湊かなえ【望郷】 「雲の糸」原作読んでネタバレ。結末は「事件の真相がヒロタカを変える」

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テレ東オムニバスドラマ「望郷」三編の1つ「雲の糸」。湊かなえさんによる原作小説を読んだので結末などネタバレに迫ります。

「雲の糸」は、主人公ヒロタカが赤ん坊の時、母親が父親を殺した事件を堺にいじめられるようになり、家族全員が島中から無視やイジメに。
高校卒業後、島から逃れ「雲の糸」を掴む想いで都会でアーティストになったヒロタカ。
しかし、再びいじめっ子に会うことになり、そして事件の真相を知ることでヒロタカの心境に変化が。

湊かなえさんの原作を読んでドラマ最終回のネタバレを紹介するので、ドラマ「望郷『雲の糸』」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。

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■ 湊かなえ【望郷】「雲の糸」キャスト


・磯貝宏高(芸名:黒崎ヒロタカ)(濱田岳)
 白綱島出身の人気アーティスト
 少年時代は「人殺しの息子」だと虐められた。
 高校卒業後は島の人間とは会わずにいた。
 しかし同級生の的場に誘われ帰郷。

■ヒロタカの家族
・姉:磯貝亜矢(内山理名)
 母の罪の真相を知っている
・母:磯貝律子(麻生祐未)
 過去に犯した罪を島で償い続ける
 出所後ずっとフェリー乗り場で清掃勤務

■島の大企業「的場鉄工所」
・ヒロタカの同級生:的場裕也(大野拓朗)
 御曹司
 創業50周年記念パーティーにヒロタカを強引にゲスト出演させる
・的場社長(西岡德馬)
 創業50周年記念パーティーを開催

■回想シーン
・少女期の姉:磯貝亜矢(井頭愛海)

 
 

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■ 湊かなえ【望郷】「雲の糸」あらすじ


白綱島出身の人気アーティスト・黒崎ヒロタカ(濱田岳)は、7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明の状態に陥った。遺書はなく、マスコミは事件の可能性もあると報じた。
有名になったヒロタカにとって、故郷は知られたくない過去だった。まだ赤ん坊の頃、母の律子(麻生祐未)が起こした事件のために辛い少年時代を送った場所だったからだ。

1カ月前、ヒロタカは同級生の的場裕也(大野拓朗)から電話を受けた。
裕也の父が社長を務める的場鉄工所は島の大企業で、今年創立50周年を迎える。
その記念パーティーにゲストとして来てほしいという。
ヒロタカは事務所を通すよう頼むが、強引な裕也の依頼を断りきれなかった。

重い足取りで故郷に降り立ったヒロタカ。
島の人々の盛大な拍手や歓声に迎えられたが、どうしようもない居心地の悪さを覚えていた。
そんな彼の身に、一体何が起こったのか…?
引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/boukyou/

■ 湊かなえ【望郷】「雲の糸」原作読んでネタバレ。結末は?


湊かなえ【望郷】収録の「雲の糸」、ドラマの原作を読んだので結末をネタバレします。

■ヒロタカが海に落ちた理由

ヒロタカが島で海で落ちたことに事件性はありません。
裕也の会社の創業50周年記念パーティーで、大人のイジメに会い疲弊したヒロタカは、自身が必死の努力で掴んだ「雲の糸」に群がってくる者たちに対して「来るな!」と叫び意識を失い、海に落ちてしまいました。

■裕也はいじめっ子

ヒロタカが赤ん坊の時、母親が父親を殺しました。
その事件以来、磯貝一家は島中から無視やイジメにあいました。

裕也は陰湿ないじめっ子の筆頭でした。
大人になっても変わらずで、姉と母の待遇を人質にして、ヒロタカを創業50周年記念パーティーに無理やり読んでいます。
創業50周年記念パーティーでは
・500枚のサインを書かせる
・事件のことを大ぴらにバラす
・無理やり歌を歌わせる
・市議に立候補する裕也の応援営業をさせる
など言葉巧みにイジメました。
最後、会場でヒロタカは耐えきれずに嘔吐してしまい、帰らされます。
そのあとです、ヒロタカが海に落ちたのは。

■母親が父親を刺殺した事件の真相

そして、ヒロタカが赤ん坊の時、母親が父親を刺殺した事件の真相。
実は酒に酔った父親がヒロタカの首を絞めて殺そうとしたので、母親は息子の命を守るために父親を刺したのでした。
事件の真相を知ったヒロタカは、母親と和解し、強い心に目覚めて前に進みます。
イジメから逃れようと、島の連中と絶縁して、出身地を隠して活動していたヒロタカですが、島の悪い連中など気にせず、故郷に凱旋コンサートをしようとまで、強く変わります。
  

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