小島一朗は発達障害で父親に言い訳ばかり。母親は焦燥…新幹線無差別殺傷事件の犯人がヤバイ

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新幹線無差別殺傷事件の犯人・小島一朗(22才)は、「のぞみ265号」の車内でとつぜん通り魔となり、男性1人を殺し、女性2人に怪我を負わせた凶悪犯。

小島一朗は発達障害の病気だと診断された中学時代からおかしくなり、父親に言い訳ばかりを繰り返し、中学を卒業後は父親から離れて暮らし、ついには甘やかしてくれる祖母の養子となりました。

小島一朗が新幹線無差別殺傷事件を起こすと、父親はもう息子を「一朗くん」とまるで他人扱いし、母親も焦燥しきっています。
  
 

 
 

■小島一朗は【新幹線無差別殺傷事件】の犯人 動機がヤバイ



名前:小島一朗
(母親がイチローのファンだった)
生年月日:1995年の12月
年齢:22才

2018年6月9日よる9時45分頃、東海道新幹線東京発新大阪行き「のぞみ265号」12号車。

小島一朗は突然ナタと果物ナイフで、隣の席の女性2人を襲い、助けに入った梅田耕太郎さん(38才)を殺しました。

通路が血まみれ。キャーという悲鳴があがり、逃げた人達が連結部分でドミノ倒しでパニック状態。小島一朗の隣に座っていた女性は頭に怪我を負い、通路を挟んでいた女性は肩を怪我しました。

勇敢に1人で犯人に立ち向かうも殺された梅田耕太郎さんは、結婚して嫁がいました。旅行好きの夫婦で梅田さんが旅行プランを作ったり、家事にも積極的で嫁が忙しいときは食事を作ったりする、素晴らしい旦那でした。

■動機がヤバイ

小島一朗の動機は「誰でもいいから殺そうと思った」「隣にいる人からやろうと思った」「無期懲役を狙った」という自分勝手なもの。
 
小島一朗の部屋にあったノートには、自分の暴力性がいけないことだとわかってる一方で、自分の思う正義を優先すると綴られていました。

■小島一朗 死刑を望む声多数


東海道新幹線のぞみの車内で、助けに入った男性1人を殺し、女性2人に軽傷を負わせた犯人、卑劣で自分勝手な小島一朗には死刑を求める声が多いです。

しかし小島一朗は発達障害の診断もあったので、精神鑑定が行われました。

そして4カ月間の鑑定留置の結果、刑事責任能力を問えると判断され、11月19日に殺人や殺人未遂の罪で起訴されました。

裁判の行方、死刑判決が下るのか?注目されています。裁判で小島一朗がどんな言い訳をするのかも報じられるでしょう。

小島一朗は「出所したらまたやる」と言ってるので、死刑にしないとまた誰かが殺されます。
 
 

 
 
 

■小島一朗の父親と母親の職業


父親の年齢は52才。近所ではいつも笑顔で知られ、職業は自動車関連の会社に勤務。その前は喫茶店など転職を繰り返していました。

母親の職業はNPO施設の団体職員で、共産党の候補として市議会議員選挙に出馬経験があります。

■小島一朗の生い立ち 父親・母親の関係


小島一朗は幼い頃、人の言うことを言葉通りにしか理解できず、5才で発達障害の疑いを指摘されています。

一方で、父親の言うことをきかず、手を上げられることもありました。

■生い立ち:中学時代

中学時代は剣道部に所属。成績が悪い教科を頑張るよう父親に言われると「〇〇君のほうが悪い」「僕はビリじゃない」と言い訳を繰り返し、素直に頑張ることはありませんでした。

中学2年生で剣道1級に昇進後、部活をやめたいと父親に頼むが3年まで続けるよう言われると、部活に遅刻するようになって最後には「練習の日を誰も教えてくれない」と言い訳して部活に行かなくなったのでした。

中学3年生になると「授業がわからない、友達がいない」と言い訳して不登校に。両親とうまくいかず、友人もいないまま、卒業式も欠席しました。

小島一朗は自身の非を認めず、言い訳をする癖が見についていました。

■生い立ち:高校時代

高校は定時制高校に進学し、卒業後は職業訓練校に入学。その合計4年間、小島一朗は自宅ではなく母親が勤務する自立支援施設で暮らしました。なので自宅に住む父親とは疎遠になってしまいます。

