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石田涼さん(30才)は、本人確認を行わないで携帯電話のSIMカードを貸していてました。わらにそのSIMカードは、振り込め詐欺が使うウソの電話などに悪用されていたようです。
SIMカードを貸したのは、レンタル携帯電話会社「ART」であり、石田涼さんは社長を務めています。
目次
レンタル携帯電話会社「ART」
レンタル携帯電話会社「ART」は、正しくは有限会社ARTといいます。ホームページがありますが、デザインにはあまりこだわっていないようで、会社のHPのわりに急ごしらえで作った印象があります。
有限会社ARTは、東京都狛江市ににあり、「移動通信機器のレンタル及び販売」を事業内容としています。料金は、例えばドコモならMプランの場合、月額利用料15000円、無料通話4200円、30秒ごと通話料14.7円、保証金0円、初期費用合計15000円となっています。
ホームページには受け渡しまでの流れについて説明があり、個人の場合は「身分証明書」、法人なら「登記簿謄本または印鑑証明書」にて本人確認したうえでの、商品受け渡しとなっています。しかし今回は本人確認しなかったようでね。
携帯電話のSIMカード
「SIMカード」」とは、電話番号を特定する「固有のID」が記録されたICカードのことで、携帯やスマートフォンに必要な部品のひとつです。サイズはとても小さく、12.3☓8.8mm~25☓15mmの大きさとなっています。
「SIMフリー」として売られているモバイル端末には、そのままSIMカードが挿入できますが、通常の国内販売モバイル端末は、「SIMロック」がされているので挿入できません。挿入できるようにするには、それぞれのキャリアのショップで「SIMロック解除」をしてもらう必要があります。
昔使っていた、契約を解除したスマホやタブレットがあったら、SIMカードを挿入すれば使用が可能になるので便利です。
イベントや旅行先など、一時的に端末が必要な場合なども便利です。
石田涼 経歴やプロフィール
石田涼さんの経歴やプロフィールについては、有限会社ARTの社長という以外は好評されていません。ただ、今回本人確認をしないで貸したSIMカードは、振り込め詐欺が使うウソの電話に利用されるとわかっていたと、警察は考えているようです。もしそれが事実なら、振り込め詐欺と何らかの関わりがあるかのかもしれません。
SIMカードの本人確認
音声通話SIMを申し込む場合は、本人確認書類が必要だと決まっています。どこのサイトを見ても、同じようなことが書いてありますね、
有限会社ARTのホームページには、引き渡しの流れの説明に本人確認が必要と記載がありますが、一方で利用規約の最後13条には、「本規約以外に当社と借主間に別途の取り決めがある場合はそれを優先します。」とあります。
「当社と借主間に別途の取り決めがある場合」・・・今回がまさにそうだったのかもしれません。例えば親しい友人知人などであり、悪用されるとは夢にも思わず貸してしまった可能性もあります。だとしたら、法律違反ではあるかもしれませんが、被害者でもあるということになるのかもしれません。
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