_
福山雅治さん主演の映画「スクープ(SCOOP!)」を見たので結末までのネタバレを紹介します。
映画「スクープ(SCOOP!)」は、自堕落な日々を送る元スターカメラマンが、新人記者の若い女子と凸凹コンビを組んだのをきっかけに、スクープを連発していくという物語。結末はハッピーエンドだと予想していたのですが、意外にも違いました。涙腺が緩い人は注意です。
公開された映画を見て結末までをネタバレを紹介するので、福山雅治さん主演の映画「スクープ(SCOOP!)」を見れなかったひとや、映画館で見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
目次
■福山雅治主演の映画「スクープ」キャスト
■「SCOOP!」編集部
・都城 静(みやこのじょう しずか)(福山雅治)
借金まみれの中年パパラッチだが、昔はスターカメラマンだった
・行川 野火(なめかわ のび)(二階堂ふみ)
新人記者
静とコンビを組まされる
・横川 定子(よこかわ さだこ)(吉田羊)
「芸能&事件」班を仕切る副編集長
・馬場(遠藤賢一)
「グラビア」班を仕切る副編集長
■情報屋
・チャラ源(リリー・フランキー)
情報屋
静とはくされ縁の仲
■福山雅治主演の映画「スクープ」あらすじ
かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静(福山雅治)。
しかし、その輝かしい業績も、現役の雑誌編集者たちにはほとんど知られていない。
過去のある出来事をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった静は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身。
それから何年もの間、自堕落な日々を過ごしてきたのだ。そんな彼に、再び転機が訪れる。
ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりの新人記者・行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされる羽目になってしまったのである。
案の定まったく嚙み合わずケンカばかりの静と野火。
ところが、この凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発!
そしてついに、日本中が注目する重大事件が発生する・・・。
引用:http://scoop-movie.jp/story.html
■福山雅治主演の映画「スクープ」ネタバレ 結末は?
映画「スクープ(SCOOP!)」を見たので結末までのネタバレを紹介します。
■フリーカメラマン都城静と新人記者・行川野火
ベンツのSUV・Gクラス。
球場前で野球選手フクヤマを張り込み中。
後部座席で女と体を合わせる都城静。
ことを終えると女に金を渡したあと、静はタバコをふかす。
球場から出てきたフクヤマ選手のポルシェを、ベンツをUターンさせて追いかける。
その頃、新人記者・行川野火は週刊誌「SCOOP!」編集部に配属され、副編集長の横川定子から、早速現場に出るよう指示を受ける。
向かった先はフクヤマ選手の行きつけのクラブ。
一方、静。
ポルシェからフクヤマ選手と取り巻きが降りて、店に入っていった。
静も後を追い、ビルの中のクラブへと入る。
カウンターに座った静は、バッグに仕掛けてあるカメラでフクヤマ選手を隠し撮り。
と、そこへ野火がフクヤマ選手のとこへ直行し
「取材です。コメントください」
フクヤマ選手は「なんだ?どこのだ?雑誌名言え!」とキレて野火は逃げる。
静は店を出て、通りにいたフクヤマ選手とすれ違い様にまた隠し撮り。
そして、ごみ箱に隠れていた野火を発見する。
静は野火を連れて「SCOOP!」編集部に行き、机を蹴るなどして怒る。
「なんだあの素人は!?」
副編集長の定子は、野火と組むよう静に言うが静は
「なんで俺が?どうしろとと?」
と受け付けない。そこで定子は1本5万円のギャラを30万円で提示。借金もある静は引き受ける。
