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「高山祭」は岐阜県の高山市で毎年春と秋に開催されるお祭りです。
日枝神社の春の山王祭、櫻山八幡宮の秋の八幡祭、
このふたつの総称が「高山祭」です。
「高山祭」の起源は16世紀後半から17世紀だといわれていますので
何百年も昔から続いている歴史ある伝統のお祭りで、
毎年同じ日程で開催され、人気で混雑しています。
「高山祭」は、「京都の祇園祭」「埼玉の秩父夜祭」と並ぶ
「日本三大曳山祭」「日本三大美祭」のひとつです。
さらに、春の高山祭の屋台は「重要有形民俗文化財」であり
屋台行事そのものは「重要無形民俗文化財」でもあります。
有形と無形で両方指定されているので、日本で5例しかありません。
「春の高山祭」は、旧高山城の城下町南半分の氏神様、
日枝神社「山王様」を祀るお祭りです。
日程と混雑状況、駐車場、見どころのからくり屋台と夜祭などご紹介します。
目次
春の高山祭【2018年】日程と混雑状況について
●日程
春の高山祭は、毎年4月14~15日の2日間で開催されますので
今年の日程は
・2018年4月14日(土)・15日(日)
となります。
ちなみに秋の高山祭は毎年10月9日~10日の2日間です。
曜日に関係なく毎年同じ日にちで開催されるので
土日に絡む場合もありますが、2018年については土日となりました。混雑しそうですね。
●日程スケジュール表
日付 | 行事 | 時間 |
4月14日 | 御巡幸(祭行列) | 昼1時に日枝神社~夕方4時お旅所 |
4月14日 | 屋台曳き揃え | あさ9時半~夕方4時 |
4月14日 | からくり奉納 | 1日2回 午前11時頃・午後3時頃(お旅所前) |
4月14日 | 夜祭 | よる6時西町~ |
4月15日 | 御巡幸(祭行列) | 昼12時半お旅所~午後4時頃日枝神社 |
4月15日 | 屋台曳き揃え | あさ9時半~夕方4時 |
4月15日 | からくり奉納 | 1日2回 午前10時頃・午後2時頃(お旅所前) |
●混雑状況
春の高山祭が開催されるのは2日間のみで、
夜祭は初日限りなので、大変混雑します。
↓こちらの動画で混雑状況の参考にすることができます。
↓こちらは夜祭の混雑状況参考動画です。
春の高山祭 見どころ(祭行列・屋台・からくり奉納・夜祭)
「春の高山祭」が開催される場所は、安川通りの南にある上町です。
12台の屋台が登場して、そのうち3台は「からくり奉納」を行い
豪華絢爛な屋台、からくり人形、幻想的な夜の祭りとなります。
屋台行事のほかには、伝統芸能も披露されます。
1.巡幸「祭行列」
獅子舞、闘鶏楽、伝統衣装「裃(かみしも)」をまとった
数百名による大行列が街を一巡します。
2.屋台の曳き揃え(ひきぞろえ)
重要有形民俗文化財に指定された豪華絢爛な屋台12台が勢揃い。
屋台12台一覧
・上一之町
・神楽台(かぐらだい)
・麒麟台(きりんだい)
・三番叟(さんばそう)※からくり有り。子供が翁に変身する。
・上二之町
・鳳凰台(ほうおうだい)
・五台山(ごたいさん)
・上二之町・神明町
・石橋台(しゃっきょうたい)※からくり有り。美女が獅子に変身する。
・上三之町
・恵比須台(えびすだい)
・片原町
・崑崗台(こんこうたい)
本町1丁目
・琴高台(きんこうたい)
上川原町
・大国台(だいこくたい)
川原町
・青龍台(せいりゅうたい)
・龍神台(りゅうじんたい)※からくり有り。子供が持つ壺から龍神が現れる
3.からくり奉納
からくり人形のついた屋台「三番叟・龍神台・石橋台」の3台による
からくり奉納。
人が綱でからくり人形を操って、まるで生きているような動きで観客を魅了します。
熟練された高度な人の技術によるものです。
4.夜祭
14日の夜は、夜祭が行われ、昼間とは違った幻想的な風景が広がります。
屋台には提灯100コが灯され、真っ暗の町並みと提灯の光のコントラストを
美しく描きながら、街をゆっくり一巡します。
春の高山祭へのアクセス 「駐車場と最寄り駅」
「春の高山祭」のアクセス情報です。
開催地: 岐阜県高山市城山156 日枝神社周辺
電話 :0577-32-3333 高山市観光課
最寄り駅:JR高山駅から徒歩15分
駐車場:1500台(市営・公営・民営) ※状況に応じて臨時駐車時用を開設されます。
市営駐車場の問い合わせはTEL0577-35-5530
↓こちらは、周辺の駐車場マップです。
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