モンスターマザー高山かおるの現在、丸子実業を滅茶苦茶にしたその後とは

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現在ドラマの原作にもなっている長野県立丸子実業高校の高山裕太くんの自殺。ネタバレすると原因はモンスターマザー高山かおるにあったのですが当初、世間は騙されていました。

母親・高山かおるは、自殺の原因は学校でのイジメだと涙ながらに主張、対する学校側は家庭に原因があると反論しましたが、マスコミは学校がイジメを隠蔽してるとして学校をバッシング。

母親・高山かおるは人権派弁護士を味方につけ校長を殺人罪で告訴するとうう前代未聞の展開になりましが、裁判がすすむにつれ母親の正体がモンスターマザーだと明らかになっていきました。

福田ますみさんが本にもした長野県立丸子実業高校とモンスターマザー高山かおる。裁判のその後、現在どうしているのでしょうか。
 
 

 
 

■モンスターマザー高山かおるネタバレ(長野県立丸子実業高校 裕太くんの自殺)


■1回目の家出

自殺する半年前
2005年5月、母親・高山かおるが「出て行け死ね」と言い、裕太くんは家出しました。

母親・高山かおるは「自殺したのではないか」と警察に捜索願いを出し、学校関係者とバレー部員もともに捜索した結果、裕太くんは無事見つかりました。

母親・高山かおるは学校の対応に大変感謝します。

■2回目の家出でモンスターマザーに変身

2005年8月末
裕太くんが2回目の家出をすると母親・高山かおるは態度が豹変。モンスターマザーに変身します。

長野県立丸子実業高校職員に加え、地元の消防団も動員して市内を捜しましたが裕太くんが見つからず、母親・高山かおるは次第に攻撃的な命令口調に変わっていきました。

「先生、生徒、みんなで捜せ!原因は学校にある!」
「学校の責任なのだから生徒全員で探せ」
「東京中を探せ」
「ビラを4000枚用意しろ」
「担任はと寝ていないで外に見つかるまでいろ」
「家出で(自分が)欠勤した分を補償しろ」

そして9月5日
家出から6日後に裕太くんが発見されました。
しかし母親・高山かおるは先生たちに感謝することなく「担任交代、いや退職しろ!」「もう二度と家に来るな!」と罵声を浴びせました。
その後も、学校・教育委員会・PTA会長にもしつこく電話。絶叫しながら学校を一方的に批判しました。

一方、裕太くんは家出の原因を「お母さんが怖くて家に帰りたくなかった。遠いところへ行けば、お母さんに見つからないと思った」と先生たちに話しています。

■裕太くんを不登校にさせる

母親・高山かおるは、裕太くんが所属するバレー部でイジメや体罰を受けたと主張し、不登校にさせました。

しかしバレー部であったというイジメや体罰は、部活内のコミュニケーションのレベルの範囲内のものでした。

■イジメと体罰

バレー部2年生の山崎くんが、裕太くんがかすれ声でしか話せないのをものまねして遊んでいて、これがイジメだというのです。
また、1年生の練習態度を注意した時に、ハンガーで頭を叩いたのを体罰だと主張。

先生たちはバレー部員を集めて厳重注意しましたが、母親・高山かおるの攻撃の矛先はバレー部へ向けられました。

母親・高山かおるは山崎くんの自宅に毎日電話して
「人殺し!よくバレー続けてられるね。あなたの子供がいじめたから、うちの子は好きなバレーもできず、学校も行かれない。自殺も考えている。あなたたちのことを訴えますからね」

バレー部監督の自宅に電話して
「あなたのだんなのせいで、うちの子はもう口もきけない。おかしくなっちゃったんだよ。どうしてくれんの! 山崎をかばってうそ言って」

バレー部監督の長男14才にも
「あなたのお父さんのせいで私の息子は自殺しようとしている。もし死んだら、あなたのお父さんのせいだ。人殺し! お前ら、最低家族だな」

バレー部マネージャーの2年生部員には殴り書きのファックスで
「病気のゆうたをよってたかってみんなでいじめた!!子供の気持ち何も考えない学校、バレー部全員の積(ママ)任だ!!」
「私も子供も病気なのに口先であやまっても全部うそのこう動だ!! 丸子はくさっている ゆうたの人生をかえせ!!」

長野県立丸子実業高校バレー部監督・保護者・生徒たちに、電話・メール・faxなどあらゆる方法を駆使して脅迫・嫌がらせを繰り返し、完全にモンスターマザー。周囲から白い目で見られ孤立していきました。

脅迫・嫌がらせが原因で、バレー部監督は神経症を患い、山崎くんの母親は円形脱毛症になってしまうなど、みな精神を壊す寸前まで追い込まれました。

■いじめの証拠をねつ造

学校側は話し合いを持とうと何度も努力しましたが、母親・高山かおるは拒否。

むしろ、イジメの内容と監督や先生への恨み節を裕太くんに書かせて、証拠だと主張。

裕太くんにはそういった証拠のねつ造に加え、家事全般をやらされ、学校に行きたいのに行かせてくれないと、クラスメイトに伝えています。

■12月6日早朝 自殺

クラスメイトからの情報を得て、長野県立丸子実業高校は児童相談所と連携して裕太くんを母親と離すことを計画。

12月6日に母子と話し合いをして、裕太くんが登校してもらい保護するはずでした。

しかし12月6日当日、裕太くんは部屋で首を吊って自殺しました。母親の3カ月にわたる暴走に追い詰められての自殺です。

裕太くんは、母親・高山かおるが作った「クラスメイト、バレー部員、保護者など学校に対する中傷ビラ」を持たされたあと、自殺していました。

しかし母親・高山かおるは自殺の原因は、裕太くんが学校でかすれ声をものまねされ、笑いものにされるイジメを受けたからだとマスコミにも主張。「悲しみに暮れる遺族」を演じ、マスコミも彼女側の報道をします。
 
