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1月6日の午前に北朝鮮が水爆の核実験に成功し
放射能による日本への影響が心配されています。
また、政治的な影響についても注意が必要です。
北朝鮮が核実験をした場所を地図でチェック
してみたいと思います。
目次
北朝鮮の核実験の場所を地図でチェック
北朝鮮が核実験を行った場所は、
「豊渓里」という場所になります。
「豊渓里」は「プンゲリ(Punggyeri)」と読み、
ハングル文字では「풍계리」となります。
北朝鮮の北東部に位置し、
首都の平壌からは車で8時間30分の距離になります。
「豊渓里」はもともt、ただの町でしたが、
1970年代から1990年代の20年間にわたり、
1万人の人々が施設の建設工事に駆りだされたといいます。
彼らは皆政治犯でした。その中でももっとも罪の重いとされる
政治犯が工事に動員され、そのまま姿を消しています。
金日成一族に反発する者や、親日派、
さらには出身による差別で悪者扱いされた人々が
政治犯として強制収容所に収監されていたのでした。
北朝鮮は、金日成主席が亡くなる1994年以前には
すでに核兵器を所有していたといわれていて、
「豊渓里」では今から9年前の2006年10月9日に
核実験が行われたとされています。
北朝鮮の核実験の歴史
北朝鮮の実験場「豊渓里」で行われた核実験の
歴史を振り返ってみます。
1回目の核事件
1回目は、上記のように2006年10月9日でした。
核弾頭を搬入する地下の坑道入口から東北東の方角へ2km、
横穴式の地下実験場で行われたといいます。
2回目の核事件
2009年5月25日、同じく「豊渓里」の地下で
核実験が行われています。
3回目の核事件
2013年2月12日、4回目の核実験が行われました。
報道では爆発の規模は7kmトンを超えたということですが、
日本に投下された広島原爆は15kmトンだったので、
規模としては半分以下です。
4回目の核事件
2016年1月6日、「水爆」の核実験が行われました。
時間は日本時間でいうところの午前10時半頃で、
北朝鮮の北東部、実験場「豊渓里」がある
咸鏡北道吉州郡(ハムギョンプクド キルジュ)の辺りで
マグニチュード4.2前後の揺れがあり、
その後の発表で核実験を行っていたことが判明したのでした。
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