_
傷つき苦しいだけの毎日、光が見えない毎日を過ごしていると
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」
そんな心理にハマってしまうことがあります。
心の傷を負ったときのことがトラウマとなって
生きることに疲れた人は、最後に笑顔だったのがいつだったかさえ
思い出せなくなってしまいます。
生活は、生活するための生活になり、目的のない、
ただ生きているだけの毎日となります。
「これ以上、もう生きたくない。」つらい心理状態ですが
誰も望んでそうなったわけではありません。
抜け出す対処方法はあります。
目次
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」心理
●心理1.これ以上傷つきたくない
イジメは子供だけの問題ではありません。
大人になると利害や権力が絡む会社の派閥問題や
競争による潰し合いに巻き込まれ傷つくことがあります。
心の深い傷を負った人は、これ以上傷つきたくないので
自分を守るために人を信じづらくなったり、疑い深くなります。
傷ついた心の一番の処方箋は、信じられる人ですが、
トラウマにより人を信じられないため、深い人間関係に至ることができません。
「この人を信じて大丈夫なのだろうか」といつも心にバリアーをはって
相手の顔色を伺うのがクセになります。
誰とも深く付き合えない、やがてそんな生き方に疲れてしまい
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」という心理になってしまいます。
●心理2.自分の存在価値を感じない
他人から必要とされなかったり、相手にされず無視されたり、
たくさんいる人数の数字として扱われなかったりすると
「別に自分がいる必要はないのでは」「誰でもいいのでは」
と考えるようになります。
必要とされたい一心で、仕事で成果を出そうと努力しますが
自分ひとりだけで頑張ってしまうことが災いして
信じられる人がいない、頼れる人が誰もいない状態になり、
孤独が深まっていきます。
必要とされなくなることが怖くて仕事を頑張ることに
やがて疲れて、ストレスも溜まっていき
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」という心理になってしまいます。
●心理3.悪いことばかり起こり、嫌になる
仕事で失敗が続き、成果も出なくてうまくいかない・・・
プライベートでも彼女と気持ちのスレ違いが続きうまくいかない・・・
怪我をした、病気になった、大金を損したなど、
悪いことばかりが起こると、人生が嫌になります。
「悪いことばかりは続かない」と誰かに言われても
実際にはいいことが起きないでいると、
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」という心理になってしまいます。
●心理4.信じられる大切な人がいなくなった
親兄弟や親しい友人、恋人が事故や病気で亡くなったり
亡くならなくても、今までそばにいた大切な人がいなくなると
心の拠り所を失ってしまいます。
大切な人と過ごした過去のことばかりが頭をよぎるばかりで
気持ちが前を向くことができません。
新しい出逢いもなく、過去に縛られた状態のままでいると
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」という心理になってしまいます。
●心理5.病気や怪我による生活環境の変化
大きな病気や怪我は、その人の人生まで変えてしまうことがあります。
体は今までのように動かなくなり、不便を生活環境に変化していきます。
不自由な生活に嫌気が指してしまいます。
同棲していた彼女と別れた、離婚した、借金を背負うことになった、
会社をリストラされて生活レベルを落とさざるを得なくなったなど、
マイナス要素による生活環境の変化も、心を後ろ向きにしていきます。
頭ではわかてっていても「どうして自分だけが」と世の中に対して思うようになり
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」という心理になってしまいます。
対処方法
「疲れた。これ以上、もう生きたくない。」という心理から抜けだして
人生に光を見出していきましょう。
対処法1.楽しみ・喜び、やりがいを見出す
気持ちを前向きにするために、楽しみや喜び、やりがいを見出します。
小さなことで大丈夫です。
例えば、「毎週日曜の休みにはレストレンでランチを食べる。」
平日のあいだ、グルメサイトや雑誌などでレストランやメニューを調べて
週に一度の楽しみにするのです。
そうすると、今までよりも平日の仕事が楽しくなるかもしれません。
仕事にやりがいを見出すのも良いことです。
小さな目標から決めていき、達成するごとにハードルをあげていくと
無理のないペースで、いつの間にか大きな成果を達成することもできます。
対処法2.愛する人との出逢い
愛する人との出逢いは、人生でもっとも素晴らしいことのひとつです。
人を愛することによって、心は喜びで満たされます。
ベタですが「生きていてよかった」と思えるのです。
過去の傷ついたトラウマもすべて打ち明けて
すべてを受け入れてくれる人と出逢えたら絶対に離してはいけません。
信じられる、愛する人がいることで
自分の存在意義を感じることができます。
傷ついた心が癒されいくのを感じることができます。
悪いことが起きても、
愛する人と一緒なら不思議と乗り越えられると信じることができます。
この記事へのコメントはありません。