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まれに見る巨大台風23号2015(チョーイワン)が日本へ向けて進路をとっている最中、ハワイでは台風24号2015のたまごが発生しています。米軍の最新進路予想によるとハワイを飲み込むような予想図となっています。
気象庁および米軍などの進路最新予想を見ていきましょう。
目次
台風24号2015たまご進路 米軍はハワイを飲み込むヤバイ予想!
●気象庁の進路最新予想
まだ台風ではないので、気象庁のHPには記載されていません。
●米軍の進路最新予想
米軍合同台風警報センター(JTWC)のデータによると台風24号2015のたまごは
中心位置が北緯 13度3分、東経 154度7分。
台風温度は華氏65℃、速度は7ノット(時速およそ4キロ)
波の高さは最大で9フィート(約3メートル)で、
最大風速30ノット(約15m/s)、最大瞬間風速は40ノット(約21m/s)、
10月6日(火)の15時には最大風速70ノット(約36m/s)、最大瞬間風速は85ノット(約44m/s)
という最新予想です。
※出典:米軍JTWC
日本に到達した場合は、強風や高波、暴風や豪雨、土砂災害などに警戒が必要です。
豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。
「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。
「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。
「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。
「最盛期」は、勢力のピークです。
「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。
豆知識 台風の強さ
台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。
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