自立支援施設では母親が一生懸命フォローしていたこともありトラブルゼロ。高校の成績もオール5と優秀で、本来4年間のところ3年間で卒業したほど。

■生い立ち:就職

小島一朗は職業訓練校を卒業後、2015年4月から機械のメンテナンス会社に就職し、8月には地元・愛知県から遠く愛媛県に配属されましたが、仕事は同期に教えるくらいデキルほうで順調でした。

9月の法事で久しぶりに父親に会ったときは、給料で服や時計を買ったと満足気で、お小遣いをあげると父親に素直にありがとうと言えるくらい良好な関係になっていました。

■生い立ち:会社をやめてしまう

ところが小島一朗は2016年2月、入社から1年未満の11か月で会社を辞めてしまいます。

地元・愛知県一宮市に戻ってきてアパートで1人暮らしを始めるも、半年後で貯金を使い切り、ガスも電気も止められます。父親には「寝る場所と食事があればいい」と話すようになります。

■小島一朗 祖母の養子になり、何度も家出


2016年10月頃から小島一朗は、大好きな祖母と養子縁組して愛知県岡崎市の家で、伯父夫婦・祖母・小島一朗の4人で暮らします。

そして、ひきこもりがちになり、うまくいかなくなると家出を繰り返すようになりました。

将来どうしたいのか伯父が聞くと

「俺は死ぬんだ」「生きる価値はない」と、死にたいと答える一方で

「人を殺して刑務所に行く」「働かなくても生きていけるところ、それが刑務所だ」とも答えました。

嫌なことから逃げるための言い訳ばかり。

■4度目となる最後の家出

2017年11月から、小島一朗は岡崎市内の就労支援施設で働き始めました。

しかし翌月12月20日には「仕事を辞めたい」「ホームレスになりたい」と言い出し、翌日21日には会社からも家からも姿を消し、また家出。

これが最後の家出となりました。
 
 

 
 

■小島一朗 事件後の父親と母親

■事件後の父親

父親は、小島一朗が15才で家を出てから親子関係が途絶してる状態。しかも息子は嫁の母親(祖母)と養子縁組をしたので父親の苗字ではなくなっています。

だからなのかテレビのインタビューで息子のことを「一朗くん」と呼ぶなど無関心な様子がネットで批判されました。

小島一朗は警察に、虐待された、食事を与えられなかった、鳥小屋に住まわされたなど父親への恨みを言い訳に話してることも、父親が他人行儀になった理由でしょう。母親もこの供述を知って「母親を放棄したい」と言ってるほど。

■事件後の母親

母親はもう「私は生きていてもいいのでしょうか」と憔悴しています。

■事件後の■姉

姉は、弟は自立支援施設にいたときがいちばん幸せだったと言っています。

■事件後の祖母(82才)

祖母は、小島一朗が家出するときは年金を下ろせるキャッシュカードを渡したほど溺愛していて「私には一朗のことしかない。82歳だから、一朗が帰ってくるまで生きなくちゃ。人生100年だと思ってるよ」

■小島一朗 家族との面会拒否

6月14日と15日、父親・母親・祖母の3人は面会に行きましたが、小島一朗は家族との面会を拒否。

面会室の扉が開いて父親と目があった瞬間、扉をしめてしまったのです。差し入れの下着や、現金3万円の受け取りも拒否しました。

孫が可愛い祖母は、面会拒否は良心の表れだと思っています。

■小島一朗 発達障害だった

小島一朗は幼い頃、人の言うことを言葉通りにしか理解できず、5才で発達障害の疑いを指摘されています。

中学生になると発達障害の一種「アスペルガー症候群」だと診断され、

「俺は障がい者なんだ。障がい者手帳を取得して就職するんだ」
「俺には権利がある、障がい者枠で働くんだ」

こうやって権利は主張するが、義務を果たさない。

ドラマ【回帰】ネタバレ。今野敏の原作小説の犯人と結末に衝撃!国際テロに内藤剛志が挑む

今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」が12月14日(金)にテレビ東京で放送されるので、キャストとあらすじ・予告動画、原作小説を読んだので犯人と結末をネタバレします。

「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」の原作は、今野敏さんによる樋口顕シリーズ。内藤剛志さん主演の2年ぶりテレビドラマ化です。

大学付近で爆破事件が発生。爆発物から国際テロとみられるなか、元刑事でテログループに入ったと噂のある因幡芳治(尾美としのり)に犯人の疑いが浮上。果たして犯人は警察元同僚の因幡なのか?結末は?

