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20~30代で特に女性が発症することが多いので
もし彼女など周りの女性が発症した場合の参考に。
「壊死性リンパ節炎」は、別名「菊池病」ともいわれています。
1972年に福岡大学の菊池昌弘教授(故人)が発見したたためです。
「壊死性リンパ節炎」の原因と症状を調べてみました。
再発することがありますが治療法がないため、
苦しんでいるひとたちは意外と多いヤバイ謎の病気です。
目次
壊死性リンパ節炎 原因
「壊死性リンパ節炎」の原因ははっきり特定されておらず、
謎に包まれています。
ウイルスによる感染が引き金となる病気だといわれていますが
病原体も特定できていません。
原因不明の奇病と聞くと、なんだか怖いですね。
壊死性リンパ節炎 症状
「壊死性リンパ節炎」の症状はおもに
・リンパ節に腫れ・痛み
・皮膚の発疹
・1週間以上続く高熱
です。
ほかに倦怠感や関節痛もあります。
リンパ節は、リンパ液が流れるリンパ管が合流して
ひときわ太くなっている場所で、
耳の下や首の横、脇の下、ももの付け根にあります。
首の横にしこりができたら、リンパ節が腫れてますね。
初期症状は、風邪と同じ症状のあと、
リンパ節が痛みを伴って腫れます。
「壊死性リンパ節炎」は他人には移らないといいます。
壊死性リンパ節炎 治療
治療するには「対症療法」がメインで
1~2ヶ月で治ります。
「対症療法」とは、表面的な症状に対する治療のことで
この場合は発熱・疼痛への対処となります。
「壊死性リンパ節炎」は原因不明であり、
そのものに対する治療法も現在ありませんが
予後良好で、1~2ヶ月くらいで自然治癒します。
ただ、リンパ節の腫れ・痛みと高熱がひどい場合は
ステロイド剤による治療となります。
抗生物質は効きません。
痛みや高熱はツライですが、なんとか我慢していれば
1~2ヶ月で治るということですね。
壊死性リンパ節炎 再発
「壊死性リンパ節炎」は再発するのか?
時々、再発します。
人によっては、数年おきに何度も再発する人もいます。
根本的な治療法のないので、
患者さんのことは気の毒としかいいようがありません。
持病だと思って付き合っていくしかないのでしょうか
壊死性リンパ節炎 手術
診断のため、生検をすることがあります。
生検とは、組織や臓器から診断に必要な材料を採取する
手術のことです。
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