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藤岡真さんというミステリー作家が、TOKIOがテレビ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で完成発表した「世界一うまいラーメン」に、福島県産の麺を使っていたのを取り上げとんでもない暴言をツイッターでつぶやき、炎上しました。
ツイッター炎上後、暴言ツイートは削除され、ブログで謝罪しましたがその内容が「謝罪になってない」とまた批判され、火に油を注ぐ結果となっています。アマゾンで販売中の著書「死龍」のレビュー蘭にも批判レビューが殺到しています。
目次
TOKIO「世界一うまいラーメン」
TOKIOのラーメンが完成
3月20日(日)放送の、日テレの人気バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で、TOKIOが2年を費やして作った「世界一うまいラーメン」の完成報告がありました。
「世界一うまいラーメン」はとにかく素材にこだわり、
・最高級の椎茸「のとてまり」
・世界遺産「白神山地」の硬度0.2の超軟水
・沖縄「アグー豚」を低温調理したチャーシュー
・沖縄本島北部の希少な「麻竹」を使ったメンマ
・島根県益田市、幻のハマグリ「鴨島ハマグリ」
・千葉県富津市の濃口醤油、兵庫県たつの市の淡口醤油、北海道釧路の魚醤
・昆布の王様、函館「真昆布」
・石川県能登の「はま塩」
・高知県土佐清水市の「ソウダガツオ」
・福島県南部の国産高級小麦「春よ恋」
など18の材料が使われました。
ちにみにラーメン1杯の原価は、630円にもなるといい、店舗販売すると販売価格は一杯2000円超えになるそうです。
「自分も食べてみたい」ネットはお祭り騒ぎに
TOKIOが作ったということは伏せて、番組で試食会が開かれました。食べた人の表情の変わり様から「世界一うまいラーメン」がどれだけ美味しいかが画面から伝わってきました。
番組を見た視聴者たちによって、ネットは「自分も食べてみたい」ネットはお祭り騒ぎになりました。
しかし、ここでミステリー作家の藤岡真さんが放った暴言ツイートによって祭りが凍りつきます。ラーメンの材料のひとつである、福島県南部の国産高級小麦「春よ恋」に対してつぶやいたのです。
藤岡真 TOKIOラーメンに暴言
「ザ!鉄腕!DASH!!」の放送直後に、ミステリー作家の藤岡真さんがツイッターに書き込んだ暴言はとんでもないものでした。
・TOKIO。究極のラーメンて、福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し
・未だに『食べて応援』している馬鹿がいて頭が痛くなる
@fujiokashin 何で削除したん? pic.twitter.com/n25cN0IwqH
— 大介師匠() (@daisuke_judobjj) 2016年3月22日
福島への暴言は過去にも
作家の藤岡真さんは、福島県産の作物に対して、過去にもツイッターで暴言を吐いていました。
・福島の農家の皆様は、どうか地産地消して下さい。県外に出荷するほどの生産量があるのですか。そして、ご自分のお子さんには絶対に食べさせないで下さい。なお、圏外で生産物を目撃したら『毒入り食べたら死ぬで』シールを添付させていただきます
・おい、福島の百姓。放射性物質で汚染された毒作物を県外にまくな。その前にてめえで食って死ね。もう、我慢も限界だ
ツイッターが炎上
当然のごとく、作家の藤岡真さんのツイッターは炎上しました。
このようなリプライが殺到しました。
・TOKIOに、そして震災で被害にあった全ての人々に謝罪すべきでは?あなたの発言は侮辱でしかない
アマゾンのレビューにも飛び火
藤岡真さんは作家なので本を出版していて、アマゾンで販売中です。レビュー蘭には藤岡真さんに対する攻撃が殺到しました。
・こういうデマつぶやくレベルの奴が書いた本なので読めばわかりますが、面白いはずがないです
・この本を読んでいません。藤岡真という人間も数分前に知ったばかりです。でも読む前から酷い作品であろうことは容易に想像がつきます。そう、Twitterを見ればね
・【物書き失格】言葉を選べない、言って良いことと悪いことの区別がつかない人間に、物書きのプロを名乗る資格無し!
・未だに福島を批判し風評被害を広げるような奴が書いてる小説を買う人がいるのか?
・まず人としてのレベルが最低であり、どこからまともな文学が生まれようはずもない。
評価はもちろん最低の★ひとつです。
藤岡真 謝罪するがまた炎上
ミステリー作家の藤岡真さんは、炎上騒ぎを受けて暴言ツイートを削除しました。そしてブログで騒動を謝罪したのですが、この内容がまた火に油を注ぐもので、さらに炎上しました。
ブログではタイトル「わたしの言いたいこと」という記事で、まず冒頭で
ツイッターでのわたしの発言に対し、多くのコメントが寄せられた。その九割以上は、わたしの発言は誤りであり、無礼であり、多くの福島に住まう人を悲しませ、怒らせるものであるという内容だ。
だから、嘲笑、誹謗、恫喝といったものがほとんであり、潔く失言を認めアカウントを停止しろといったものもあった。中には売れない作家の売名行為、ステマであるといったものも散見したが、これは嫌がらせのたぐいと思っている。
そして
・各国が日本の食品の輸入規制をしていること
・原発作業員が19.8ミリシーベルトの被曝量で急性白血病となり労災認定されたことなどを例をあげた上で、
日本テレビの日曜ゴールデンにオンエアされる番組で、有名タレントがグレーゾーンを無視して「安全」と言い切る影響力は天文学的な数字でしょう。その結果5年後10年後に何らかの異変が発生したとしても、誰も責任を取ることが出来ません。
とは言え「人殺し」「きちがい」と言う言葉は明らかに言いすぎであったと反省いたします。よって、これらのこのツイートは削除させていただきます
最後に、福島県民、TOKIO、関係者各位に、深くお詫びいたします。
と謝罪文を載せました。
しかし冒頭の「中には売れない作家の売名行為、ステマであるといったものも散見したが、これは嫌がらせのたぐいと思っている。」という部分が、「謝罪になっていない」と批判され、火に油を注ぐ結果となりました。
藤岡真の訂正前のブログです。
なんでしょうこの上から目線の謝罪文はw pic.twitter.com/ixNGgOezP7— SAKI@Guitarlist (@SakI_Guitar530) 2016年3月22日
@fujiokashin はっきり言っちゃいなよ、お金に困って、やりましたって。
— Ghibli (@CoGhibli) 2016年3月21日
@fujiokashin あなたみたいな福島県民を差別する差別主義者の本なんか買いたくありません。本を書く暇があったら福島県への謝罪をすればどうでしょうか?この人殺し作家。
— 進撃の日本 (@JPN_2674) 2016年3月22日
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