■片山元気とルイルイの熱愛写真
車中に静と野火。
静は、恵比寿・中目黒・代官山は芸能人の釣り場だという。
静は車のナンバーを見て検索する。すると女優・長谷川マスミの名前が。はしゃぐ野火。
すかさず写真を撮るが、スタッフと食事だけなのでスクープにはならない。
深夜12時12分
野火は帰りたいが、何もせずただ待つ静。
野火は夕飯を食べてないのでお腹が鳴り、静はパンをあげる。
喜んで食べる野火だが、1週間前のだと聞き、すぐさま吐く。
深夜2時8分
なんでこの会社に入ったの?と静が野火に尋ねる。
もともとはファッションが好きで、女性誌に行ったがダメで、SCOOPに。と話すが静は退屈する。
そして突然、静がカメラを構える。
人気アイドルの片山元気とシュンだ。店に入っていく。
そのあとすぐ、人気アイドルのルイルイら3人も店に入った。
店の前にいるチャラ源に金を渡し礼を言って、店に入る静。
店では端っこの席から静がバッグで隠し撮りする。
野火「マジ最低ですねこの仕事」
片山元気とルイルイがカーテンで仕切られた個室に入っていった。
野火は、カーテンを開けて写真を撮るよう静から指示され、いやいやながらも実行。
カーテンを開け「ごめんなさい」と言い数回シャッターを切る野火。
2人はいちゃつきキスしていた。
気付かれると案の定、彼らに追いかけられ、逃げることに。
外に出ると静が待機していた車に乗って逃げた。
静は言う
「俺達の仕事はドブネズミ、ゴキブリ以下なんだよ」
写真はピンボケしていたが採用され、ワイドショーでも取り上げられた。
野火は友達から称賛され、ツイッターでもスクープが話題に。
■民自党の小田部新造とモモパイ上原の不倫
今度狙うのは、民自党の小田部新造と人気モデルのモモパイ上原だ。
ちなみに小田部新造は既婚者なので不倫である。
週末に2人は同じホテルで仕事があるので、会うのは間違いない。
週末のホテル。
静はスーツ、野火はワンピースを着てロビーで待ち伏せする。
すると小田部が現れたので、野火はエレベーターに同乗し、部屋が8Fだと突き止めた。
今度は変装したモモパイ上原がロビーに現れた。
静と野火は向いのビルの屋上へ行く。
SP数人がいるのですぐに部屋はすぐにわかった。
ルームサービスが酒を届けにきたのでこの部屋で間違いない。
すかさず、野火が用意していた花火に着火する。
花火が打ちあがり、宿泊客たちが眺める。
SP数人の隣の部屋のカーテンが開くと、小田部とモモパイ上原が下着姿でいた。
今だ!静は2人をカメラで連写する。
しかしすぐに気づかれ、静と野火は逃げる。
激しいカーチェイス。
野火は静に指示され、花火で小田部らの車3台をなんとか撃退した。
静は昔、定子と組んでいてその時はいつもこんな調子だったらしい。
興奮した野火は「本当サイコーッスねこの仕事」
静は思わず野火にキスするが、ぶたれる。
■チャラ源
バー。
チャラ源が薬をやっているところに静が現れる。
ハワイで遊んだ頃の話で一通り盛り上がったあと、静はチャラ源に「ほどほどにしてけよ」と言った。
■「SCOOP!」の売り上げが急増!!
静と野火の凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発する。
・アイドルの泥酔
・キス写真
・スーパーで2ショットを隠し撮り
・フクヤマ選手ブチキレ
・お笑いの師匠がセクシー女優と不倫
・横綱が女をはべらせ豪遊
・同棲
など!
また、「グラビア」班も好調で石川恋のグラビアを掲載!
ただ、あるグラビアアイドルの路上キスは、馬場が怒ってボツとなった。
彼女は新人の頃から「SCOOP!」でグラビアを撮影したので、所属事務所との関係がこじれてしまうからだ。
静はそういった事情もわかるので受け入れる。
■先輩にバカにされる静
静は「SCOOP!」のビルの階段で、文芸誌「しんぞう」のタカと再会した。
タカから、いつまでも芸能人のケツ追っかけてないで、新刊のカメラマンをやらないかと誘われるが断る。
すると、中年パパラッチとバカにされるのだった。
■チャラ源のせい?