キャスト・あらすじ、原作小説を読んで犯人と結末をネタバレするので、ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」に興味のある人参考になればと思います。
 
 

 
 

●今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」キャスト


■「回帰」キャスト


■転落死事件

● 隅田川に転落死:坂本祐介(佐藤幾優)
 食品輸入会社経営、

■大学付近で車の爆破事件

● 樋口の娘・照美(逢沢りな)
 巻き込まれ軽傷を負う
● レストランシェフ市川雄作(志賀廣太郎)
 食材の中から爆破の証拠を見つける。

■犯人?

● 因幡芳治(尾美としのり)
国際テロ組織のメンバーという噂もある元刑事

■イラン大使館に勤務

● 牧田詠子(黒谷 友香)
中東情勢のスペシャリスト

■警視庁刑事部捜査一課 強行犯第3係

● 樋口顕(内藤剛志)
● 管理官:天童隆一(榎木孝明)
● 藤本由美(片山萌美)

■公安部

● 管理官:梅田正之(嶋田久作)
 捜査の主導権を握ろうとする
● 柳瀬泰彦(宇梶剛士)
 因幡を疑い樋口と意見が対立する

■生活安全部少年事件課

● 氏家譲(佐野史郎)

●今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」あらすじ


隅田川に転落死した坂本祐介(佐藤幾優)の遺体が発見され、強行犯係の樋口顕(内藤剛志)は現場に向かう。

藤本由美(片山萌美)によると、数日前、坂本が経営する食品輸入会社へ、肉に粘土状の欠片が挟まっていたというクレームがフレンチレストランから入っていた。

同じ頃、大学付近で車の爆破事件が発生。
樋口の娘・照美(逢沢りな)も巻き込まれ軽傷を負う。

国際テロとみた公安部の梅田正之(嶋田久作)と柳瀬泰彦(宇梶剛士)は刑事部と合同捜査を主張。
天童管理官(榎木孝明)は受け入れるが捜査員の間には微妙な空気が…。

そんな折、樋口は生活安全部の氏家譲(佐野史郎)から元同僚の因幡芳治(尾美としのり)が会いたがっていることを聞く。
国際テロ組織に入った噂もある因幡が何の目的で?

やがて爆破で軍用爆薬が使用されたことが判明。
テロ組織も事件の関与を発表し、国際テロの可能性が高まる中、樋口は坂本の死と爆破事件を繋ぐある証拠をつかむ。

あらすじ引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/higuchiakira_kaiki/

 
 

 
 

●今野敏ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」原作小説読んで犯人と結末ネタバレ


ドラマ「回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」の今野敏さんによる原作小説を読んだので、犯人と結末ネタバレに迫ります。

※ドラマに登場する牧田詠子(黒谷 友香)はイラン日本大使館で働く中東情勢のスペシャリストですが、原作小説では大学図書館勤務となっています。

■テロ発生

四谷の大学近くで車が爆発事件発生して、大学の警備員と爆発した車の脇をすり抜けようとした車の運転手の2人が死亡した。ここは樋口の出身大学だった。

爆発前に中東系の若い男を見たという目撃情報あり。防犯カメラの映像はも映っていた。

爆発の原因は、軍用の粘土状C4爆薬。やはり国際テロか?犯行声明はまだないがテロと断定する。日本版CIAで秘密主義の公安部が刑事部と合同捜査となる。

■元同僚の因幡芳治(尾美としのり)

同じ頃、10年前に警察を辞めた因幡から、天童に「テロを防ぎたいから協力してほしい」と電話が。因幡は海外を放浪したのち中東の歌劇な国際テロ組織に入ったと噂があるので、公安に知られたら因幡は拘束されてしまうだろう。

