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京都府京丹波町にある「丹波ワイン株式会社」が、結着剤を使用したローストビーフを賞味期限切れの状態で2年間販売していたことがわかりました。
2013年に結着剤使用ローストビーフを販売して食品衛生法違反となり「廃棄する」と保健所に伝えていたのに、創味期限切れのまま2014~2015年の2年間、レストランのイベントなどで販売し続けていたのです。
黒井衛社長は「回収した商品と在庫が混在し、廃棄するのを忘れていた。」と言っていますが、ネットでは誰も信じていません。客を騙しているなど、怒りと批判の声が殺到しています。
目次
半生のローストビーフは結着剤の使用を認めていない
食品衛生法「特定加熱食肉製品」の基準によると、食中毒菌が混入する恐れがあるので「半生のローストビーフ」は結着剤の使用を認めていません。
「丹波ワイン」の黒井衛社長は
「牛ロースト丼は加熱処理せず、スライスしただけ」
と言い、食品衛生法に違反して販売していたことを認めました。
また、客の健康被害は報告されていません。
2013年 違反が発覚
2013年「丹波ワイン」は、京都市内の老舗料理店「京都吉兆」に了承を得て、複数のブロック肉を結着剤で固めて製造していました。
「京都吉兆」は百貨店などで「丹波ワイン」の肉を販売し、「丹波ワイン」も自販していました。しかし違反が発覚したのですべて販売中止となりました。
違反発覚後、一部しか廃棄せず
「丹波ワイン」は違反が発覚したあと、保健所に「違反のローストビーフ約50kgを廃棄処分予定」と伝えていました。
しかし実際に廃棄したのは約1割にすぎず、残り9割約45kgは、同じく違法に製造したローストビーフ在庫約220kgと一緒に冷凍保存していました。
(違反発覚343個50kg - 実際に廃棄1割41個 = 残り9割302個45kg)+ 違反220kg = 265kgを冷凍保存
このうち50個約80kgを「丹波ワイン株式会社」の関連会社「丹波ワインハウス事業株式会社」が運営するレストラン「ワイナリーレストランduTamba」で提供していました。
ワイナリーレストランduTambaで客に提供
ワイナリーレストランduTamba
京都府船井郡京丹波町豊田千原83
2014年4~11月「赤ワイン煮込み」「サンドイッチ」として約70kgを販売、
2015年4月に開催した2日間のイベントで「牛ロースト丼」として約7.5kgを提供し、
どちらも加熱処理していたということです。
しかしこれらは廃棄予定ローストビーフであり、2013年9月までの製造ですから、製造後6ヵ月(180日)という賞味期限を1年以上もオーバーしていました。
廃棄もせず、賞味期限も切れていた肉を客に提供したのです。
健康被害は?
健康被害は報告されていません。
今年の3月にあった品質検査でも、食中毒の原因になる菌は発見されませんでした。
しかしだからといって許されることではないです。
黒井衛社長 謝罪
「回収した商品と在庫が混在し、廃棄するのを忘れていた。ご利用のみなさまに、大変なご心配をおかけして誠に申し訳ない」謝罪しています。
ネットの反応
回収ローストビーフ、客に提供 丹波ワイン「廃棄忘れ」(京都新聞)
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廃棄忘れてのはワインみたいに真っ赤なウソやなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww客を残飯食らうブタとしか見とらん証拠やがなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww— パナマ文書にホラッチョン安倍載ってる死ね (@kichigaijap_abe) 2016年4月6日
丹波ワインの社長、おまえ客騙しといて、何が「大変なご心配をおかけして…」だ、コラ!潰れろヴォケ!
— TATSU (@SOCUTEMAN) 2016年4月6日
丹波ワイン最低だな。企業姿勢が透けてみえる。製造業法違反製品を虚偽返答で誤魔化し、忘れた頃に賞味期限切れにもなってるけど客に出す。、
、、 RT 回収ローストビーフ 客に提供 – Y!ニュース https://t.co/vSLztvylpn— ビクトル (@greatblue_mayol) 2016年4月6日
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