たまごが2017台風3号に!気象庁や米軍の最新予想進路は「九州上陸✖梅雨前線で大雨がヤバい」

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「2017台風3号」が2017年7月2日(日)あさ9時に発生。たまごから台風となったのでした。

発生した場所は沖縄の南で、気象庁や米軍の最新予想進路によると、7月3日(月)に沖縄、7月4日(火)九州、7月5日(水)北陸や東北に接近上陸する予想です。

台風は大雨を降らします。しかも今回は梅雨前線を台風の温かく湿った空気が刺激して西日本のあちこちで大雨を降らす予想も。
 
 

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■たまごから2017台風3号発生!スぺックは? 気象庁の最新予想進路は?


画像引用:気象庁

■台風3号のスペック
名前:ナンマドル
場所:沖縄の南
進行方向:北西
速度:35km/h
中心気圧:1002ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:18メートル
最大瞬間風速:25メートル
風速15m以上の強風域:150km
※7月2日12:00時点

■気象庁の最新予想進路は?
台風3号の最新予想進路をみると
7月3日(月)未明から明け方に沖縄・先島諸島
7月4日(火)朝に九州北部
山陰地方を経て
7月5日(水)午前に北陸や東北
それぞれ接近・上陸する見込みです。

■たまごから2017台風3号発生!米軍の最新予想進路は?


こちらは米軍の最新予想進路です。

画像引用:JTWC(米軍合同台風警報センター)

米軍も気象庁と同様の最新予想進路となっています。

■たまごから2017台風3号発生!九州北部は大雨に注意!


2017台風3号の中心部には濃い雲があり、周辺には「らせん状に発達した雨雲」があります。

台風の進行方向の東側は雨雲が発達しやすいです。九州の西部・北部は台風の影響による大雨に注意が必要です。

熱帯低気圧の雨雲でも、先日鹿児島で1時間に120mm以上の猛烈な雨が降っています。台風はそれ以上になる恐れがあります。

■梅雨前線が活発化!大雨に警戒


現在、梅雨前線が北陸付近に停滞しています。梅雨前線の活動も活発になる予想で北陸・東北は大雨に警戒が必要です。

7月2日(日)から3日(月)にかけて、北陸と東北南部は大雨になりやすいです。

梅雨前線の雨は「短時間に激しく降る」特徴があるので、気が付くとあっという間に大雨になっていて、道路が冠水したり家が浸水したりします。

特に夜や深夜の場合、状況の変化に気づくのが遅くなるので、いつも以上に警戒が必要です。

■梅雨前線と2017台風3号 連続で大雨予想


梅雨前線で大雨が降ったあと、休む暇なく2017台風3号が上陸して大雨を降らす予想です。

梅雨前線が停滞している場所に、台風が連れてきた温かく湿った空気が流れ込むことになります。
台風から離れた場所であっても、いきなり予想外の雨雲が発生して豪雨になる予想も。

■7月2日(日)~3日(月)
北陸・東北
梅雨前線の影響で大雨

■7月3日(月)未明から明け方
沖縄・先島諸島
2017台風3号が接近・上陸

■7月4日(火)朝
九州北部
2017台風3号が接近・上陸

■7月4日(火)
西日本のあちこちで激しい雨が降る予想

■7月5日(水)午前
北陸や東北
2017台風3号が接近・上陸

■7月5日(水)
関東でも雨脚が強まる予想
 
 

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■2017年に発生した台風一覧


台風の呼名はあらかじめ140個まで決めてあり、毎年繰り返し使われています。呼び名をつけるのは、北西太平洋または南シナ海の「台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)」です。

2017年4月26日 台風1号 ムイファー(梅の花)
2017年6月11日 台風2号 マールボック(鳥の名前)
2017年7月2日 台風3号 ナンマドル(有名な遺跡の名前)

豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで


 
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。

「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。

「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。

「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。

「最盛期」は、勢力のピークです。

「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。

豆知識 台風の強さ


台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。

豆知識 昨年2016年の台風発生数


7月☓4
8月☓7
9月☓7
10月☓4
11月☓3
12月☓1

 
 

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