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理研こと理化学研究所が合成した「原子番号113番の『新元素』」が
国際的に認められる見通しとなり、
アジアで新元素が発見されたのは歴史上初でもあることから
ニュースになっています。
また元素には例えばギリシャ語の太陽が由来の「ヘリウム」など
名前がつけられますが、
今回の「原子番号113番の『新元素』」は日本生まれであることから
「ジャポニウム」となるそうです。
なんかダサいのかカッコイイのかいまいちですが。
ネット上では祝福の声があがる一方で、
韓国や中国が批判や邪魔をしてくるのではないかと憶測が飛び交っています。
目次
「新元素113番 ジャポニウム」国際認定
日本が発見した「新元素113」は、
2016年1月に国際学術機関が、理研に命名権を与える方向で動いているそうです。
つける名前は「ジャポニウム」が有力だそうですが、
元素記号は何になるのでかね。ベタに「Jp」だったりするとなんか微妙ですね。
他の名前候補としては、
湯川秀樹博士にちなんだ「yk ユカワニウム」
理研にちなんだ「Rk リケニウム」
理研がある和光市にちなんだ「ワコニウム」
物理学者仁科芳雄にちなんだ「ニシナニウム」がありそうです。面白いですね。
実はこの新元素の発見は、日本だけが取り組んでいたのではなくて
アメリカ・ロシア共同研究チームも取り組んでいたそうで、
その競争に見事競り勝って、日本が命名権を獲得したわけです。
アジア初というのもすごいですが、アメリカとロシアに勝ったというのもスゴくないですか?
「新元素113番」とは
「新元素113番」とは、人工的に合成した元素です。
自然界に存在する元素は、92番のウランまでです。
「新元素113番」が合成されたのは、なんと約10年前!
最近のことではなかったのですね。
その時から、理研(日本)とアメリカ・ロシアがそれぞれ、
「我々が発見した」と主張してたようです。
2004年9月、現在は九州大教授である森田浩介研究員が
30番の亜鉛 と 83番のビスマス を加速器を使って
高速で衝突させて核融合反応を起こして合成したのが
「新元素113番」です。
アメリカ・ロシアは同年の2月にいち早く別の方法で
20番カルシウム と 95番アメシウム を使って
113番を合成して数もたくさんあったのですが、
データの裏付けが不十分だったので、日本が勝ったんだとか。
「新元素113番 ジャポニウム」韓国が批判?
「新元素113番 ジャポニウム」が韓国や中国に批判される理由ですが、
学校の科学や物理の授業で元素教えるときに、
「元素113番 ジャポニウム」を教えることになることへの反発が
韓国や中国からきっと起こるだろうという、
ネットユーザーたちからの推測のようです。
「ジャポニウム」という名前は、誰がどう見てもジャパンが由来ですから
元素の名前に国名をつけるというのは、差別に繋がるというのです。
先日、韓国人による靖国神社トイレ爆破があったばかりですから、
日本人も敏感になっているのかもしれません。
既存の元素の名前を見ると、地名や人名が多いので
個人的にはその路線で良いと思います。
「ジャポニウム」はちょっと悪目立ちして叩かれる気がします。
理研がある和光市にちなんだ「ワコニウム」でいいんじゃないでしょうか。
しかしジャポニウムというと「日本初ですよ!!!」という必死さが現れてよくない。ドイツ人とかは元素見つけまくってるからその辺の地名や人名を付ける程度の余裕を見せてるし、日本も「埼玉の和光理研で見つかったんだからサイタミウム」とかいう余裕が欲しい
— イスカリオテの湯葉 (@yubais) 2015, 12月 26
ゲルマニウムとかアメリシウムとかフランシウムとかは?
倭寇ニウム
ドイツはもうゲルマニウムがあるから地名をつけてってるだけでしょうに
ドイツはゲルマニウム
イギリスはガリア地方だからガリウム
ポーランドはポロニウム
アメリカはアメシウム
JとQが未使用だから、Jが目立っていいんじゃね?
スペシウムでいいやんww