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シルバーウィークの最終日、9月23日(水)の深夜午前3時に南の海で発生した台風21号(ドゥージェン)。秋台風と呼ばれるこの時期の台風、週末には秋雨前線をし関東では雨の量が増える可能性があります。ちなみにドゥージェンという名前は中国の「つつじ」を意味します。
気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパecmwfそれぞれの最新進路予想を比較すると若干の違いはあるもの概ね同じです。
早速それぞれの最新進路予想をみていきましょう
目次
台風21号2015の現在地とスペック
気象庁の発表によると台風21号「ドゥージェン」は現在フィリピンの東に存在し、中心位置は北緯 18度25分、東経 133度00分。現在は同じ位置に停滞していますが夜には西北西に進路を取りゆっくりと日本列島に向かって進行するとみられます。中心気圧992hPa、中心付近の最大風速は23m/s、最大瞬間風速は35m/sに達します。
26日(土)の朝9時には強い台風へと成長し日本の南に達する見込みで、速度は時速15キロの速度で、最大瞬間風速50m/sへと勢力を増し、27日(日)の朝には朝には沖縄の南に到達し暴風警戒域は440kmにまで広がる予想です。
台風21号2015の予想進路を気象庁・米軍・ヨーロッパで比較
基本的にはどれも日本に向かって進路をとっているのが最新予想です。ただ、気象庁と米軍が日本列島に上陸しそうな進路予想をしているのに対してヨーロッパだけは日本の手間で進路を北に変えて日本列島沿いに北上する予想です。
※気象庁HPより
※米軍JTWC
※ヨーロッパecmwf 9/27予想図
台風21号2015は本州への影響は小さいが沖縄には影響が
当初の予想では、東方向か、西方向か、風の動きによって左右される予想でしたが、どうやら台風21号(ドゥージェン)は最新進路予想では西の方向へ向かっているので、本州への影響は小さく沖縄には影響がある見込みで、明日25日(金)からは沖縄では高波に警戒が必要です。
まだまだ予報円も大きく、台風の進路が今後変化する可能性もあるため、台風情報はこまめにチェックしましょう。
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