そのあと静は居酒屋で1人飲んでいた。
そこに定子が現れ、路チュー写真がボツになったのを詫びに来た。
「文春にでも持っていくか」とふざける静。
定子は芸能だけでなく「事件班」と兼任になった。
定子は静をメジャーなカメラマンに復活させたいが、静は「オレはマイナーのほうがお似合い」と答える。
定子から見ると、チャラ源のせいで起きたある事件によって静はいまの「借金のあるパパラッチ」になったから、チャラ源とは手を切るよう助言する。
しかし静はチャラ源と飲みに行く。
■松永事件特集
会議。定子が今度狙うのは「松永事件特集」だ。
若い女子4人をレ〇プして殺した男。
犯人の松永太一の現在の写真がほしい。
来週行われる、現場検証を狙うのだ。
会議メンバーはみな消極的だ。
・ミス東大のグラビアも決まっているから充分。
・小田部の件で御上から目をつけられている
馬場は元事件班だったという話から脱線して、オウムは編集長が担当したとか昔の話で盛り上がる。
しかし馬場はキレて、反体制やジャーナリズムの時代は終わったと主張する。
馬場がアツイのはどうやら次期編集長争いが背景にあるようだ。
そこへ野火が自分の意見を話す。
「わかんないけど、私はこの犯人がむかつく。許せない」
結局「松永事件特集」は静と野火+2名が担当することに。
定子は野火に「ベテランに花持たせるのはルーキーの役目」と言う。
■野火、襲われる
車中。会議で決まったことを野火が静に話すと
「お前はどう思ってんだ?」と聞かれ「撮りたい」と答える野火。
しかし静は「お前にはまだ早いと断った。ゲスのほうが似合うと。
その時、目の前に芸能人が連れと歩いていた。
静はカメラを構えるが、すぐやめる。
野火は撮ろうとするが、連れがヤバい連中だからと引き留める。
しかし野火は「ビビってんすか?」と1人で行ってしまう。
野火は連中に捕まり、レ〇プされそうになる。
服をめくられたところで静がバットを持って助けにくるが、あっけなく返り討ちに。
しかしすぐチャラ源が現れ、ボクシングスタイルでめちゃ強く、全員倒す。
■静が松永事件写真を引き受ける
連中を倒したあと、静とチャラ源は飲みに行く。
朝まで飲んだあと、チャラ源が寂しそうに話す。
「かず子が娘に会わせてくれない」
「オレとなんか吊るんじゃダメだよ」
遠くから野火が2人をカメラでとらえていた。
静が自宅のベッドで横になっていると野火がやってきた。
「カメラ返しにきました」
静が「やるか」というと野火は「そんな誘い方ありですか」と驚く。
「ばーか、事件のことだ」
野火がキスしようとすると玄関が開いて定子が朝食を作りに入ってきた。
定子は、静が「俺の元女房」というくらいの元彼女だったのだ。
野火は帰る。
ベランダから野火を見て定子は「昔のあたしみたい」と言って静にキス。
静も「あいつ面白くなってきた」と言い定子にキス。
■松永事件特集 作戦の実行
松永太一の写真をどうやって撮るか作戦会議。
静も野火も、会議を楽しんでいる。
いよいよ現場検証当日。
案の定ブルーシートのトンネルが作られ完全にガードされている。
静に呼ばれ、馬場が来た。
実は馬場は新人時代、静と組んでいたのだ。
阪神淡路大震災の時には1ヶ月一緒に過ごしたほど。
静は馬場に15年前の新潟作戦と同じ作戦を指示。
静と野火は警備の穴場である廃車置き場に隠れチャンスを待つ。
静は野火にも望遠カメラを渡し、撮るよう指示。
犯人・松永太一を乗せた車が到着。
しかしガードされて顔が見えない。
すると馬場がラガーマンの恰好で走ってきて「侵入者だ!」と騒ぎに。
警官が止めようとするのをスルリとよけていく。
松永のガードが崩れるが、まだ顔は見えない。
馬場は懸命に走り回るが、15年前より体力が落ちているのでもうダメだ。
今度は静が「松永ー!」と叫んでカメラを持って目の前に出ていった。
すぐ警官に取り押さえられるが、ガードは崩壊し、顔が見えたので、野火が撮った!
「松永事件特集」は大当たりし
350,012部(35万部)の大ヒット!
