つばき一色徳保は病気「脳腫瘍」闘病中に嫁と結婚式をあげていた。余命は10年以内のグレードⅢだったか

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ロックバンド「つばき」のギターボーカル一色徳保さんが、病気「脳腫瘍」が死因で死去されました。享年37才という若さでした。

一色徳保さんは脳腫瘍と闘病中、バンドのドラム岡本奈穂子さんと結婚式を挙げています。岡本奈穂子さんにとって、一色徳保さんの一番印象に残ってる姿はやはり音楽を創っている時。「つばき」の音楽を聞いたときに一色徳保さんを思いだしてくれたらと願っています。

病気「脳腫瘍」はグレードによって余命が異なるのですが、一色徳保さんは余命10年以内のグレードⅢだったようです。
 
 

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■一色徳保「つばき」のメンバーと経歴


ロックバンド「つばき」は3人編成で、メンバーはこちら。

■「つばき」メンバープロフィール

・ギターボーカル:一色徳保(享年37才)
 愛媛県松山市出身・1979年9月11日生まれ
 明治学院大学卒 2017年5月9日没
・ベース:小川博永(38才)
 東京都日野市出身・1977年2月4日生まれ
 早稲田大学卒
・ドラム:岡本奈穂子(38才)
 広島県三原市出身・1979年4月18日生まれ
 ESP学園卒

■「つばき」経歴

2000年4月、大学進学で上京した一色徳保さんを中心にして「椿」が結成されました。翌2001年3月にはベースの小川博永さんが加入、2か月後の5月にはドラマ岡本奈穂子さんが加入。
2002年10月に「椿」から「つばき」バンド名を改名し、11月には1000枚限定でミニアルバム「向こう側」を発売すると1ヵ月で完売したのでした。

定期的にリリースとライブ活動を行った結果、2005年2月にシングル「昨日の風」でメジャーデビューします。

その後インディーズで活動するようになった2008年3月にアルバム「覚醒ワールド」、1年後の3月にもアルバム「流星ノート」をリリース。11月にはライブ会場限定CD「花が揺れる/最低な気分、雨に打たれて」を発売。

■結成10周年目に脳腫瘍が・・・
2010年は結成10周年を迎え、毎月10日に「つばき10th Anniversary “正夢になった夜”」を開催。8月にはアルバム「夜更けの太陽」をリリースして、ツアーも。

しかし盛り上がっていた結成10周年目の冬12月、一色徳保は脳腫瘍を発症します。手術や療養のため「つばき」は活動を休止します。

バンドの活動休止期間中は仲間が集まって「つばきフレンズ」プロジェクトをスタート。2012年9月にはアルバム「つばきフレンズ」もリリースしています。

■活動再開
2013年6月「つばき」は活動を再開しました。翌年の9月には一色徳保さん復帰後初の音源、アルバム「真夜中の僕、フクロウと嘘」リリースし、ツアーも実施。

■結成15周年目
2015年に結成15周年を迎え、「正夢になったフェス」を開催し大成功。11月からはワンマンツアーも行い、ライブ会場限定CD「君は夕暮れの風の中」を発売するなど精力的でした。

しかし翌2016年2月には脳腫瘍が再発し、病気のため再び活動休止に。

■一色徳保 病気「脳腫瘍」の余命・・


一色徳保さんは、2010年12月に病気「脳腫瘍」を発症し、2017年5月9日に死去されました。余命は6年半だったということです。

がんの余命はステージでわかれますが、脳腫瘍の場合はグレードⅠ~Ⅳでわけられます。

グレードⅠ
ほとんど良性の腫瘍であり、余命は健康な人と変わらない。
グレードⅡ余命10年以上
腫瘍の成長はゆっくりで周辺組織に浸潤していく。手術は困難なケースもある。
グレードⅢ余命10年以内
腫瘍の成長が速い。悪性の腫瘍。
グレードⅣ余命1年以内
腫瘍の成長が非常に速い。腫瘍の悪性度も非常に高い。

このことから、一色徳保さんの脳腫瘍はグレードⅢの余命10年以内だったと思われます。
 
 

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■一色徳保 出身高校は愛媛


一色徳保さんは愛媛県出身なので、高校も愛媛なようです。ロックを始めたのは実は大学から。ミュージシャンとしては遅めのスタートです。

初めて音楽に接したのは小学校時代に所属していた吹奏楽部。部は管楽器で大会出場もしているのですが、一色徳保さんはは楽器を吹かずに音楽にあわせて手パクで持っているだけ。結局、部を辞めたそうです。

中学時代はみなギターをやりたがる時期で、姉の友人から頼まれてX-JAPANのベースを弾いたものの、全然弾けなかったとか。初心者にはきついですね。

その後、アコギの弾き語りをしたりもしたのですが、高校時代はバスケ部。ただ周囲はバンドをやっていたこともあり、バスケ部でしたがJUDY AND MARYのコピーでベースを弾いたこともありました。

明治学院大学に進学して上京すると、音楽サークルに入り、ここからロックを始めます。そこでは同じ明治学院大学出身のバンド、ミッシェル・ガン・エレファントやフィッシュマンズのコピーがされていたようです。

■一色徳保 闘病中に結婚式を挙げていた


一色徳保さんは闘病中だった2013年10月、同じ「つばき」のメンバーでドラムの岡本奈穂子さんと結婚式を挙げました。嫁となった岡本奈穂子さんのメッセージがこちらです。

長い闘病生活を終え、今朝、自宅で穏やかに眠るように旅立って行きました。
昨年末に脳腫瘍が再発してからも、たくさんの仲間達に支えられ最期を迎えることができました。

私事ですが、闘病中の2013年10月に一色徳保と結婚式を挙げ、夫婦になりました。
一色のことで一番印象に残っているのは音楽を創っている姿です。
生活はいつも音楽と共にありました。
ここまで音楽を一緒に鳴らすことができたのは、かけがえのない宝物です。
一色の創った音楽を聴いて、つばき 一色徳保を思い出してくれると嬉しいです。

これまで多くの人たちに応援いただき感謝します。
本当にありがとうございました。

おかもとなおこ
引用:http://tsubaki-net.com/

一色徳保さんは今年2017年1月に復帰ライブで自主企画「正夢になった夜 vol.18」を開催。場所は新宿ロフト。盟友のLUNKHEAD、LOST IN TIME、セカイイチを招いて行ったのですが、一色徳保さん本人は体調に波があったので「花火」1曲だけを歌っただけでした。

その後は脳腫瘍に専念したのでこれがラストライブとなってしまいました。ただ、最後に盟友と共演できたことはよかったと思います。

生死を分ける大手術を終えたのですが、半身麻痺の後遺症を負ってしまい、それでもハンデに負けずステージに復活した一色徳保さんはみんなの希望でした。

■お別れ会
5月11日(木)に東京の青山葬儀所で「お別れ会」が執り行われ、ファンも献花に参列できます。
日時:2017年5月11日(木)19:00~20:00
場所:東京都 青山葬儀所

 
 

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コメント

    • 暎皇晞
    • 2017年 5月 15日

    一色徳保さん 御冥福をお祈りいたします。
    私の父も脳腫瘍ステージⅣで4月に永眠いたしました。それで私は一色徳保さんと同年齢でもありコメントせずにはいられませんでした。もしかすると今頃私の父と天国で出会っているかもしれませんね。
    一色徳保さんのつばきでの歌声、なんとも言えない優しさと柔らかさを感じました。あまり知らなかったのですが、私の好きな歌声と雰囲気です。

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