2017年、今年も花粉症の季節がやってきました。
毎年話題になるのが対策と予防ですが、日テレ「世界一受けたい授業」では食べ物でレンコンがオススメだと紹介されました。
他にも、PM2.5と花粉症の関係や、鼻づまり解消法など、花粉症に苦しむ人にとっては気になる対策と予防が。
2017年に予想される花粉の飛散量は例年に比べてかなりヤバすぎるといわれています。
地域によっては昨年2016年と比較して7倍以上とも予想されるのでとんでもないですね。
■花粉症 2017年の予想 飛散量がヤバい
花粉症の季節がやってきした。
山ではまるで山火事の煙のように花粉が飛びます。
先日山で見た杉花粉爆発の瞬間。ばっふんばっふん噴出していた。山行中くしゃみしっぱなしだった。 pic.twitter.com/UcIWUAwWhe
— × 水 玉 × (@xmizutamax) 2013年3月6日
花粉は2月から飛び始めて3月のピークを迎えます。
しかも2017年は2016年と比べてスギ花粉の量が増えます。
地域によっては関西や九州など7倍以上の花粉が飛散すると予想されています。
今夏の猛暑で、西日本を中心に花粉の発生源となる雄花の生育に適した環境に
花粉症の方、来シーズンは特にお気を付けください
来春の花粉飛散量は、全国平均で平年の1.2倍、今年の4.3倍に – Weathernews Inc. https://t.co/1LUfQslfUi pic.twitter.com/WF3N2jgq4t
— AnswersNews編集長 (@answers_news) 2016年10月5日
最近は子供の花粉症も増えていて
1985年からの20年間で10倍以上に増えています。
14才以下の子供4人に1人がスギ花粉症だといわれています。
原因は
約70年前に植えられたスギが、活動の最盛期を迎え、花粉の飛散量が増えてしまったことです。
小さい頃から大量の花粉を浴びたことで、14才以下の低年齢で花粉症を発症すると考えられています。
■2017年花粉症の予防と対策 食べ物はレンコンがオススメ!
日テレ「世界一受けたい授業」にて、石井正則先生が解説した花粉症の予防と対策を紹介します。
食べものでの予防と対策でレンコンがオススメだそうです。
■石井正則先生 プロフィール
東京年生まれ
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
1984~87年大学院卒業のあと米国ベイラー医科大学耳鼻咽喉科へ留学
1990年 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科講師
2000年 同上 助教授
現在はJCHO東京新宿メディカルセンター診療部長。
引用:http://www.ntv.co.jp/sekaju/
■2017年花粉症の予防と対策 皮膚の保湿
花粉症は、帽子・メガネ・マスクの他にとるべき対策があります。
それは皮膚の保湿です。
冬は乾燥するので、皮膚のバリア機能が低下して、花粉が皮膚から侵入。
目のかゆみなどの症状を引き起こします。
鼻水・くしゃみ・目のかゆみなどのつらい症状・・・花粉症で苦しんでいる人はたくさんいますね。
夜寝れない人もいて、本当に大変だと思います。
■2017年花粉症の予防と対策 イライラしない
実はイライラしやすい人は花粉症になりやすいです。
イライラするとなんと加齢臭と同じ臭いが出て、ハウスダストアレルギーの大きな原因である「ダニ」が体に集まってきてしまうのです。
ハウスダストアレルギーの抗体を持っている人のおよそ8割がスギ花粉症の抗体を持っていることが、近年の研究でわかっています。
つまり
ハウスダストアレルギーになりやすい人=花粉症になりやすい体質
ということです。
イライラすると加齢臭が出る
↓
ハウスダストアレルギーになる
↓
花粉症になりやすい体質になる
ストレスをためないことも、花粉症のひとつの対策ですね。
■2017年花粉症の予防と対策 マスク
小さくなった花粉が原因で、花粉症の重症患者が増加しています。
埼玉大学の王准教授の研究によると
ふつう花粉は髪の毛の3分の1ほどの大きさですが
スギ花粉と同じく2月から増え始めるPM2.5の影響で、花粉自体が小さくなることがあります。
PM2.5とは
工場などから排出される化学物質のこと
髪の毛の30分の1ほどのほんの小さな物質で
花粉にPM2.5が付着すると、花粉に傷がつきます。
すると
大気中の水分が傷から中に入り花粉が膨張して破裂!
とても細かい花粉のカケラになり
元の花粉の大きさなら、鼻水などにくっついて体の外に出されるのですが
花粉のカケラは小さいので、鼻の奥を通り抜けて気管支や肺など、体の奥まで侵入します
そのため
花粉症の症状として、咳が止まらなくなることがあるのです
実際、
咳止めの薬を飲んで咳が治らなかった人が、花粉症の薬を飲んで治ったことも。
花粉症の人は、花粉予報だけでなく、PM2.5予報もチェックすることが大切です。
PM2.5が多い日は、花粉が細かくなる日が多いので、マスク選びにも注意が必要
マスクによっては、花粉のカケラを通してしまう場合があります
「ウイルス飛沫対策」と記載のあるマスクを使うのがオススメ!
■2017年花粉症の予防と対策 花粉症の薬
花粉が飛ぶ前から、花粉症の薬を飲むことは良い対策にになります。
花粉の量が多いと花粉症は重症になりますね
しかし早い時期から薬を飲めば、症状が出る期間が短く、軽い症状で済みます。
毎年バレンタインデーくらいから花粉は飛び始めるので、2週間くらい前から薬を飲むのがオススメです。
■2017年花粉症の予防と対策 食べ物はレンコン
花粉が飛ぶ前から、今からある食材を食べるのも対策のひとつ。
花粉症の症状を抑えるオススメの野菜「レンコン」です。
花粉が体内に入ると
「IgE」という抗体が出来ます。
「IgE」の量が多いほど、花粉症は悪化
つまり花粉症を予防するためには、「IgE」が出来ないようにすればよいのです。
そこでオススメなのがレンコン
レンコンに多く含まれるポリフェノールには「IgE」を増やさないよう抑制する効果があるのです
埼玉医科大学の和合教授の研究によると
花粉症患者がレンコンを摂取すると
9週間で「IgE」の量が減少するという結果が出ています。
さらにレンコンは乳酸菌とあわせて摂取すると花粉症予防の効果が数段アップします
花粉症患者623人にレンコンと乳酸菌をあわせて摂取した実験で
2週間で70%の人が効果を実感!
オススメはレンコン入り甘酒
レンコンのポリフェノールは皮に多く含まれているので、皮ごとすりおろして甘酒に入れます
甘酒の乳酸菌とレンコンで、より効果が期待できます
レンコンにはムチンという成分も含まれていて
粘膜のバリア機能が高まり、花粉の侵入を防ぐ効果もあります
よかったら試してみましょう
■2017年花粉症の予防と対策 鼻づまり解消法
花粉症になると鼻づまりになって息をするのも大変・・そこで首を使う鼻づまり解消法を紹介
手順はこうです。
1.手はダラッと。
2.うつむいて目を閉じる。
3.頭の後ろにでっぱりがあり、そこから指4本分下
そうすると生え際になり、そこを強めに2分間挟み込む
すると、花の通りもよくなって、視界が明るくなったり鼻の通りがよくなったりします
挟み込んだ箇所には、鼻につながる交感神経があり
つまむことによって鼻の中のうっ血した粘膜が、きゅっと締まって鼻の通りがよくなるのです。
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