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株式会社イーエスピーのバスが39人の死傷者を出す
大事故を起こして大きなニュースになっています。
この事故で未来ある若者の命も奪われました。
そんな株式会社イーエスピーの評判を調べていくと
事故を起こした運転手が健康診断を受けていなかったことが
わかりました。
また、生存者からの証言により
すごいスピードでカーブを曲がろうとしたことも判明しています。
目次
株式会社イーエスピーとは
株式会社イーエスピーは、
株式会社キースツアーからバスの運行を委託された会社です。
本社住所 :東京都羽村市富士見平二丁目1番地5
代表取締役:髙橋美作
設立 :2008年7月8日
資本金 :300万円
従業員数 :195名
事業内容 :警備事業、バス観光事業
※バス観光事業認可:関自旅一第12号・東京都登録旅行業第2-6850号
株式会社イーエスピーの評判「バスがボロい」
キースツアーに委託されバスの運行をしていた
株式会社イーエスピーですが、
「バスが相当ボロい」と評判でした。
株式会社イーエスピーはもともと警備会社で、
2014年からバス観光事業を始めました。
中古バスを買ってバス事業を始めたそうなので、
バスがボロかったというのもうなずけますね。
株式会社イーエスピーの評判「行政処分を受けていた」
株式会社イーエスピーは、今回事故が起きた1月15日のたった2日前、
1月13日に、行政処分を受けています。
行政処分を受けた理由は、
運転手13名のうち10名について健康診断を受けさせていなかったからです。
2015年2月に国交省を監査をした際に判明しました。
じつは、事故当時運転していた運転手の土屋広さん(65才)は、
健康診断を受けていなかったそうです。
なぜかというと、株式会社イーエスピーで働きはじめてまだ2週間ほどしか
たっていなかったからだとか。
こうなってくると、土屋広さんに問題があったと考えてしまいます。
株式会社イーエスピーのバス ルート変更していた
事故を起こした株式会社イーエスピーのバスは、
予定とは違うルートを走っていて、事故を起こしました。
同社の担当者によると、
「時間調整などのために別のルートを走ることはあるが、
今回別の道を走った理由は分からない」ということですが、
予定どおりのルートを走っていれば事故は起きなかったのでは?
と思わずにはいられません。
1月14日よる23時、東京の原宿を出発
↓
関越自動車道の東松山インターチェンジ
↓
一般道
↓
上信越道・・・ここでなぜか国道18号を走り、AM2時に事故。出発から3時間後です。
↓
目的地は長野県の斑尾高原
高速ではなく、したみち(国道18号)を走れば当然時間がかかります。
なぜしたみちを走ったのか?今回の事故の最大の謎といえます。
株式会社イーエスピー 運転手に問題はなかったのか
株式会社イーエスピーのバスの運転手は、2人体制でした。
土屋廣さん(65才)と勝原恵造さん(57才)、
2人ともバス運転経験は10年以上のベテランで
病歴もなく、過労の訴えもなかったそうです。
出発前のアルコールチェックも行い体調に問題はなく
具合が悪そうにも見えなかったそうです。
土屋廣さんは、
事故当時運転していたといわれている運転手です。
昨年の12月は、2回しか運転していません。
1週間に1回も走っていないのです。
というにも、12月から働き始めた新人だったからです。
健康診断も受けていません。
株式会社イーエスピーのバス事故犠牲者
今回のバス事故でなくなった人は18~38才までの
その大部分が10代~20代の学生など若者です。
運転手2人と男性9人・女性5人が死亡し、
27人が重軽傷を負う大惨事となりました。
一瞬でものすごい力が体にかかり、体内の臓器がやられ
亡くなった人たちの多くが、即死に近い状態だったそうです。
株式会社イーエスピーのバス事故 生存者の証言
生存者の証言を読むと、2005年のJR福知山線脱線事故を思い出します。
あのときも、普通じゃないすごいスピートを出して、事故を起こしました。
すごくスピードが出ている感じがして。
その勢いのまま、カーブを曲がった時の遠心力は、そういう感じだった。
衝撃みたいな感じがあったので。ガタガタガタっていう。
それで、ちょっとおかしい。違うな、これって思って、ガタガタガタってなった時に、悲鳴が上がった。
そこで、わたしの記憶はないんですけど、次に目が覚めたら、バスじゃなくて外にいて、
落ち葉とか土の上に寝ていたので、『あ、外にいるんだな、自分』っていうことがわかって。
それで、隣にバスがあったので、『ああ、事故が起きたんだな』という感じです
※引用:ヤフーニュース
(バスの運転が危ないと感じた?)後ろだからか、
ちょっと揺れが『きょう揺れが大きいな』という話はありました。『荒いんじゃない』みたいな。
(事故当時の様子は?)事故が起きる瞬間は、ちょうどみんな寝ている時間帯で、
寝ていたら、いきなり大きな衝撃が起きて、
気づいた時には、バスの中が真っ暗で、状況がつかめない状態で。
なんとかもがいていたら、バスの外に出ていた。
(シートベルトはつけていた?)自分はつけてなかったです。ほかの人もつけていなかったのではないか。
最初の説明の時点で、『シートベルトを必ずつけてください』という文言もなかったんじゃないかと思います
※引用:ヤフーニュース
(何がきっかけで気づいた?)車が右往左往、すごいスピードで、
車内が遠心力で左右に揺れる、強い揺れを感じて。
僕も寝ぼけたままだったんですけど、おかしいと思って。
そこで頭を打って、気を失って、気づいた時には、バスが倒れた瞬間でした。
尋常じゃないほどのカーブの曲がり方だったので、これはおかしいなと思いました。
非常に悲しいですし、友だち2人が、まだどういう状況かわかっていないので、
現実を受け止めきれていない。これが本当に現実なのか、よくわからない状態です
※引用:ヤフーニュース
これらの証言から、バスがすごいスピードでカーブを曲がりきれずに
反対車線にはみ出してガードレールから飛び出して事故を起こしたことが
わかります。たいへん衝撃的な内容ですね・・・。
友人を亡くしたり、友人が重軽傷を負った人も多いと思います。
亡くなった人々のご冥福をお祈りするとともに
怪我を負った人々の一日も早い回復をお祈りします。
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