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巨人の福田聡志投手(32才)が野球賭博行為ということで、10月5日(月)付で謹慎処分を言い渡されました。
巨人によると、福田聡志投手は2014年8月に、知人で税理士法人勤務を名乗るAという男性から、野球賭博を持ちかけられました。そして、全国高校野球選手権における複数の試合の勝ち負けに対して賭博を行ったといいます。
福田聡志投手は、来季は戦力外であると噂されていましたが、今回の野球賭博によって、プレー以外の意味でも戦力外となってしまったのでした。野球賭博というと、1969年に黒い霧事件というのがあり、10名を超える選手が処分を受け、6名は永久追放処分となった衝撃の野球賭博騒動でした。
福田聡志投手の噂の近況
福田聡志投手は、希望枠から巨人に入団した選手です。当初の背番号は22番をもらい大きな期待を寄せられていました。そして1軍の試合への登板が多くあり、巨人のリーグ優勝に貢献してきた人物です。
そんな福田聡志投手の近況ですが、今年10月1日には、巨人から来季構想外は濃厚とされ、戦力外通知を受けるのは時間の問題と噂されていました。
そこでまさかの事態、野球賭博が発覚したのでした。
福田聡志投手 戦力外は野球賭博が原因!?
もともと戦力外が濃厚だったようですが、さらに野球賭博の疑惑によって決定的となったでしょうね・・・。疑惑だけ済めば、いずれ他球団での活躍も望めるのでよいのですが。
福田聡志投手に野球賭博をもちかけたAさんは、同じ巨人の笠原将生投手(24才)の友人の知人であり、去年笠原将生投手からAさんを紹介されたのでした。
全国高校野球選手権の試合の勝敗をかけて行われた野球賭博。「1点=1万円」で始めは5~10点をかけていたものの、負けが続いてしまい、全国高校野球選手権が終わる頃には負けはかなリ大きなものとなっていたようです。Aさんは、遊びだからどんどんやれと煽っていたんだとか。
するとAさんからは、プロ野球で取り返せばいいと言われ、高校野球だけでなく、プロ野球とメジャーリーグでも賭博を行いましたが、負け点数はどんどん増えていったようでその額は百数十万円・・・。この時点ではAさんからは現金の取り立てはなかったです。
9月の上旬に福田聡志投手がもう賭博はやめようとAさんに連絡するのをやめた途端、Aさんからの現金の取り立てがスタート。9月30日にAさんがなんとジャイアンツ球場に取り立てに来て、野球賭博が発覚したそうです。
Aさん、かなりの悪だと思いますね・・・。
球界が震撼した「黒い霧事件」
「黒い霧事件」とは、1969年に起こった、暴力団関係者の依頼による八百長、野球賭博騒動のことです。
関与が疑われた選手10人を超え、西鉄の永易将之投手など6人が永久追放処分となりました。八百長・賭博対象は野球だけでなくオートレースもあり、国会でも議題になるほどの騒動となったのでした。
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