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1995年7月22日の「東住吉事件」で和歌山刑務所に服役していた受刑者、青木恵子さん(51才)と内縁の夫の朴龍晧さん(49才)がおよそ20年ぶりに釈放されました。
「東住吉事件」の場所は民家の駐車場でした。真相は再現実験によって、放火ではない可能性が高まり、嘘の自白を強要されたことが明らかになりました。ただ、怪しいのは、朴龍晧さんが亡くなった娘に保険金1500万円をかけていたことと、借金が200万円あったことです。
目次
東住吉事件の場所
東住吉事件が起こった場所は、大阪府大阪市東住吉区ある民家のシャッター付き駐車場でした。当時火災が発生して、青木恵子さん(51才)と朴龍晧さん(49才)と長男(29才)は逃げることができましたが、お風呂に入浴中だった娘(当時11才)は逃げ遅れて亡くなってしまいました。
東住吉事件の真相
警察の推測では、駐車場のシャッターを閉めた状態で、車の燃料タンク手動式のポンプでガソリンを取り出し、駐車場の床にガソリンをばらまいてライターを火をつけたというものでした。
しかし、車からガソリンを取り出したという手動式ポンプも、火をつけたライターも、発見されていませんでした。
あとから行われた再現実験の結果によると、駐車場のシャッターを閉めた密閉された空間だったところに、車のガソリンが部品の故障などが原因で漏れて気化し、駐車場に隣接していたお風呂の燃焼装置の種火によって自然発火したという可能性が高いと判断されました。
では、なぜ逮捕され20年も服役していたかというと、警察に自白を強要された朴龍晧さんが、耐え切れずに嘘の自白をしたからです。恐ろしいことです。
怪しいのは朴龍晧が娘に保険金1500万をかけていたこと
青木恵子さん(51才)と朴龍晧さん(49才)は、亡くなった娘に保険金1500万円をかけていました。なぜ11才の娘にそんなに多額の生命保険をかけていたのか?怪しいですよね。
もうひとつ怪しいのが、青木恵子さん(51才)と朴龍晧さん(49才)が当時200万円の借金があったことです。こういったことがあると、借金を返済するために保険金が必要だったと警察から疑われても仕方ないですね。
もしかしたら本当に保険金目当てだったのかもしれませんし、偶然こうなっただけかもしれません。本人たちにしかわからないことですね。。。
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