因幡が警察をやめた理由は、幼女の誘拐殺人事件だった。
ほぼ犯人で間違いないが物的証拠不十分という段階で因幡が先走ってしまった。厳しい追及をしたら暴力による自白の強要とされ、犯人は無罪放免。刑事や検察もみな犯人で間違いないと思っていたが、因幡はその責任をとって辞職したのだ。

■中東系の若い男シファーズ

目撃情報から中東系の若い男は、旅行者として来日したあと不法就労しているパキスタン人、名前はムハンマド・シファーズ・サイード(26才)だと判明。身柄を拘束して取り調べを行う。

シファーズは中古販売店「シンヨー自動車販売」で働いていて、午後はずっと店にいたと目撃証言と異なる供述をした。公安SSBCが分析した防犯カメラの画像を見せてもシファーズは「似ているが私じゃない、おそらくバングラディシュ人だ」と否定した。嘘を言ってるようには見えない。

中東系は日本人から見たら人相の区別も難しい。「シンヨー自動車販売」の社長と従業員からもシファーズが午後店にいたとアリバイがとれた。
 
 

 
 

■2人目の目撃者・牧田詠子

2人目の目撃者が現れた。名前は牧田詠子(35才)。爆発現場近くの大学出身で、半年前から大学図書館で働いている。

牧田詠子がシファーズを見ると、現場で目撃した人物とは似ているが違うと証言した。牧田詠子はボランティアでバングラデシュに滞在したことがあるから見分けがつくのだ。

このままシファーズを拘束したら人権問題になりかねない心配もある。

公安は用心深が、刑事部はシファーズを釈放し、監視をつけることにした。

大学付近で目撃された中東系の若い男は、バングラディシュ人の加羅夢だと判明し、警察は拘束する。

一方で、牧田詠子とシファーズはテロ組織の仲間同士である疑いが浮上する。

■因幡がテロの犯人?

因幡は、テロ組織ヒスボラを援助しているイラン情報省VEVAKのエージェントだった。

これにより樋口は因幡がテロ首謀者だと疑うようになり、公安部も因幡を監視する。因幡が来日した途端に爆発事件が起きた=牧田詠子とシファーズが活動を始めたからだ。

そんななか因幡から樋口のケータイに呼びだし。待ち合わせ場所には因幡がタクシーに乗って現れ、タクシーを降りるとレンタカーを借りて乗り換えた。

■牧田詠子の正体ネタバレ

大学構内で牧田詠子の身柄が拘束された。

で牧田詠子はイラン情報省VEVAKの名前を聞くと自供を始めた。保護を条件に『聖戦のための国際戦線』と関わりがあると認めた。

牧田詠子はの正体はイラン情報省VEVAKに雇われたエージェントであり、因幡がパキスタンで出会った彼女をエージェントにスカウトしていた。

その後スパイとしてシファーズたちのテロ組織に潜入し、テロの後方支援としてスリーパーになっていた。

■因幡の正体ネタバレ

因幡が日本を出た理由は、幼女の誘拐殺人事件で警察官として正義を行ったつもりが違法だとされ、司法に失望して日本にいたくなかったから。

東南アジア、南アジア、中東、トルコからバルカン半島、ヨーロッパを横断してスペインからモロッコ 危険な場所ばかりを回った。自暴自棄で死んでもいいと思っていた。そんななかテロと戦う道を選んだ。

因幡の正体はイラン情報省VEVAKに雇われたエージェントで、目的はテロを未然に防ぐこと。

VEVAKは、イスラエルに敵対するテロ組織ヒスボラを援助しているのでアメリカからは経済制裁の対象である。しかし中東やアフガニスタンの状況は部族間争い、シーア派vsスンニ派、など複雑なのだ。

ヒスボラを援助しているからアメリカの経済制裁の対象なので、アメリカの敵に日本の警察は協力しない。因幡と牧田詠子がVEVAKのエージェントだと知れば公安は身柄を拘束しようとするから、身分を隠していた。

日本に戻る気がなかった因幡が日本にきた理由は、日本人だからだ。日本国内のテロは許せないから。
 
 

 
 

