【コントレール】原作のない最終回ネタバレ「ひこうき雲の意味に込められた結末」

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NHKの金曜夜10時のドラマ「コントレール」は原作のない、大人のドラマです。
なので先の読めないスリリング展開が魅力ですが、脚本を書いた大石静さんの言葉から最終回ネタバレに迫ります。

また「コントレール」という聞きなれい言葉の意味は、どんな意味があるのでしょうか。原作がないので謎が多いですが、きっと最終回ネタバレの結末にも関係する意味を持っているはずです。

ドラマを見る時間がなかったり、見るほど興味はないけどあらすじや、結末ネタバレは知っておきたいという人は参考になると思います。

※最終回の放送を見て、実際の結末を更新しました。※
 
 

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コントレールとはどんな意味?


ドラマタイトルの「コントレール」とは、「ひこうき雲」の英訳です。英語の綴りは「Contrail」です。

「ひこうき雲」は、見えたと思ったらすぐに消えてしまいますね。
なので「コントレール」は
青木文にとっては「幸せの象徴」
長部瞭司にとっては「過って人を殺してしまった悲劇の象徴」
です。こんな意味が込められていたんですね。

また、ヒロインの青木文が営むカレー食堂の店名でもあります。

コントレール キャスト


■青木家

● 青木文(あおき あや)(石田ゆり子)
6年前の無差別殺人事件で夫の敦を失ったシングルマザー。
カレー食堂「ドライブイン・コントレール」を営む。
過って夫を殺してしまった長部瞭司を、そうとは知らずに愛してしまう
● 青木敦(あおき あつし)(丸山智己)
文の夫。
6年前の無差別殺人事件で、
過って瞭司に頸動脈を切られて亡くなった。
● 青木友樹(あおき ともき)(松浦理仁)
敦の死後に生まれた文の一人息子
● 青木英恵(あおき はなえ)(野際陽子)
亡くなった敦の母で、
友樹を息子の生まれ変わりだと信じる。

■刑事

● 佐々岡滋(ささおか しげる)(原田泰造)
刑事。6年前の無差別殺人事件を担当した。
遺族を気遣い文のカレー食堂に通っている。
● 兵藤雄彦(ひょうどう たけひこ)(村田雄浩)
6年前の無差別殺人事件を佐々岡と共に担当した。
佐々岡の先輩。

■運送会社「多田羅運送」

● 長部瞭司(おさべ りょうじ)(井浦新)
元弁護士志望のトラックドライバー。
6年前の無差別殺人事件で犯人と格闘した時に
文の夫を過って殺してしまったショックで声を失う。
過って殺してしまった敦の妻である青木文を、そうとは知らずに愛してしまう
● 多田羅剛志(たたら つよし)(中西良太)
多田羅運送の社長。

■敦の恋人

● 篠崎圭子(しのざき けいこ)(桜庭ななみ)
文の夫である敦の恋人。
6年前の無差別殺人事件のとき、瞭司が敦を殺めてしまうのを目撃。

■文の中学からの親友

● 田渕さゆみ(たぶち さゆみ)(堀内敬子)
文の中学からの親友。
子供が手を離れたのでカレー食堂を手伝う。

 
 

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コントレール 原作のない最終回ネタバレ 結末は・・・


人気ドラマ「セカンドバージン」を手掛けた大石静さんが、「コントレール」の脚本を担当しています。

「コントレール」に原作はありません。大石静さんが脚本を書いています。
大石静さんはドラマのあらすじについて少しだけネタバレしています。

■ドラマ前半
悲劇の因縁を持つ青木文と長部瞭司が、お互いにそうとは知らすに惹かれ合っていきます。

■ドラマ中盤
青木文の夫を殺めたのは長部瞭司だということを、青木文と長部瞭司がいつ知ることになるのか?スリルに描かれます。

■ドラマ後半
「青木文の夫を殺めたのは長部瞭司だった」
この事実を知った彼らが、その後どんな選択をしていくのか、先の読めないスリルある展開で繰り広げられていきます。

このようにおおまかなネタバレをし、
また、大石静さんはこうも語っています。

この世の“真実”は、既成の倫理観や常識や安定などを、遥かに越えた所に存在します。視聴者の方には、その一線をドラマの中で越えていただければと思って書きました。

引用:http://www.nhk.or.jp/drama10/contrail/html_contrail_midokoro.html

ということは、ドラマ「コントレール」の最終回も、普通の倫理観や常識で考えたらまったく予想できない結末を迎えるということでしょう。

不倫ドラマ「セカンドバージン」が、逆転の発想で不倫ドラマの常識を覆したように、ドラマ「コントレール」も普通の倫理観や常識を飛び越えた結末になると思います。

■コントレール 最終回ネタバレ 結末を予想

青木文は、長部瞭司が夫を殺した男だと知っても、夫は浮気もしていたので、やはり長部瞭司を愛するのだと思います。

しかし佐々岡滋刑事は、自分が好きな青木文と恋仲になった長部瞭司が許せません。
もともと長部瞭司が不起訴になったことも納得していなかったので、余計に腹が立ちます。
最終回では、佐々岡滋刑事は長部瞭司を殺してしまうか、殺そうとした時に彼をかばった青木文を過って殺してしまう・・・という悲しい結末ではないでしょうか

