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元世界2階級制覇王者のボクシングの亀田大毅選手(26才)が、引退することをになりました。引退の理由は左目網膜剥離だということです。
左目網膜剥離は、2014年のメキシコ合宿で発症しその後3回の手術で完治したのですが今年2015年9月の1年9ヶ月ぶりの再起戦で1-2で判定負けし、ボクシングから引退することを決意したといいます。
今後は、やりたいことを探して、家族を大事に生きていきたいということです。亀田興毅選手の電撃引退からわずか2週間あまりの引退表明でした。
目次
亀田大毅 引退の理由は左目網膜剥離
亀田大毅選手は、2014年6月に行われたメキシコ合宿でのスパーリングのあとに、左目の視界が真っ暗になってしまい日本に緊急帰国しました。そして病院で「左目網膜剥離」と診断されます。
医者から引退を勧められましたが、あきらめらない亀田大毅選手は、3回の手術で完治させて今年2015年9月に再起戦に臨みました。しかし、目の故障の影響もあったのか、無念にも1-2の判定で破れるのでした。視力は右1.0に対し、左0.1しかなかったのです。
いまのままボクシングを続けることは、左目にとって危険であることと、右目だけで戦えるほど甘い世界ではないことから、引退を決意したといいます。
亀田大毅 波乱万丈なボクシング人生
2007年に亀田大毅選手は、内藤大介選手との試合で反則負けして、ボクシングライセンスを1年間停止の処分を受け、世の中から批判も浴びました。社会問題にまて発展してしまったこの反則騒動で、意気消沈してしまい包丁で自ら命を断つことも考えたといいます。
2013年9月、亀田大毅選手はIBFスーパーフライ級王者となって、
2013年12月には初防衛戦のIBF・WBA団体統一戦がありましたが、1-2で判定負けします。ところが、負けたにも関わらずIBFの王者の座は保持したままとなり、「負けても王者」問題が勃発。またしても社会問題となり、これによって亀田3兄弟はの日本国内で試合をすることができなくなりました。
それまで練習嫌いでしたが、騒動のあとはボクシングに真摯に向き合うようになり、見違えるほど成長したそうです。そんななか、左目網膜剥離に。
東京都内にオープンしたばかりのジムの経営にも影響が出てしまった事態に、亀田大毅選手は責任を感じていたそうです。試合で結果を出して恩返ししようという想いがあったそうですが、左目網膜剥離によってその想いを叶えるまえに引退となってしまいました。
亀田大毅の引退 亀田興毅のコメント
兄の亀田興毅選手は、「逆に俺は負けて良かったと思っている。続けてたら失明していた」と話しています。
ボクシング生命よりも、これからの人生のほうがはるかに長いですからね。それを考えたら、無理を戦って失明していまうより、視力があるうちに引退して、今後の人生と向き合うほうがいいと思いますね。
亀田大毅の引退 今後は家族のために
亀田大毅選手は、2014年10月に結婚した8才年上の女性と、11月3日にニューヨークで結婚式を挙げました。嫁も、旦那を応援してくれていて、これからも楽しく頑張ろうと言ってくれているそうです。
今後はやりたいを探して、家族ととも新しい人生を歩むをことを決意したといいます。そして、子供は2人ほしいそうです。
亀田大毅 ニューヨークで嫁と結婚式 pic.twitter.com/4ZFOjs3ttF
— クロスケ (@kuro_we) 2015, 11月 3
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