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上川隆也さん主演のテレビ朝日ドラマスペシャル「検事の本懐」の原作小説を読んだので、キャスト・あらすじと合わせて、結末をネタバレ紹介します。
ドラマ「検事の本懐」は、上川隆也さん演じる人気シリーズ「絶対ブレない男・佐方検事」の第3弾。
1つはある財団が大学設立の口利きとして大物議員に裏献金と渡してという「贈収賄事件」
もうひとつは「絶対ブレない男・佐方検事」のルーツともいえる、父親が横領で逮捕された事件です。
原作小説を読んで犯人・結末ネタバレを紹介するので、ドラマ「検事の本懐」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
「贈収賄事件」の結末も気になりますが、佐方検事がなぜ絶対ブレない男になったのか、そのルーツに注目です。
目次
■ドラマ【検事の本懐】キャスト
■■東京地方検察庁特捜部■■■米崎地方検察庁から応援にきた●検事:佐方貞人(上川隆也) ●検察事務官:加東 栞(本仮屋ユイカ) ■■技術技能支援財団贈収賄事件■■■技術技能支援財団 ■週刊誌 ■■佐方の父が逮捕された29年前の事件■■佐方の父・陽世が、顧問弁護士を務めていた建設会社「小田川建設」会長の遺産5000万円を、横領したという内容) ■米崎地方検察庁 |
■ドラマ【検事の本懐】あらすじ
米崎地検検事・佐方貞人(上川隆也)と庄司真生(松下由樹)は、東京地検特捜部の応援に駆り出されることになった。
現在、特捜部では大物代議士・大河内定和(寺田農)と、“技術技能支援財団”代表理事・増元敬清(六平直政)の贈収賄事件の捜査に当たっていたが、疑惑の渦中にいた重要参考人、事業団の経理担当役員・園部勝也(稲田龍雄)が自殺。
捜査の糸口が絶たれ、上層部は焦りを抱いていた。だが実際に東京地検に赴くと、参考人の取り調べなどの重要な捜査は特捜部が行い、応援組の仕事は些末なものばかり…。
佐方は、事務官の加東栞(本仮屋ユイカ)からも「地方でのやり方はお忘れください」と冷静にいさめられてしまう。そんな中、次なる鍵を握る人物と思われた、事業団の経理責任者・葛巻利幸(手塚とおる)が行方をくらました。
佐方は葛巻の残したメモを分析し、加東と共に彼の居場所に迫るが、結局見失ってしまう。その後、佐方は特捜部の主任検事・輪泉琢也(正名僕蔵)から、葛巻の従兄・岩舘啓二(春田純一)の事情聴取を行うよう命じられる。
逃亡中の葛巻の居場所を吐かせろという指示だが、岩舘には余命いくばくもない母がおり、その見舞いに行きたがっていた。
それを知った佐方はある“策”を講じて岩舘を救うが…!?一方、週刊誌記者・兼先守(山口馬木也)は、強制捜査を取材した際、佐方の存在を知り、佐方の父・陽世(中原丈雄)が逮捕された29年前の事件を思い返す。
その事件は、陽世が顧問弁護士を務めていた建設会社会長の遺産5000万円を横領したというもの。
陽世は容疑事実を認めたものの、完全黙秘を貫き、懲役2年の実刑判決を受けた。
今回の一連の事件と29年前の陽世の疑惑を絡めて書けば面白い記事になるとにらんだ兼先は、広島に調査に赴く――。あらゆる手段を講じて、贈収賄の真相を闇に葬ろうとする大河内と増元。
そして、検察の面子を守ろうと躍起になる特捜部。
一方で、佐方の父の事件の真相を暴き、検察を地に貶めようと狙う兼先。
それぞれの思惑が交錯する中、佐方がたどり着いた驚愕の真相とは…!?
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/kenjinohonkai/
■ドラマ【検事の本懐】原作読んでネタバレ。結末は?
■■技術技能支援財団贈収賄事件■■参考人として事情聴取していた、事業団の経理責任者・葛巻利幸の行方がわからなくなった。 佐方は、葛巻の従兄・岩舘啓二の事情聴取をするよう指示を受ける。 佐方は事情聴取を終えようとするが、上は許可しない。 5日後、岩舘は佐方に会いに東京地検にやってきた。 佐方は葛巻の担当検事ではなかったが、うえに相談して佐方が担当に変わることができた。 翌日、葛巻が事情聴取を受けに佐方の元へきた。 佐方検事は葛巻が裏献金を届けたとは考えられなかった。 佐方検事は当時選挙事務所でボランティアをしていた女性にも話を聞いたが、菓子折りを受け取ってすぐ開封して、お菓子を客にわけたという。金が入っていることもなかったと。 結局、事実確認が取れないので、佐方検事は葛巻がやったと書類にサインはさせられないと上層部に報告。 ■結末ネタバレ 犯人は・・・闇献金を渡した犯人は、事情聴取に疲れてか自殺した経理担当役員の園部だった。 園部は、長年の愛人・小料理屋の女将がいたが、高級ホテルなど旅行に行く仲だった。 佐方検事外されたあとの捜査で、大河内議員の秘書が愛人ホステスと一緒にディズニーランドに宿泊したことが判明。 |
■■佐方の父が逮捕された29年前の事件■■佐方の父・陽世は29年前、顧問弁護士を務めていた建設会社「小田川建設」会長の遺産5000万円を、横領した罪で逮捕された。 金は自分で使うためだったという言うばかりで、それ以上は話さなかったという。 兼先記者は、取材のため広島へ向かった。 ●佐方陽世の生い立ち 篠原弁護士も、そんな佐方陽世がなぜ横領をしたのか信じられなかった。 佐方陽世は中学生の頃、結核を患っていた。 佐方陽世の父・敏郎が借金をした相手は「小田川建設」会長・隆一郎だった。 ●「小田川建設」元従業員:清水亮子 亮子はなぜか、隆一郎会長の墓参りの際、同じ墓地内にある陽世の墓参りもしていた。 ●清水亮子の娘:清水沙代 ●亮子 ■事実ネタバレ■亮子は原爆投下後の広島で生まれ、2才で父は病死した。 憲吾と社内結婚した時も、結婚式の代わりに隆一郎会長は社内で祝ってくれた。 兼先記者は、隆一郎会長が亮子に優しくしたのは、好意をもっていたからだと考えた。 ■結末 事実ネタバレ■憲吾が入院してからは、隆一郎会長は亮子の自宅に、ときどき果物や高級和牛肉など食べ物を差し入れてくれた。 しかし憲吾が亡くなる3か月前 しかし翌日から隆一郎会長は食べ物を持って玄関にたち、半月後、て亮子は隆一郎会長を許し受け入れてしまった。 そして憲吾が亡くなったあとも、隆一郎会長は亮子の生活の面倒をみた。 ところが今度は隆一郎会長が病に侵された。 隆一郎会長は遺産の一部5000万円を、家族に秘密で「亮子に月給のかたちで渡してくれ」と佐方陽世に託した。 佐方陽世はその約束を守り、亮子に金を渡し始めたが、家族が遺産の紛失に気づき佐方陽世は逮捕されてしまった。 兼先記者は推測を話したが、亮子は認めず、事実を語ることはなかった。 これでは記事にならないため、兼先記者は諦めた。 |
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