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サッカー日本代表のMF山口蛍選手が、ロシアワールドカップ2次予選のシリア戦で相手選手とヘディングでボールをクリアする際ぶつかり、鼻を強打しました。すぐ病院に搬送され精密検査を受けた結果、山口蛍選手の怪我は「左眼窩底骨折」と診断されましたが、この「左眼窩底骨折」の症状や全治にどのくらいの期間がかかるのでしょうか。
目次
山口蛍が日本代表のシリア戦で怪我
3月29日、ロシアワールドカップ2次予選のシリア戦で、サッカー日本代表のMF山口蛍選手は先発出場しました。しかし後半10分の時点で、シリアのMFハレド・アルムバイド選手とヘディングを競り合い空中と激突、相手の頭が顔面にぶつかり怪我をしました。
鼻からは大量の血が流れ、メディカルスタッフが止血をして、他の選手たちも心配して山口蛍選手に駆け寄りました。山口蛍選手はプレー続行不可能になり、原口元気選手と交代、顔には布が覆われて、山口蛍選手は担架でピッチの外に運ばれていきました。
試合終了間際、山口蛍選手は鼻をタオルで押さえたまま、救急車で都内の病院に搬送されたのでした。
病院で診断すると、最初は「鼻中心の打撲」とみられましたが、精密検査をすると「鼻骨および左眼窩底の骨折」だったことが判明しました。
左眼窩底骨折 症状と全治
「眼窩底骨折」とは、眼球を支える薄い骨の骨折のことです。硬いものが当たって眼球が強く押されることが原因で起こります。
眼球は逃げ場を失い、眼窩の内圧は上昇し、眼窩の下や内側の薄い骨が、内圧の上昇に耐えられずに骨折します。
骨折がひどい場合は手術をするのですが、山口蛍選手の場合もそうなるのではないでしょうか。眼球を固定するためにシリコンを埋め込んだりする手術です。
症状は?
「眼窩底骨折」の症状は、目の周りの痛み・腫れ、あざ、頬や上唇のしびれ、眼球陥没、そして物が二重に見えたりする「複視」があります。
ごくまれに、視神経が圧迫されて視力が損なわれることがあります。山口蛍選手はそんなことにならないでいてほしいですが。
全治何か月?
「眼窩底骨折」の完治には骨折の具合や個人差によって、全治1~6ヵ月といわれています。
2015年11月7日に、サンフレッチェ広島のDF水本選手(30才)が左眼窩底骨折したときは、13日に病院で全治4週間と診断されました。
後遺症は?
「眼窩底骨折」によって、骨折した部分に目を動かす筋肉が挟まれると、うまく眼球が動かなくなって「複視」になることがあります。そうならないことを願います。
ネットの反応
山口蛍くんケガした😧
心配 大丈夫なのかな?— Akari (@rothery_a) 2016年3月30日
山口蛍やっぱり骨折かぁ…眼窩骨折は下手したら後遺症残るからねぇ。早く治ることを祈るわ
— ありしあさん (@AliciaAlcott) 2016年3月30日
あぁー、昨日のサッカー代表戦。やっぱり山口蛍は骨折してたか。あの接触の仕方とその後の出血量から完全に鼻は折れてると思ったけども、眼底も逝っちゃったのか。ちょっと昨日の審判は質がひどかったかなぁと個人的には思う。
— 城之崎灰流 (@akeru00) 2016年3月30日
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