【秋葉原無差別殺傷事件の闇】母親のヤバさと真実に迫る「犯人は2人の冤罪説。今も残る謎」

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2008年6月8日に起きた悪夢「秋葉原無差別殺傷事件」の闇に迫ります。
ひとつは犯人・加藤智大被告の家族である母親のヤバさです。
家族は父親・母親・弟がいましたが、母親の教育がすさまじかったのです。
それが犯行のきっかけになったのが真実・真相だという見方もあります。

もうひとつは「犯人は2人 冤罪説」これは今も残る謎です。
果たして真実・真相は・・・
 
 
 

■「秋葉原無差別殺傷事件」とは


2008年6月8日(日)
歩行者天国で賑わう日曜日の秋葉原の交差点に、信号無視した2トントラックがいきなり突入しました。
運転していたのは自動車工場の元派遣社員だった加藤智大被告(当時25才)。
トラックは歩行者5人をはねます。
しかしこれは交通事故ではありません。
タクシーとぶつかってトラックから降りた加藤智大被告は、今度は刃物を使って、通行人や警察官14人を襲いました。
これが「秋葉原無差別殺傷事件」です。

加藤智大被告は奇声を上げるとともに人々を襲いながら逃げましたが、居合わせた警察官に取り押さえられました。
「秋葉原無差別殺傷事件」はわうか5~10分の出来事でした。

■秋葉原無差別殺傷事件の場所・地図

■「秋葉原無差別殺傷事件」加藤智大被告の両親 母親のヤバさ


加藤智大被告の家族は4人家族。
母親、父親、加藤智大被告、弟 の4人です。

■母親のヤバさ「厳しすぎるしつけ」

加藤智大被告は幼い頃から、母親からの徹底した厳しいしつけをされて育ちました。
ひたすら学歴を追及する内容。
しかも人格がゆがむような厳しすぎるしつけです。むしろ虐待。

・ゲームは週に1回土曜に1時間だけ
・漫画・雑誌は読めない
・九九を間違えると風呂に沈める
・食べるのが遅いと、新聞紙の上に食事を乗せ食べさせる
・泣くと口にタオルを詰める
・2Fの窓から落とそうとする
・友達の家に遊びに行くのも、自宅に呼ぶのも禁止
・恋愛禁止
・見ていいテレビ番組は2つだけ(ドラえもんとまんが日本昔ばなし)
・将来の夢は全て否定される
・10秒ルール:絵や作文を母が検閲し、10秒以内に質問に答えられないとビンタ
・作文を1文字でも間違えると全て書き直させる
・泣くたびにカードにスタンプし、10個揃うと蒸し暑い屋根裏部屋に閉じ込める
・オネショしたオムツを外に晒す
・青森の寒い雪の中を下着姿で何時間も立たせる

こんな生活は地獄です。人間がおかしくなります。
実際、裁判では「母の養育方法が加藤の人格形成に影響を与えた」と認められています。
もう遅いですが・・・。
ただ、母親の教育(虐待)が、犯行の動機ではないことも事実です。というか証明はできないでしょう。
母親自身はエリートだったかというと、大学受験に失敗した過去があり、その分、息子に厳しくしてしまったようです。
おそらく最初からこんなに酷くはなかったのでしょうが、次第にエスカレートしたのでしょう。
父親が止めなかったのが残念です。

よかった面を見るとしたら、加藤智大被告が成績優秀・スポーツ万能な学生になれたことです。

■現在の両親 母親と父親

両親は離婚しています。
ちなみに加藤智大被告は、面会も差し入れも拒否しています。

■「秋葉原無差別殺傷事件」加藤智大被告の弟


加藤智大被告には弟がいました。
母親からの教育(虐待)の実態の明かしてくれたのも弟です。
しかし弟は自殺しています。
 
 
 

■「秋葉原無差別殺傷事件」の真実・真相「犯人は2人の冤罪説。今も残る謎」


加藤智大被告が事件を起こした動機はなんだったのでしょうか?彼の生い立ちを振り返っていみます。
加藤智大被告はマスコミ報道では「派遣社員、友達も彼女もいない、ネットに依存するアニメオタク」のような書かれ方をしましたが、実際は少し違ったようです。