「コントレール=ひこうき雲」という意味にあるように、青木文と長部瞭司の関係は一瞬の出来事なのでした。
そして、佐々岡滋刑事も新たに忘れられない悲劇を「コントレール=ひこうき雲」として抱えて生きていくのでした。

コントレール 最終回ネタバレ 結果 実際の結末はコチラ


※↓最終回の放送を見て更新※
車にはねられそうになった圭子を瞭司を助けて、代わり車にはねられました。
病院に緊急搬送され、文は病院の廊下で待ちます。

瞭司の弟と母が病院にかけつけました。
どういう関係か聞かれ、レストランの客だと答える文。
佐々岡は、友樹を英恵に預けて、文を迎えてにきて無事を喜びます。

佐々岡から「なぜ長部に会った?」と聞かれ、圭子から呼びだされたと答えます。
佐々岡は瞭司がいなくなれば、夫婦はラクになると思っています。

英恵は家に泊まっていきます。
佐々岡は英恵に雑誌に書かれたいたこと(瞭司のこと)は間違いだと伝えます。
文は英恵に、自分のしたことは間違っていないが、友樹のことはよろしくお願いしますと頭を下げ、英恵は了承します。
佐々岡は文に、昇進したら家を買おうと提案します。

瞭司の事故から一夜明けたあさ。
家事にいそしむ文ですが瞭司のことが気がかりで、病院の前まで来ますが、帰ります。

一方、
佐々岡は瞭司の病室へ来ていました。瞭司は意識不明です。
佐々岡は、文の心が瞭司にしか向いていないことが悔しくて仕方ありません。
と、そのとき瞭司が意識を取り戻しました。
医者の問いかけに名前を答える瞭司。

その夜、佐々岡は兵藤を誘い飲みに行きます。
文が瞭司を好きでも、自分の気持ちは変わらず文を好きだと告げる佐々岡。

瞭司の病室では弟が文のことを尋ね
家に戻るなら身の回りをキレイにするよう念を押します。

佐々岡は帰宅すると、
瞭司の意識が回復したことを文に伝えますが
「関係ないわ」答える文。
それを聞いた佐々岡は
「関係ないことないだろ!!」と一瞬ブチ切れますがすぐ冷静になります。

翌日。
レストラン「コントレール」は売れました。
店内にひとり立つ文は、瞭司が初めて来たときのことを思い出します。
文は瞭司に会いたくなります。

瞭司の病室には、圭子が来ました。
圭子は、瞭司を憎むことで逃げていたと告白し
命を2度も救ってくれたことに礼をいい、
「(人生の)時計を進めます」と微笑み、帰っていきました。

レストラン「コントレール」には、
さゆみが文に会いにきていました。
文は瞭司への想いから、急に泣き出します。
人生はあきらめの連続だよと、励ますさゆみ。
そのあとさゆみは海岸で「ああああ!!」と叫び、微笑みます。

友樹は友達に
僕のお父さんは刑事だよと言い、文は微笑みます。
公園で佐々岡とサッカーをすると
友樹は初めて佐々岡のことをお父さんと呼び
家族らしくなってきました。

瞭司は退院して「多田羅運送」にきました。
しかし弟から
兄はもうここには戻ってこない
と言われていた多田羅は驚きつつ、迎え入れます。
「これからも、頼むぜ。長部先生」

ある日、文は瞭司に電話をしました。
言葉が出ない文・・・「どうしても会いたいの」
コンレールに来てほしいと頼みます。

翌日、コントレール。
文のもとに瞭司が来て、2人は抱き合います。
文「何をしてても聞こえるの。何をしてても違う、違うって。私が好きなのは瞭司さんだって」
病院でも家族ではないので病状も聞けなかったのです。

同じく瞭司もずっと文のことを想っていました。
佐々岡から文を奪うにはどうしたらいいかも考えました。
しかしそれはいけないことです。
文は、友樹が大人になれば瞭司を苦しめることになるとも考えました。

明日コントレールは人手に渡ります。
今日で最後です。
2人は最後に愛し合いました。
文「私のカラダにあなたを刻んで 一生忘れない」

それからしばらく経ち・・・
友樹の小学校の入学式。
文と佐々岡の3人で学校に向かいます。
そのとき友樹がひこうき雲を見つけました。

同じころ、スーツ姿で街を歩く瞭司も同じひこうき雲を見ていました。
もう発作はおきません。

橋で、文は偶然、歩く瞭司を見かけますが、声はかけません。
歩き去る文に瞭司も気付きますが、声はかけませんでした。
それぞれの道を歩いていくのでした。

終わり

 
 

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