「SCOOP!」編集部は大盛り上がりし、カラオケパブを貸し切りで打ち上げを行うことに。
一方、静も釈放され、馬場がビールを持って迎えに行った。
打ち上げでは野火も大塚愛「さくらんぼ」を歌うなど大盛り上がり。
定子が、野火に撮らせた理由を静に聞くと
「ルーキーに打たせたほうが盛り上がる」
野火は女の目で静を見つめる。
■静と野火 結ばれる
打ち上げのあと、ついに静と野火は結ばれた。
キスから、カラダを重ねる。
幸せそうな野火の寝顔を静が撮る。
カメラはいつものではなく、フィルムカメラのコンタックスだ。
戦場カメラマン・ロバート・キャパの真似をして初めて静が買ったカメラ。
中学時代、図書室で見つけてパクってきたというキャパの写真集を野火に見せる。
しかし結局、戦場には行っていない。
25年間、人のケツを追いかけているだけ。
そもそもカメラマンになりたかったのかな・・・。
そう話す静を野火は愛おしそうに見つめる。
■チャラ源が殺人
その時、チャラ源から電話が。
かず子に、娘のミカに合わせてほしいと会いに行ったら、男が出てきたから銃で弾いてやったという。
そう、チャラ源は、かず子と男を撃ち殺していた。
状況を察した静は車で急行。
野火は警察に行かなくていいのか聞くが、静は
「チャラには貸しがあるから、必要とされたら行かなきゃいけないんだ」
野火を車にのこし、静はコンタックスを持って1人で行く。
その時、野火に1万円札を1枚渡し「定子に”負けた”って渡してくれ」と頼まれる。
■衝撃の結末ネタバレ!静が撃たれて死んだ…
銃声を聞きつけた通報により、警官がチャラ源のもとへ。
娘を連れたチャラ源は、警官を見るやすぐに撃ち殺した。
そこに駆け付けた静。さすがにビビる。
チャラ源は写真をとってほしいというので「ここはしょぼいから場所を変えよう」と移動を促す静。
テレビでもニュースになり、定子は野火に電話で動かないよう指示。
定子が現場に行こうとするが、馬場が向かう。
野火は定子に従わず、カメラを持って静のあとを追う。
チャラ源の元へは大勢の警官が集まっていた。
完全にラリっているチャラ源のすきを見て、静は娘を逃がす。
そして懸命にチャラ源を説得する静。
ところがチャラ源が、カメラを構える野火を発見。
「オレの専属カメラマンは静だけだ」
と野火を撃とうとしたところを、静が押さえたのはよかったが、銃口が静の頭に。
「静、撮れ」(心の声)
次の瞬間、静は頭を銃で撃たれ、即死。
チャラ源は警官隊に取り押さえられた。
■最後の1枚
定子は、野火が撮影した静が撃たれる瞬間の写真をスクープとして載せようとする。
しかし馬場は、人間の尊厳を侵していると猛反対。
対して定子は、カメラマンとしての尊厳はどうなると主張。
結局、次期編集長となった定子の意見で決まった。
野火は廊下で馬場から「おめでとう。大スクープだよ」と言われる。
馬場は静と一緒に過ごした新人時代をふりかえり、号泣する。
定子はつぶやく。
「最後がデッドボールって・・・」
野火は、記事は書けないと言い、静から託された1万円札を定子に渡す。
静が最後に写真を撮ったコンタックスのカメラも渡すと、定子は現像室に誘った。
現像室。
フィルム写真を現像すると、チャラ源はすべてピンボケしていた。
きっと気を使ってわざとだろう。
ラスト1枚、現像するとそこには・・・
野火の寝顔が映っていた。
定子「最後の1枚が、最後に愛した人の写真でよかった」
野火は、泣きながら記事を書いた。
■エピローグ
「SCOOP!」編集部は今日も忙しい。
今では「野火班」があり、野火には新人が1人ついている。
野火が持っているコンタックスのカメラはお守りだ。
福山私物と思われるフィルムカメラは、ライカではなくコンタックスです。
ZeissIkonが1936年に発売した Contax II (通称クロームコンタックス)といいます。
教えていただきありがとうございます。勘違いしていました申し訳ありません、修正しました。