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髪をさわる、頭をかく、目線や手・指の動きなど、相手のしぐさ・行動から感情を理解できれば恋愛上手になれるかもしれません。心理学をうまく利用しましょう。
例えば、話しかけても目を合わせず「うん」しか言わない。
会話は減っていくばかりで、彼女が何を考えているかわからない。
しかしこんな状況は、心理学を用いれば改善に導くことができるといいます。
心理学は恋愛だけでなく、ビジネスなど人を相手にする仕事にも応用できるので、覚えておくと便利です。
■目線の動き
「目は口ほどにモノを言う」ことわざがありますが、よくいったもので、目線の動きには隠し切れない本音が表れるというのは、聞いたことがある話。
人間は物事を考える際には視線を上下させ
関心がなかったりその場を離れたい時には、目線を左右にそらす
傾向があるといいます。
つまり、会話中に目線が上下していれば、まだ自分に興味があると判断できますし、左右の動きが多ければ、興味が薄れているといえます。
■作り笑い
彼女が笑顔でも「愛情は薄れていない」と思うと、そう言い切れない場合も。
「作り笑い」の可能性があるからです。
しかし心理学を用いれば、作り笑いを見破ることが出来るといいます。
感情を司る右脳は、体の右半分をコントロールしています。
もし感情に逆らった「作り笑い」の場合、顔の左半分は自然に笑えず、左右非対称な笑顔になる。
左目の笑いジワが右目より不自然に少なければ「作り笑い」の可能性です。
つまり、彼女の本心は左半分に現れるということです。
■部屋の模様替え
同棲や結婚している場合に、彼女(嫁)が、相談なしにインテイリアを変えていった場合のことです。
「気分転換かな」と思っていると危ないです。
並行して、彼氏(旦那)に対する態度が冷めていくことがあります。
これは「自分ひとりで居心地のいい空間で暮らしたい」という心理の現れだからです。
■対処方法は、心理学「好意の返報性」「さしすせその相槌」
心理学で彼女の本心がわかったからといって、それを指摘してはいけないといいます。
それは「人は本心を見透かされることを嫌うから」。
逆効果になってしまうということですね。
そこで使うのが心理学「好意の返報性」
自分から好意をもって接すれば、相手も好意を返そうとする心理のことです。
好意を伝える方法は「相槌」
さらに
・さすが
・知らなかった
・すごい
・センスいい
・それで、それで?
というワードを付け足す「さしすせその相槌」を意識すると、より効果的!
簡単だから実践しやすいですね。
■男とは違う、彼女の褒め方「バーナム効果」
好意を伝える方法は相槌のほか、誉め言葉も効果的です。
ただし、男性と女性では効果的な褒め方に違いが。
男性は、能力や結果を直接的に褒められることに弱いといいます。
それに対して女性は
猜疑心が強いので、安直な褒め方をするとかえって逆効果に・・・。
女性は過程を褒められることに喜びを感じるので、結果ではなくプロセスを褒めるのがポイントです。
例えば
☓「料理おいしいね」
〇「疲れてるのに作ってくれてありがとう」
となります。
「キレイ」「痩せた」と直接的に言うのではなく、少しひねってプロセスを褒めるのが良いのですね。
他にも、社交性のある彼女なら
〇「自由奔放に見られがちなところもあるけど、実は物事を冷静にとらえてる」
〇「優しくて温かみがあり、誰も会わせても問題ない」
など。
これは心理学「バーナム効果」。
彼女が勝手に
「私のことを理解してくれている」と思い込む効果です。
彼女の喜ぶ顔が想像できますね。
以上は週刊ポストで紹介された、立正大学の心理学部名誉教授・斉藤勇さんによる心理学でした。
下の一覧も週刊ポストで紹介された、感情としぐさの関係の一覧です。参考になると思います。
・頭を掻く
・指の動き
・手の動き
・髪をさわる
・頭を掻く
など感情を表すしぐさ・行動がたくさんあることに驚きます。
全部覚えるのは大変ですが、少しでも覚えていれば、相手の嘘を見抜くこともできますね。
■マイナスな感情
■感情 | ■しぐさ・行動 |
---|---|
少し怒っているとき | 両手を腰に当てる |
半信半疑 | 首の後ろを指でポリポリと掻く |
脅威や敵意を抱いているとき | あごを突き出す |
恐怖を抱いているとき | あごを引く |
皮肉な気持ちを抱いているとき | 片方の口だけが上がり、頬にしわが出来る |
「ちょっと、よく話がわからないな」 | 口の両端を下方に引く |
話に全く関心がない | 目の周りをこする |
「黙れ」「もう話を聞きたくない」 | 耳を掻く、つまむ、なでる |
「頑固で困るな」 | 自分の額をコンコンとたたく |
「それは難しい」「私にはできない」 | 眉間をつねる、掻く |
「とても疲れた」 | 頬杖をついている |
「退屈でどうしようもない」 | 組んだ足をユラユラ揺らす |
ごまかしや隠し事をしている | 鼻をこする |
穏やかな脅迫 | 人差し指を相手の顔に突き出しながら話す |
穏やかな不満、嫌悪感 | 鼻にしわを寄せる |
「どうもすみません」 | 人差し指を歯で噛む |
「うまくいかなかった」 | のどをなでる |
NO(拒否) | 鼻を左右どちらかにねじる |
■プラスな感情
■感情 | ■しぐさ・行動 |
---|---|
期待を抱いているとき | 手のひらを揉む |
「本当なのか!」「すばらしい」(感嘆) | 頬をつまむ |
「あなたの話を真剣に聞きましょう」 | 自分の手を重ねる |
「あなたの話は面白い」 | 前かがみになる |
「私も話がしたい」 | 唇を指で触る |
優越感を感じている | 頭の後ろで手を組む |
■その他
■感情 | ■しぐさ・行動 |
---|---|
くつろいでいるとき | 後ろ手を組む |
「自分の考えを理解してほしい」 | 両腕と両手で抱擁するようなしぐさをする |
相手の関心を引きたい | 髪の毛を整えようとする |
性的な高ぶりを感じている | 唇をなめる |
性的関心(男性から女性) | 首の後ろを触る |
髪をさわる(整えようとする)のは、相手の関心を引きたいという感情なのですね。
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