_
フリージャーナリストの安田純平さん(41才)が
シリアで武装勢力により拘束されていることが、
「国境なき記者団」ホームページ掲載の声明で発覚しました。
11月、12月と、安否確認が取れていなかったものの
現在になって身代金を要求されているとのことですが、その情報については
信憑性に疑いの声も出ています。
安田純平さんは6月下旬にトルコ南部からシリアに入国したあと
音信不通となり、ツイッターも6/20で更新が止まっています。
7月末から8月には、母親あてに外務省から
「拘束された可能性がある」と連絡がいったんだとか。
拘束に疑問の声があるものの、
安田純平さんのツイッターには、
拘束まで秒読みと思わせるようなものや過激な発言が見受けられます。
目次
フリージャーナリスト安田純平 経歴
フリージャーナリスト安田純平さんの経歴がスゴいと
話題になっています。
安田純平さんは埼玉県入間市出身の1974年3月16日生まれ現在41才。
一橋大学の社会学部で社会精神医学を学び、卒業後1997年に
毎日新聞社に入社し、入社から7年後の2003年に
休暇をとってアフガニスタンに取材に出掛けています。
その年の12月にまた休暇をとってイラクを取材し、
翌2003年の1月に会社を辞めて、フリージャーナリストになりました。
フリージャーナリストになってからは、中東の戦地を取材することが
多かったようですが、
2005年1月にはスマトラ島沖地震の被災地を取材したりもしています。
危険な海外取材を繰り返してきた安田純平さんでしたが、
2009年35才の頃、シンガーのmyuさんと結婚しています。
結婚後はさすがに戦地取材を自粛したみたいで、
3年くらいはおとなしかったみたいです。
フリージャーナリスト安田純平 過去の拘束
安田純平さんが外国で初めて拘束されたのは、
2003年にイラク軍に拘束されたときのこと。
毎日新聞社を代謝した1ヶ月後に、イラク軍に、
2回目はイラク警察に拘束されています。
2004年4月には、イラクのバクダットの70km西にある
ファルージャに、拘束された3人の消息を追って向かったところ
元陸上自衛官の渡辺修孝さんといっしょに武装勢力に拘束されています。
2005年にヨルダン・シリア・イラクを取材していますがこの時は無事でした。
2年後の2007年にもイラクに行き、現地でコックをしながら取材をするという
たくましさを発揮して、「ルポ 戦場出稼ぎ労働者」の出版につなげています。
イラクが内戦状態にあり取材が難しかったからコックで入国した模様。
2012年と2013年には2年連続でシリアの内戦を取材しに行ってますが、
拘束はされていないようですが、
今回2015年は残念ながら拘束されてしまいましたね。
怖いものしらずの印象がある安田純平さんですが、
少林寺拳法二段という腕前らしいので、
自分は大丈夫という自信につながっているのかもしれません。
フリージャーナリスト安田純平 ツイッターのヤバイ発言が話題
現在はツイッターの更新はストップしていますが、
過去の発言を見ると、やばそうな内容のものがあります。
これまでの取材では場所は伏せつつ現場からブログやツイッターで現状を書いていたが、取材への妨害が本当に洒落にならないレベルになってきているので、今後は難しいかなと思っている。期間限定の会員制で取材経過までほぼリアルタイムで現場報告することも考えてたが、危険すぎてやっぱり無理そう。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015, 6月 20
過激な発言も話題になっています。
トルコでも爆破事件があったし、コバニなんてあのあたりではかなり安全といえるんでないか。いまだに危ない危ない言って取材妨害しようなんて恥曝しもいいところだが、現場取材を排除しつつ国民をビビらせたうえで行使するのが集団的自衛権だろうからな。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015, 6月 19
シリアのコバニには欧米からもアジアからも記者が入っていて、フェミニストの若い女性やら学生メディアやってる大学生やらまで集まっているが、日本は経験ある記者がコバニ行っただけで警察が家にまで電話かけ、ガジアンテプからまで即刻退避しろと言ってくるとか。世界でもまれにみるチキン国家だわ。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015, 6月 19
戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) 2015, 4月 3
この記事へのコメントはありません。