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ボクシングの世界タイトルマッチ。2015年4月に三階級制覇の偉業を成し遂げた井岡一翔選手が、WBAフライ級の初防衛戦に挑みます。対戦相手となるのはWBAで同級12位のロベルト・ドミンゴ・ソーサ選手。
TV放送は2015年9月27日(日)19時00分~21時00分の2時間。場所はエディオンアリーナ大阪 (大阪府立体育館)にて行われます。また、もうひとつの世界戦も見逃せない内容となっており、こちらは高山勝成VS原隆二」という日本人同士の対決。
井岡一翔 防衛戦のTV放送は9月27日ソーサと対戦!
2009年4月12日のプロデビュー戦でンタイレック・ポーウォラシン選手に3RでTKO勝ちした井岡一翔(いおかかずと)選手は現在26才。
・2010年10月10日、第33代日本ライトフライ級王者(防衛ゼロ。返上)
・2011年2月11日、第13代WBC世界ミニマム級王者(防衛3度。返上)
・2012年6月20日、第21代WBA世界ミニマム級王者(防衛ゼロ。返上)
・2012年12月31日、第27代WBA世界ライトフライ級王者(防衛3度。返上)
・2015年4月22日、第75代WBA世界フライ級王者(防衛ゼロ)
という、輝かしい戦績で、史上最速で世界ミニマム級・世界ライトフライ級・世界フライ級の3階級を制覇した、日本人としてはこれまた史上初のWBAとWBCの統一王者です。
対戦相手のロベルトドミンゴソーサ選手は、アルゼンチンの選手。
2015年4月22日に井岡一翔選手がWBA世界フライ級タイトルマッチで破った前王者ファン・カルロス・レベコ選手サイドからの刺客となります。世界ランキングは12位、29戦26勝(14KO)2敗1分という戦績。ネットでの前評判では井岡一翔が勝つという声が多いです。
井岡一翔選手は新居の豪邸に引っ越したばかり 一翔記念館も!
愛車がランボルギーニであるなど年収が8000万円とも言われている、大金持ちのボクサーとしても知られている井岡一翔選手ですが、2週間ほど前に大阪の堺市に購入した豪邸に引っ越したばかりだといいます。
井岡一翔選手の寝室にはなんと金箔が壁に貼られているといい、これはあの豊臣秀吉の茶室をイメージしたんだとか。天下人を表現したのでしょうか。ちょっとやり過ぎな感じもしますが・・・。また、井岡一翔選手は服をたくさん所有しているらしく、新居では部屋に衣装室があって収納が多くなったので助かっているそうです。
今春完成した100坪(建坪70)という豪邸の一階は、父の一法会長によると一翔記念館になるということです。現在、着々と準備が進んでいるんだとか。展示スペースはすでにマスコミにも公開されています。広さは20畳あり、ベルトやトロフィーなどで栄光の歴史を振り返ることができるといいます。ただ、沖縄の「具志堅用高記念館」のような一般公開は残念ながらしないそうです。
対戦相手のロベルトドミンゴソーサ選手
ロベルトドミンゴソーサ選手は30才。
・2012年9月1日、南アフリカのゾラニ・テテ選手と対戦し、判定勝ち。
この選手には2014年に帝里木下選手がIBF世界Sフライ級王座決定戦で判定敗けしています。
・2014年1月14日、無名のディエゴ・ルイス選手に判定敗け。
・2015年3月6日、カルロス・ルーベン・ダリオ・ルイス選手に判定勝ち。
・2015年7月4日、ハビエル・ニコラス・チャコン選手と引き分け。
特徴は、柔らかな身のこなしとボディブロー、そして12ラウンドまで衰えることのないスタミナ。
リーチは、井岡一翔選手よりも4.8cm長いですが、身長は5.7cm低いです。
しかし、戦績を見た限りでは、強そうな感じはしないですね。どうして井岡一翔選手にタイトルマッチを挑んできたのでしょう、謎です。「行け」と言われて仕方なくでしょうか。
「階級にフィットする体作りをやってきた」という井岡一翔選手は、リーチ対策もやっていているそうです。
高山勝成VS原隆二」も見逃せない!
ダブル世界戦として注目されている9月27日のエディオンアリーナ大阪。もうひとつの世界戦は日本人同士の対戦で、IBF世界ミニマム級王者の高山勝選手32才に、同級10位の原隆二選手25才が挑みます。
高山勝成選手にとっては初の世界戦となります。今までずっと応援してくれた人たちに恩返しをしたいと語る高山勝成選手は、必ず世界を撮ると意気込んでいます。
挑戦者の原隆二選手は、所属の大橋ジムの大橋会長から「カークラッシャー」という愛称を授かっています。これは、以前に原隆二選手が交通事故にあった時に相手の車が大破したからなんだとか。果たして今回、対戦相手の高山勝成選手を文字通り「大破」できるのか?注目です。
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