■加羅夢に罪を着せようとした理由

大学付近で目撃されたバングラディシュ人の加羅夢は、自分そっくりな男(パキスタン人のシファーズ)がいるとツイッターでつぶやいていた。

その投稿を牧田詠子を偶然知ったことで、シファーズが動きだした。

シファーズが動き出すためにそっくりさんの加羅夢を利用したのだ。

牧田詠子は防犯カメラに映った人物をシファーズではなく加羅夢だと証言して、捜査を混乱させた。加羅夢がいたのは嘘ではなく、ネットで接触して事件当日に図書館に呼び出していた。警察が不用意にシファーズに接近して逃げられるのを防ぐためだった。

■結末ネタバレ 真犯人シファーズを逮捕

因幡は車をずっと運転をつづける。すると天童から、シファーズが公安の監視を振り切って姿を消したと連絡が入る。

すると牧田詠子が、テロの目標はおそらく靖国神社だと供述した。因幡はこれを待っていた。

因幡が樋口を乗せて車を運転して靖国神社へ。公安の柳瀬と佐藤も追跡する。

因幡は公安の柳瀬に「シファーズを見つけ次第撃て。警察に気付いたら爆弾を爆破させるかもしれない」と言うが、それは日本の警察のやり方ではないと断る。参拝客に流れ弾があたる可能性もある。

天童からも、応援のSIT到着までシファーズを見つけても手だしするなと命令が下る。

しかし因幡は「ここは戦場と同じ。指示は待てない」と反対する。応援が来てからでは手遅れで、シファーズは気付いて逮捕される前に自爆すると。

そこにシファーズが前方20mに現れる。樋口は悩んだあげく因幡に賛成。因幡がシファーズに近づき顎を殴り、樋口が手錠をかけ、因幡が頸動脈をしめて眠らせることに成功した。

そのとき応援のSITが到着。バックパックの爆弾を爆発処理車両のタンクに入れて、持っていった。その混乱のなか、因幡を姿を消した。

■結末ネタバレ エピローグ

因幡に逃げられて重い足取りの樋口が指揮本部に帰ると、管理官の席に座っていたのは天童ではなく因幡。

梅田管理官は諜報機関に慣れてるから満足な様子で、塩崎刑事にとっては別世界なのでキツネにつままれた表情だった。

牧田詠子は、因幡がテロ対策に必要な中東の情報を公安部に提供する条件と引きかえに、解放された。

犯人シファーズは現行犯逮捕され、無実の加羅夢は釈放。

犯行当日、シファーズが店にいたと嘘の証言をした「シンヨー自動車販売」の経営者や従業員は全員逮捕された。

因幡は日本の警察の雰囲気を懐かしんでるが、それは一瞬の回帰。樋口はテロリストだと疑ったことを因幡に謝った。

■終わり。以上、回帰の結末・犯人ネタバレでした。

 
 



【ディアトロフ峠事件の真相ネタバレ集】カルマン渦でパニック!イエティが舌を食べた?

「ディアトロフ峠事件」とは、1950年代旧ソビエト連邦下のウラル山脈で、男女9人が謎の怪死を遂げた遭難事件で様々な真相ネタバレがされています。

捜索隊が発見したとき、学生たちはすでに全員死亡。マイナス30度の極寒なのに防寒着を着ておらず、靴も履いていない。うち6人は凍死でしたが、残り3人は頭蓋骨陥没など激しい損傷があり、女性1人はなんと舌がなくなっていました。写真に写っていた謎の光や、放射能まで検出され謎は深まるばかり。

真相ネタバレは諸説あり、雪崩に殺された、原住民に殺された、イエティに殺された・・・放射能は軍のしわざだとも。さらに最近になって出版された本では、大気物理学のカルマン渦が真実だという説まで。

世界で映画化やゲーム化もされたディアトロフ峠事件の真相ネタバレに迫ります。

■【ディアトロフ峠事件】とは


1959年1月ソビエト時代

ウラル工科大学の学生9人(男7人・女2人)は全員、長距離スキーや登山の経験者でトレッキング第二級の資格あり。指導者になるために必要な第三級の資格を得るため、合計100キロを14日間で回る過酷な登山旅行に出かけました。

