけた争いは見応えがあります。
日本勢でメダルの期待がかかるのは野村敏京選手。
今季すでにアメリカ女子ツアーで2勝を飾り、賞金ランキングは5位。
積極的にバーディーを奪うスタイルがはまれば、優勝争いに加わることができると予想されています。
【オリンピック オフショット】
オリンピックでは各局のピンバッジを交換するのが通例だそう!
野村プロはポケモンが好きだそうです!! pic.twitter.com/bcSD8vNFL7— 野村敏京(のむらはるきょう)プロ超応援 (@haru_no1fan) 2016年8月19日
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