4月19日。台湾地震予測研究所がブログで、3日以内に北九州でM8以上の地震が起こると予測して心配の声があがっています。
台湾地震予測研究所は熊本地震を的中させたり、今年にも複数の地震を的中させていているので、的中の確立が高いような気もしますが、果たして実際は的中の確率はどうなのでしょうか。

もし、3日以内に北九州でM8以上の地震が起こるという予測が的中したらと思うと非常に怖いですよね。
　　
　

　●台湾地震予測研究所とは？電磁波から予測

台湾地震予測研究所とは、台湾にある地震予測研究所であり、台湾の各地で電磁波の観測を行っています。
毎月地震の予測を60以上しています。
その中で、いつくか的中している地震があります。なので予測すべてが的中しているわけではありません、的中率100％ではないということですね。

　●台湾地震予測研究所　熊本地震を的中！

台湾地震予測研究所は2016年3月6日に、
「20日以内に日本でM7以上、あるいは台北でM6以上の地震が起きる」
と予測していました。
これは4月14日から始まった熊本地震を的中したとみるべきでしょう。

■台湾南部地震を的中！

実は、2月6日に起きた「台湾南部地震」も的中させています。
そのときに観測した電磁波グラフと同じ波形が、台北にある複数の観測所で確認されています。
また、台北よりも日本で大地震が起きる可能性が高いと結論づけてもいました。

■台湾観測で日本の地震を予測できるのか？

早川地震電磁気研究所の早川正士所長によると、台湾の観測結果と日本の地震に因果関係があるかはわからないそうです。
ただ、プレートの押し合いなどで地中にひび割れが発生すると、電流が発生して、大気に影響を与えることは分かっているといいます。

プレートの押し合いで地中にひび割れ
↓
電流が発生
↓
大気に影響

また、地震が起こるおよそ1週間前からは、地表で電波として観測可能なことも学術的に立証されているそうです。

■台湾地震予測研究所以外でも熊本地震を的中

台湾地震予測研究所以外でも、熊本地震を的中した模様です。
4月9日（土）に上海の地震研究者が、3日以内に南日本でM6.3クラスの地震が起きると予測。
4月11日（月）にはロスの地震研究者が、4月17日（日）18:00に南日本でM6.0クラスの地震が起きると予測。
きっと、台湾で観測したのと同じ電磁波を観測したのではないでしょうか
　
　

　●台湾地震予測研究所が的中した地震

台湾地震予測研究所は今年2016年だけでもこんなに的中させています。

1月3日に「7日以内にアラスカや日本でM7.6の地震が起きる」と予測
その後、7日以内という予測は外れたものの
1月12日に北海道北西沖でM6
1月24日にアラスカでM7.1

2日前2月4日に予測
2月6日に起きたM6.6の「台湾南部地震」

3月6日に「20日以内に日本でM7以上、あるいは台北でM6以上の地震が起きる」
熊本地震4月14日M6.5・4月15日M7.3

　●台湾地震予測研究所　今後の地震予測

4月15日に「11日以内に台湾北部から中部、または日本中部・南部でM7以上、
北海道・ロシア・アラスカでM8以上」の地震を予測

4月19日に「3日以内に北九州でM8」の地震を予測

　●台湾地震予測研究所　4月19日から3日以内に北九州でM8地震を予知！

台湾地震研究所の報告によると、4月19日+3日以内に、北九州においてM8.0が起きると警告中。 pic.twitter.com/8zmvm7kx2D

— 世界危機研究所（WCL） (@Andy_Jepherson) 2016年4月20日

台湾地震予測研究所が、4月19日から3日以内に北九州でM8以上の地震を予知をしたことで、注目が集まっています。
つまり、4月22日に北九州にM8の地震が起こるという内容です。

話題になっている台湾地震研究所の予測。要約すると「北九州市でM8+、熊本はM6.2〜7。4/14と4/16に熊本に関しては的中したので残る北九州市が3日以内に発生する確率が高い。九州では宮崎市が安全。民衆はただちに撤退すべき。原発はすぐに停止を」という内容。

— 窪田（MAЯK）雅之 (@masayuki_markk) 2016年4月20日

＞前ツイ（台湾の地震予測研究所）

予測修正とあって３日以内？北九州にM8強震の予測のよう。避難するなら安全な宮崎市にと。（画像は自動翻訳／違ってたらご教示ください）https://t.co/R4wrAdRdUq pic.twitter.com/NqQdeCM1aY

— Junna Hirono (@myremin) 2016年4月19日

宮崎市は安全なようです。

■NHKが公式ツイート

台湾地震予測研究所による、4月22日に北九州にM8の地震予測を受けて、NHKが公式ツイッターで
現代の科学では時間や場所を具体的に特定する地震予知は確立されていません。
と発表しました。

「『22日にすごい地震が起きる』『北九州にM8の地震が来る』のは本当ですか？」といった質問が増えています。
現代の科学では時間や場所を具体的に特定する地震予知は確立されていません。
日本はどの地域でも地震への備えが必要ですが、あやふやな情報にはくれぐれもご注意下さい

— ＮＨＫ生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2016年4月20日

　●台湾地震予測研究所　的中の確率は？

台湾地震予測研究所の予測については、的中しないようにと願う声がある一方で、毎月60以上予測しているのだからそのうちいつくか的中してもおかしくない、デマだろうといった声もあります。

的中の確率が高いにしろ、低いにしろ、いずれにしても、いつ地震が来ても大丈夫なように備えをきちんとしておくことが大事ですね。

参考までに
＞＞台湾地震予測研究所のブログ