しかし出発から数週間後、折り返し地点の手前10キロ、ウラル山脈を超えようとして遭難。場所はロシア西部のウラル山脈、未開の原生林が広がる極寒の山奥。

遭難後、捜索隊によって全員が異常な姿の死体が発見されました。登山グループのリーダー学生がイーゴリ・ディアトロフ23才だったことから、のちにこの事件は「ディアトロフ峠事件」と呼ばれ、のちに映画化もされています。

※映画は2013年に公開。ドキュメンタリータッチ作品ですが、実話にフィクションを被せて最後はホラーコメディになってます。

■9人の変死体

6人は、気温マイナス30度という極寒なのにほとんど裸で、死因は低体温症。防寒着やブーツはテントのの中に置き去りのまま。

近くの森に見つかった2人は下着姿で、何かから逃げて木を登った形跡がありました。山の斜面で見つかった他の遺体も、逃げるような姿勢で倒れ手には争ったような形跡が。

残る3人はキャンプから1.5km離れた森の奥の渓谷の、身を隠すようにかかんだ姿勢で雪に埋もれて発見。さらにこの3人は激しい損傷ダメージを受けて頭蓋骨や肋骨を砕かれ、内臓も損傷、目玉がない者もいました。恐ろしいのは、女性リュドミラ・ドゥビニナ20歳は舌がなくなっていたことです。

■何から逃げた?放射能も

9人全員が何らかの理由でテントから飛び出して、気温マイナス30度の、月明りもない暗闇に逃げ出したということ。

謎は他にも。テントは内側からナイフで切られ、さらに遺体の衣服からは異常な濃度の放射能も検出されています。

■真相は「正体不明の抗い難い力」?

謎だらけのこの事件について真相を巡り様々な説が飛び交いました。

・原住民が犯人説
・軍が関与した放射能説
・謎のオレンジ色の光
などなど・・・

しかし当時のソ連は、「ディアトロフ峠事件」の捜査は僅か4週間で打ち切り、真相は「正体不明の抗い難い力によって死亡」と処理しました。

まさに真相は闇の中へ・・・ですが最近になって本で大気物理学のカルマン渦が真相という説も浮上しています。

そこで諸説ある真相についてネタバレしていきます。
 
 

 
 

■【ディアトロフ峠事件】真相説1 雪崩で死んだ?


就寝中、とつぜん雪崩が起きたので、防寒着を着る暇もなく慌ててテントから飛び出したという説です。

しかし、遺体にあった損傷は雪崩が原因とはとても思えません。

■【ディアトロフ峠事件】真相説2 原住民に殺された?


ウラル山脈には500年頃から「マシン族」という先住民が暮らしています。彼らは閉鎖的で縄張り意識が強く、よそ者の侵入を好まないので襲ったという説ですが、これはまったくの事実無根。

ソ連の秘密警察KGBに殺人容疑をかけられ大勢が逮捕され、無実の罪で拷問されましたが、殺人の証拠は見つからず。

マシン族が学生たちと接触があったのは事実で、死んだ学生の日記にも「マンシ族とモメた」と記載があったのですが、マシン族はむしろ「死の山に恐ろしい何かがいる」「ここから先には決して立ち入るな」と警告していたのです。

■【ディアトロフ峠事件】真相説3 イエティに殺された?


イエティとはロシア全土で目撃される怪物の総称で、

日本では「雪男」
北米では「サスクワッチ」
スマトラでは「オラン・ペンデク」
シベリアでは「カクシャ」
コーカサス山脈では「アルマスティ」
マンシ族のウラル山脈では「メンク」
と呼ばれています。

1970年代から5000件以上の目撃証言があり、ロシアではニュースでも報道されるほどで、巨大が足跡が各地で見つかっています。
 

■イエティとはどんな生物?

