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日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務めた、モータージャーナリスト森野恭行さんの経歴やプロフィールからその人柄に触れていきたいと思います。
目次
森野恭行 経歴プロフィール
【訃報】自動車評論家の森野恭行さん、ポルシェ911 GT3でガードレールを突き破り亡くなる https://t.co/1IjKu4Bun1 pic.twitter.com/hOTO1pBXkP
— ニュースフェラーリ (@newsferrari) 2016年4月12日
森野恭行(もりのかつゆき)さんは、1963年生まれの享年53才でした。
住まいは東京都世田谷区です。
世田谷で車といえば所ジョージさんの「世田谷ベース」が有名です。車つながりで知り合いだった可能性がありますね。
■経歴
森野恭行さんは、自動車専門雑誌のアルバイトから編集プロダクションの社員を経て、1984年にフリーのカーリポーターとなり、モータージャーナリスト・自動車評論家となりました。
自動車評論家としては、キャリア30年以上を誇る大ベテランでした。
■カーキチ
森野恭行さんは無類の車好きで、昔はそういう人を「カーキチ」と呼んだそうです。
様々な車をとことん試乗していて、スモールカー・高級サルーン・高性能なスポーツカーといった乗用車だけでなく、なんと2トントラックなども試乗していました。
■モットーは「クルマの運転は楽しい!」
森野恭行さんは、車の個性や魅力だけでなく、開発者が車に込めた想いなども含めて、新車の紹介や、試乗インプレッションを通じて読者に伝えようとしていました。
■歩く自動車辞典と呼ばれたモータージャーナリスト
森野恭行さんは、圧倒的な試乗経験そして膨大な知識により、「歩く自動車辞典」と呼ばれたモータージャーナリストでした。
例えばクルマ・ポータルサイトの「Goonet」では
・トヨタ新型プリウスの事前試乗
・2015年東京モーターショーの見どころとして
トヨタ、日産、ダイハツ、スバル、ホンダ、スズキ、マツダなど各メーカーについて記事を書いています。
2009年の東京モーターショーで日産リーフの解説を行ったこともあります。
MAZDAのAXELAやVEZELなどのファースト・インプレッション動画にYoutubeに確認することができます。
1984~2001年まで日テレで放送された「カーグラフィックTV」や、テレビ神奈川の車番組にも出演していたようです。
■森野恭行 インプレッション動画
すごく優しい声をしていますね。話し方もゆっくりで、わかりやすく伝えようとするのがわかります。
■日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
森野恭行さんは、日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員を務めたことがあります。
ちなみに、2015~2016年の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車は、マツダのロードスターです。
愛車はポルシェ911
森野恭行さんの愛車も、ポルシェです。ただし、新車購入から20年以上たったポルシェ911(Type964)です。1989年にデビューした、911の三代目です。250馬力で価格は現在中古でも1000万円以上します。
■試乗していたのは ポルシェ911GT3
試乗していた「ポルシェ911GT3」は出版社から借りていた車でした。最高速度は315km、価格は1859万円もする高級車です。
ポルシェは、限界を超えると操作不能になるといわれています。おろらく森野恭行さんは、ポルシェ以外の車なら冷静に運転できたのでしょうが、愛車でもある大好きなポルシェなゆえ、思わずアクセスを踏みすぎてしまったと推測します。
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