【2016台風12号のたまご】いつ発生するのか。ヨーロッパの最新進路予想を調査してわかったこととは

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2016台風9号が22日に日本を直撃し、関東地方では大雨・暴風が吹き荒れ、交通や空の便にも影響を与えました。
影響は23日も続く最新予想で、東北と北海道方面に進路を向け、進むとみられています。
台風が関東に上陸したのは実に11年ぶりのこと。
また一方で、沖縄付近には2016台風10号が停滞していて、沖縄地方への被害が心配されています。

そんななか気になるのが、次の2016台風12号です。
まだ発生はしていませんが、いつたまごが発生してもおかしくないですね。
2016台風12号のたまごについて、ECMWF(ヨーロッパ)の最新予想や進路をチェックしてみます。
 
 

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■ 2016台風12号たまごの進路 「ECMWF(ヨーロッパ)」最新予想


画像引用:ECMWF(ヨーロッパ)

画像引用:ECMWF(ヨーロッパ)

2016台風12号たまごの進路ついて、ECMWF(ヨーロッパ)の最新予想図では
23~26日にかけて熱帯低気圧の発生が確認できます。
しかし現時点では、それが2016台風12号のたまごになる可能性は低いようです。
29日にもみられますが、やはりたまごにはならないようです。

ただ、台風10号と同じように突然発生することもありますから、油断は禁物ですね。

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■ 2016年の台風は7月~9月に集中発生?


2016年の台風1号発生は7月3日で、1951年以降の史上2番目に遅い発生となりました。
ちなみに史上1番に遅かったのは1998年で、7月9日でした。
その1998年には、7月に7個もの台風が、そして9月までの3ヵ月で14個もの台風が発生しています。

2016年も1998年並みの集中発生になるかもしれません。
そうなればダブル台風やトリプル台風となるでしょう。

豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで


 
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。

「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。

「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。

「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。

「最盛期」は、勢力のピークです。

「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。

豆知識 台風の強さ


台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。

豆知識 昨年2015年の台風発生数


1月☓1 2月☓1 3月☓2 
4月☓1 5月☓2 6月☓2
7月☓3 8月☓4 9月☓5
10月☓4 11月☓1 12月☓1

 
 

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