イエティは、身長2m半、足のサイズ40cm以上、手には10cmの鍵爪、歯はカミソリのように鋭く、直立歩行で、走ると時速70kmというスピード。

その怪力で熊をも2つに引き裂き、好物は肉の柔らかい部分。シカを殺すことが多く、首をへし折り、その内臓や舌を食べます。舌といえば、「ディアトロフ峠事件」犠牲者の1人が舌がなくなっていた・・・

またイエティは、人間が吹くとは違う「ヒュー」という奇妙な口笛を吹くのが特徴。マンシ族は「ディアトロフ峠事件」当日も口笛が聞こえてきたといいます。

■学生のメモ「雪男は存在する」

イエティについて、アメリカの探検家の調査によって公になった真実が。

事件以来50年以上機密とされ国家公文書館に保管されていた捜査資料に、驚くべき写真が。

テントの写真に、人間以上の巨大な足跡が、親指の輪郭まではっきり映っていたのです。

さらに、学生が残したメモに「雪男は存在する」と書かれていたのです。

■真相はイエティに殺された?

学生たちはイエティの縄張りに入ってしまい、怒ったイエティに襲われて、全員パニックになるテントから逃げ出したのかもしれません。

体に激しい損傷を受けたのはイエティから攻撃されたから。しかし舌がなくなってるのが女性1人だけというのは、不可解でもあります。どうせなら全員の舌を食べてもよかったのに。
 
 

 
 

■【ディアトロフ峠事件】真相説4 放射能は軍のしわざ?


ディアトロフ峠事件には実は生存者がいました。もともと10人で出発したのですが、1人だけ急病を患い途中で引き返したので、9人となったのです。

唯一の生存者ユーリ・ユージンは2013年76歳で死去しましたが、生前に奇妙な証言をのこしています。

捜索隊に頼まれて遺品を確認すると、なぜか軍用のブーツカバーがあったと。それはロシア語でオドモッカと呼ばれる、1950年代ソ連軍とKGBに支給されていた代物。

ということは、捜索隊が到着する前に、ソ連軍が事件現場にいた?

■放射能は軍のしわざ?

「ディアトロフ峠事件」現場の周辺は、実はソ連の放射能研究の極秘拠点でした。

事件当時1940年代から、現場から80km離れた街マヤークの核施設では、1949~1956年にかけて放射能物質の垂れ流しもあったのです。

事件当日、初の2弾ロケットのミサイル実験が行われ、空に向かってを撃ち、発射による衝撃を調べる計画がありました。

しかしおそらくミサイルは軌道を外れてしまい、学生らのキャンプに近い山の斜面を直撃。だから衣服から放射能が検出されたという真相説です。

■逃げ出した理由はミサイル?

学生たちが最後に撮影した写真には、謎のオレンジ色の光源が映っていました。

これはミサイルの空中爆発であり、その衝撃波でびっくりして目が覚め、まぶしい光で一時的に目が見えなくなり、恐怖で森へ逃げ出したのかもしれません。

■殺した犯人は・・・

イエティも同じくこのオレンジ色の光源に怯え、学生たちを襲ったとも思われます。

もしくは、無人だったはずの未開の森にいたことで軍の秘密実験を目撃してしまったことで、ソ連軍から拷問を受けて死んだとも考えられます。つまり、体に受けた激しい損傷は軍によるもの。

■【ディアトロフ峠事件】真相説5 大気物理学のカルマン渦が真実?


最後に紹介するのは、2018年発売の本「死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相」のなかで明かされた真相です。

大気物理学の「カルマン渦列」という気象現象により、超低周波音が発生したことが、原因だという説です。

■大気物理学カルマン渦列とは?

ディアトロフ峠のある山の形状は、左右対称でドーム形の障害物となる、カルマン渦が発生するための理想的な条件が整っていました。

風が山(障害物)にぶつかると、「カルマン渦」を発生します。

「カルマン渦」によって、超低周波音が発生。さらにその超低周波音が原因で危険な竜巻が発生し、貨物列車のような轟音に包まれます。超低周波音は人間の胸腔も振動させます。

恐ろしい轟音と超低周波音によってパニックに陥った9人は、着の身着のままテントから外に逃げ出します。

しかし外は月もない暗闇。テントに戻ることができず山の中をさまよううちに凍死してしまった・・・
 

■大気物理学のカルマン渦が真実?

着の身着のままテントから外に逃げ出した説明にはなりますが、舌がなかったり、体に大きな損傷を受けた説明にはなりません。動物にやられたのか?やはりイエティにやられたのか?

結局、真相ネタバレはしきれないというのが真実かも。

自然の猛威の前では人間は無力だということだけはわかりましたが。