阿蘇山噴火最新 影響で観光被害も。レベル3入山規制だが風向きによって噴石や火山岩が心配される

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近くに家族や親戚がいる方は心配なことだと思います。9月14日(月)9:43に熊本の阿蘇山で噴火が発生しました。そして9:50には噴火速報、10:10には噴火警戒レベルが2から3に引き上げられました。レベル2は火口周辺規制、レベル3は入山規制となっています。この最新情報によって観光などにも影響や経済的被害が出るでしょう。また、風向きによって噴石や火山岩が心配されます。

阿蘇山の様子は気象庁や各メディアのライブカメラでも確認できますの。
 
 

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阿蘇山噴火最新情報の詳細


阿蘇山の中岳第一火口で9:43に噴火が発生しました。また、噴火に伴い、火口からは弾道を描いて飛散する大きな噴石が確認されています。噴煙は火口煙上の上空2000mにまで登っているといいます。

今後も今回と同じ程度の噴火が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から1キロ以上に渡って飛散する可能性があります。火口から概ね2キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要とのことです。風下側では大きな降灰及び、風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。

黒い噴煙が立ち上り、噴煙は上方向だけでなく水平方向にも渡っていて、火砕流の可能性もある危険です。地震計では9:20くらいから連続的に微動が発生し、その微動は大きくなったり小さくなったりしました。9:47には少し振幅が大きくなったもののそれ以降は小さくなっています。

9:50の噴火速報は導入後初めて


8月4日14時から運用開始された気象庁の噴火速報ですが、実際の噴火で速報がされたのは今回が初めてでした。ちゃんと機能しているようで安心ですね。

パソコンやケータイ、スマホはもちろん、テレビ・ラジオ・防災無線でも確認することが可能です。

噴火による被害は発生していないが、観光への影響はあるだろう


人的被害及び物的被害は今のところ発生していません、何よりです。阿蘇山ロープウェーでは、観光客が避難誘導されました。また、西に約3キロ地点の阿蘇火山博物館では見学客100人が避難下山しました。

噴火警戒レベルが3の入山規制になったので、阿蘇吉田線の米塚付近分岐点、阿蘇吉田線の夜峰山付近、仙酔峡青年の家前では、交通規制が敷かれています。

ロープウェイや登山は出来なくなりましたが、命は大事なので仕方ありません。ホテルなど観光業にとって影響が出ることは間違いないですが、きっとそれを覚悟の上で商売していると思います。
 
 

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風向きによって噴石や火山岩が心配される


噴火の規模や風向きによって降灰の可能性があるため、阿蘇市では帽子やマスク、傘などでその対策をするように注意喚起が行われています。

また、実際に降灰があった際の対応についても提示がありました。
・火山灰が目に入ったときには、目でこすったりせずに、水で洗い流す。
・コンタクトレンズの使用は避ける。
・掃除をする際はマスクを着用する。
・激しい運動は避ける。
などといった内容になっています。

ちなみには、午前中の時点では阿蘇市内の小・中学校並びに高校の、下校や休校などの情報は確認されていません。

風向きも心配ですが、天気が荒れたり台風がやってきたりすると、状況の悪化も考えられるのでそうならないことを願います。

大噴火するようなことはないと思いますが、もしも大噴火したら被害は大変なものとなってしまいます。火山岩などが飛んできたら大変です。阿蘇山のカルデラは世界でも有名ですからおとなしくしていてほしいですね。


 
 

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