 

 
 

■モンスターマザーネタバレ 高山かおるの裁判


■人権弁護士が味方に校長を殺人罪で告訴

マスコミを味方につけた母親・高山かおるに、さらに強力な味方として現れたのが、人権派弁護士の高見澤昭治でした。

校長は会見で、自殺の原因は家庭にあるとコメントしたのですが、すると高山かおると高見澤弁護士はなんと校長を殺人罪で訴えました。

2006年1月
校長を殺人罪で告訴
2006年3月
長野県・校長・山崎くんとその両親を相手取り、1億円以上の損害賠償を求める民事訴訟

しかし学校側も黙っていません。
長野県立丸子実業高校バレー部の監督・保護者・部員たちは、イジメや体罰は事実無根だとして高山かおるを逆に訴えます。
校長も名誉毀損の裁判を起こしました。

実は自殺の4日前、話し合いが持たれ、裕太くんは明るい声で「5日から登校します」と先生に約束してる録音テープがあったのですが、高見澤弁護士は一度も聞かずに告訴してます。

■裁判の判決

2009年3月
裁判を進めるなかで、母親・高山かおるのモンスターマザーぶりが明らかになり、判決は高山かおるの全面敗訴となりました。

裁判所は、校長や学校側の言い分をほぼ全面的に認めました。

母親・高山かおる側に165万円の損害賠償の支払いを命じ、高見澤弁護士には新聞に謝罪広告を掲載することを命じました。

■モンスターマザー高山かおるの正体がやばい


■境界性人格障害の疑い

高山かおるは虚言癖があり、さらに、反論してくる人間には矛盾だらけの主張で徹底的に糾弾する性格でした。

2番目と3番目の旦那の証言によると、完全に人格の分裂した心の病気「境界性人格障害」の疑いがありました。ただ、高山かおるは精神科での受診を拒否したので、このことは限られた身内だけの話でした。

高山かおるは旦那にしょっちゅう「死んでやる」と叫んでいて、実の母親も「死にませんから」と話しています。弟は母親のことを気にしていないそぶりだったようですが、裕太くんは相当辛かったようです。

そんなモンスターマザー高山かおるは、旦那、長野県立丸子実業高校との間だけでなく、職場やママさんバレーのチームでも行く先々でトラブルを起こしていました。

■家出の原因も虚言

高山かおるは、裕太くんがお盆の頃「バレーが苦しい」と言ったので、「バレー部をやめるなら、学校もやめて死んで。携帯電話は置いていけ!」と叱ったら家出したと話していました。

しかし実際は、先生や同級生の証言から裕太くんはバレーを楽しんでいたことがわかっています。

高山かおるは電話・メール・FAXなどあらゆる手段を駆使して相手を恫喝し、存在しない事実を作り上げようとしました。

■虐待してた

高山かおるには裕太くんが幼い頃から育児放棄し、しょっちゅう「死ね」と罵倒し続けていました。

■3度の離婚歴

高山かおるは3度の離婚歴があり、裕太くんは最初の旦那との子供でした。

最初の家出をした時期は、高山かおるが再婚した旦那と離婚の民事訴訟をした時期でした。

■裕太くんの遺書に細工

裕太くんのポケットに残された遺書には「おかあさんが やだ から死にます」と書かれていました。

「やだので」は長野の方言で「嫌だから」を意味します。

しかし高山かおるはこの遺書に細工をして

「おかあさんが ねた から死にます」

と変えてマスコミに公開していたこともわかっています。

■モンスターマザー高山かおるのその後、現在は?


裁判のその後、福田ますみさんが取材を申し込むと

「裁判は真実が通らないんですよ。大多数で決まるんです。バックに県や県教委がいて圧力をかけてくる。警察官もグルですよ」

と言ったあと「書かないでください!」「警察呼びますよ!」と追い返されたそうです。「警察官もグル」と主張したあと、その警察を呼ぶという矛盾・・・

高山かおるは裁判所から命じられたにもかかわらず、その後も現在も損害賠償金を1円も支払っていません。

高見澤弁護士は損害賠償金を支払っていますが、新聞に謝罪広告を掲載する件については「判決が間違っている」現在も掲載していません。

高山かおるの現在の様子はどうかというと、2013年時点には、高山かおるはまだ当時の同じ自宅に住んでいました。しかしインターフォンを押しても顔を出すことはほとんどない様子。

■福田ますみの本のおかげでモンスターマザーが明らかに


福田ますみの本のおかげでモンスターマザー高山かおるの実態が明らかになりました。

高山かおるは裕太くんの殺の原因は、バレー部内のイジメや体罰だと主張。長野県立丸子実業高校側はそれを隠そうとする事なかれ主義であるとマスコミは批判しました。

しかし本当の原因は、母親・高山かおるの正体がモンスターマザーで、母親の抑圧で裕太くんが自殺に追い込まれたこと。そして人権派をうたう高見澤弁護士のずさんな仕事ぶりでした。

裁判所の判決で長野県立丸子実業高校側は全面勝訴しましたが、イジメをでっちあげられ罵倒され、生徒・先生・保護者など学校関係者が負ったこころの傷は大きすぎます。生徒たちは高校時代の青春も戻ってきません。

そしてなにより、裕太くんは戻ってきません。
 
 
 

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