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2016年2月を予定日とする北朝鮮のミサイル発射ですが、
軌道が通過する場所が「沖縄県の先島諸島」だと判明しました。
通過する場所に住む人々にとっては、非常に怖いことです。
万が一失敗して、日本の国土に落下してこないとも限りません。
北朝鮮が新たなミサイルを発射する予定日がいつなのかを
IMOに通告したのは、2016年12月のことです。
オモテ向きは人工衛星ロケットの発射ということですが、
実際にはミサイル発射実験でしょう。
目次
北朝鮮 地球観測衛星「光明星」打ち上げ計画をIMOに通告
2月2日、ロンドンのIMO(国際海事機関)によると、
地球観測衛星「光明星」を北朝鮮が打ち上げる計画があると
通告したといいますが
これは、事実上の弾道ミサイル発射予告だと思われます。
なぜなら、2012年12月にも北朝鮮は地球観測衛星の
打ち上げ計画を国際機関に通告したからです。
2012年12月12日に「光明星3号2号機」が発射され
フィリピンの東沖の海上に落下しました。
人工衛星でしたが、実際にはロケット・ミサイル技術を
誇示するためだとみられています。
北朝鮮のミサイル 発射予定日はいつ?
北朝鮮から通告を受けたIMOおよび日本政府によれば
「光明星」(事実上のミサイル実験)が発射されるのは
2月8日(月)~25日(木)の間
日本時間のあさ7:30~ひる12:30
だということです。
「光明星」の衛生としての稼働期間は4年間で
その目的は、データ・映像の情報収集のためだという説明です。
北朝鮮のミサイル なぜ発射するのか
今回、北朝鮮はなぜミサイルを発射するのでしょうか?
北朝鮮が発射予定日をIMOに通告した日は、
「北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議」の議長を務めている
中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表が平壌に到着した日です。
中国は北朝鮮に、挑発行為を自制するように求めているのですが
今回のミサイル発射は、そういった中国の意向に対する
軽視の意思表示だとみられています。
ミサイルが発射されれば、中国と北朝鮮の緊張感はさらに高まります。
北朝鮮のミサイル 軌道と場所は?
北朝鮮のミサイルの軌道、日本の上空を通過するのか?
軌道が通過する場所はどこなのか?
心配になるところです。
IMOによると、赤道方向の軌道でミサイルが発射された場合
落下地点3箇所を予想しています。
そして、日本の「沖縄県の先島諸島」付近の上空を通過すつ軌道に
なる可能性があるとしています。
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