■中学
加藤智大被告は成績優秀でスポーツ万能、クラスメイトの女子からも人気がありました。
テニスの県大会では3位に入る実力。
彼女もいて、2人と付き合った経験がある、一目置かれた存在でした。
■高校
母親の期待に応える形で、進学校「県立青森高校」に入学。
しかし優秀な生徒だらけの中で加藤智大被告が埋もれてしまう結果に。
やがて成績は下がり、反抗期が。
母親への暴力、部屋に壁を空ける、教室の窓ガラスを割るなどするように。
母親から抑圧されたものが爆発しのでしょうか。
■大学
高校入学当初の希望は北海道大学工学部でした。
しかし卒業後進学したのは、岐阜県の短期大学でした。
成績は低くても進学校ですから大学に行くことはできたのに遠くの短大を選んだのは、母親への反発が原因だったようです。

高校卒業時に残した生徒会誌に
「ワタシはアナタの人形じゃない。赤い瞳の少女(三人目)」
と書き残しています。
これはアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の人気キャラ・綾波レイが、理不尽な戦いを強制する司令官に向けたセリフです。
司令官とは母親のことでしょう。

■警備会社
2003~2005年
短大卒業後、警備会社に就職しますが、この時点でも女友達はたくさんいました。
警備員の仕事も優秀で、100人の警備員を統括する立場に抜擢されるほどでした。
同僚や後輩からはアニキ兄貴分として親しまれ、アニメや車の趣味があう親友もいました。
しかし、上司に仕事の提案をしても却下されたことから、仕事に手ごたえを感じることが出来ず辞めます。
■ネット掲示板にハマる。
警備員を辞めたあと、携帯で見つけたネット掲示板にハマります。
■埼玉県の自動車工場に転職(派遣社員)
アニメオタクになり職場でのあだ名は「電車」。休日に秋葉原に行っていたからか。
当時、オタクが主役のドラマ「電車男」が人気なことを加藤智大被告は喜んでいたとか。
しかし、警備会社時代と同様、正社員に仕事の提案をすると「派遣は黙ってろ」と言われ辞めます。
この頃から孤独感をかなり深めていったようです。
■茨城県筑波 住宅メーカーの木材加工(派遣社員)
人付き合いは皆無。
3ヵ月後には自殺を考え、辞めます。
■自殺未遂
2006年8月末、青森で車でトラックに正面衝突して自殺をはかりますが、未遂に終わります。
そして実家に帰ると母親からしつけや虐待を謝罪され、抱きしめられます。
加藤智大被告は普通に会話のある家族になりたいと願いしましたが、悲しいことに両親は離婚するところでした。
逆に掲示板が家族同然の存在になっていきます。

■動機
犯行の動機は、ネット掲示板が荒らされたことだといいます。
職場に居場所がなかった加藤智大被告が、掲示板という心の拠り所を失ったことで、犯行を決意しました。」

また、加藤智大被告は「秋葉原無差別殺傷事件」を起こす数日前からネット掲示板に書き込みをしています。
事件当日には

05:21 車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います/みんなさようなら
05:44 途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな
11:45 秋葉原ついた
11:45 今日は歩行者天国の日だよね?
12:10 時間です
引用:http://www.asahi.com/special2/080609/TKY200806090216.html

警備会社の親友で、埼玉県の自動車工場に転職にしたあとも連絡を取り合っていたという男性は、最後の「時間です」という書き込みが「止めてくれ」と感じたといいます。
当たっているかもしれません。

■犯人は2人の冤罪説。今も残る謎

「秋葉原無差別殺傷事件」には、実は冤罪説があります。
犯人は加藤智大被告のほかにもう一人いたという説です。

■犯人は2人 冤罪説の理由
なぜかというと、逮捕された時の加藤智大被告の服です。
たくさんの人を刃物で襲ったにもかかわらず、服に返り血がないからです。

加藤智大被告は白っぽいジャケットとズボンを穿いていたので、返り血を浴びていれば確実にわかります。
しかし実際は不自然なほどにキレイでした。
なので、本当の犯人がもう1人いて、加藤智大被告は冤罪だという説です。

ただ、大勢の目撃者がいる中で、そんなことが起こりうるのでしょうか?
確かに謎ではありますが。

動脈などを切らない限り、返り血が噴き出ることはなく、実際はじわりと出るだけでは。
テレビで「犯人は2人 冤罪説」が取り上げられれば、医者に検証など行われて真実・真相が明らかになる可能性があるかもしれませんが。
 

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