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「カフェコロン」は危険だという情報がネット上でありましたが、やはりそうだったようです。液体を腸内に注入するタイプ腸内洗浄キットでは、40代の女性が自力で排便をすることが不可能になってしまうという健康被害も確認された模様です。
そんな「カフェコロン」を、厚生労働省の許可を得ずに「体の中からデトックスして肌改善」と効能をうたい無許可販売していたとして、東京都中央区にある健康食品販売会社ディーセントワークの実質的な経営者である、港区六本木に住む吉沢三代子容疑者(70才)ら3名が警察に逮捕されました。
目次
カフェコロンは危険だった
「カフェコロン」とは、女性の便秘解消のためのデトックスドリンクで、原料は主にコーヒー豆だといいます。専用器具で肛門から注入するので、「コーヒー浣腸」との呼び名で有名なんとだとか。ただ、これでデトックス美肌効果があるのか医学的な根拠はなくて、逆に腸を傷つける可能性があるんだとか。
健康被害を訴えた40代の女性は、腸がむくんで自力で排便をすることが不可能になってしまったとのことです。となるとどうやって排便するのでしょうね・・・。
下痢が止まらなくなったりした人もいるそうです。これもつらい。
カフェコロンの価格と売上
「カフェコロン」をアマゾンで検索すると、「カフェコロン 155g×6缶x5 (30缶)」で9450円が値引きされて7300円となっています。また、報じられた「腸内洗浄キット コロンキット」は1個9504円となっています。
「カフェコロン」は2001年.(平成14年)から販売をスタートして、確認が取れただけでも2010年~2014年の4年8ヶ月のあいだに、16億円もの莫大な売上を不正に得ていた模様です。
吉沢三代子 ディーセントワーク実質的経営者
吉沢三代子容疑者が実質的経営者だという健康食品販売会社ディーセントワークの公式サイトは現在も存在していて、正式な会社名は、ディーセントワーク株式会社であり、〒104-0031東京都東京都中央区京橋3-4-2電話03-3548-3380となっています。
1998年(平成11年)10月29日に設立され、代表取締役は川本久雄氏となっていますが、実際に会社を経営を行っていたのは逮捕された吉沢三代子容疑者ということなのですね。
会社概要のページには、「ディーセントワーク」の意味が書いてあります。「ディーセント」とは社会一般の基準から見て、ちゃんとした・礼儀正しい・満足できる・親切な・寛大なという日本語だそうで、これにワークをつけたのが会社名ということです。しかし、無許可販売をしていたということでは、全然ちゃんとしていないですよね。会社名と真逆のことをしてしまいました。
「カフェコロン」などの商品は、ネットだけでなく実店舗でも売られていて、全国にあるたくさんの店舗で取り扱いがあります。北海道では2店舗、東北で9店舗、東京で40店舗、関東で28店舗、中部で21店舗、近畿で18店舗、中国・四国で6店舗、九州・沖縄で16店舗、といった具合です。
カフェコロン逮捕 ネットの反応
カフェコロンやっぱり捕まったかー。やっと?って思ったけど。
— Aya. (@ayakichi2525) 2015, 12月 2
カフェコロンそんなに儲かってたのか(゚A゚;)ゴクリ
— ねこまねきん肉球ぷに (@299neco) 2015, 12月 2
へ~~~~~カフェコロンって無認可だったんだ。あんなクソ高いコーヒー買わんけど。
— うしみつ@ピンクスライム肉 (@_ushimitsu_) 2015, 12月 2
カフェコロン、確か、ママ友やってたような…こわっ。
— Maha (@mahamamago) 2015, 12月 2
@Uniformeofc 好きな人は好きですからねぇ…
排便執着の依存症患者を量産してしまっただけなのでは、と思っています。
実際カフェコロン使いすぎて自力排便できなくなった被害者がいるみたい。今テレビで流れた情報によると。
— soleinue (@soleinue) 2015, 12月 2
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