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音楽のカリスマ、プリンスさんの死因ともなったフェンタニル注射液は、モルヒネの数百倍の効果がある、副作用に便秘もある麻酔・鎮痛剤、合成オピオイドです。
過剰摂取は危険でヤバすぎるのですが、プリンスさんは依存症だったのでしょうか、過剰摂取してしまったようです。
そんな合成オピオイド「フェンタニル」とは、どんなものなのか、便秘を含む副作用や、プリンスさんも使ったであろう注射液について触れていきます。
目次
■ フェンタニルとは
フェンタニルとは、注射液で麻酔や鎮痛を目的に使われる合成オピオイドです。
強力な鎮痛剤であり、合成麻薬となります。
※オピオイドとは、ケシから採取した成分で、鎮痛・陶酔作用があります。
同じ合成オピオイドのモルヒネよる強力で、その効果はモツヒネの100~200倍にもなります。
「チャイナホワイト」という通称で、合成ヘロイン薬物としても流通しています。
■ フェンタニルの副作用
フェンタミルの副作用は
・眠気
・めまい
・吐き気
・嘔吐
・便秘
といったものがあります。
■フェンタニルの副作用 便秘はモルヒネより軽度?
フェンタニルの副作用に便秘がありますが、モツヒネ(便秘発生頻度5~52%)に比べると起こりにくいという説があります。
しかし、フェンタニル(便秘発生頻度9.9~52%)とモルヒネの便秘頻度大差ないようです。
また、フェンタニルには、重度の副作用として依存性があげられます。
■フェンタニル重度の副作用 依存性
フェンタニルを続けて服用することで、薬物依存になることがあります。
そして、過剰摂取によって死に至る場合もあります。
また、フェンタミルを摂取してから体温があがると、皮膚からの吸収が増えて、過剰摂取と同じことになります。
ほかにも重大な副作用として
・呼吸抑制・無呼吸
・血圧低下
・不整脈・期外収縮・心停止
・興奮・筋強直・換気困難
・チアノーゼ
などがあります。
■ フェンタニル注射液
フェンタニル注射液には強い鎮痛効果があります。
・ガンの激しい痛み
・全身麻酔
・局部麻酔
における鎮痛に、フェンタニル注射液を使います。
静脈に注射すると、すぐに鎮痛効果があり、30~45分間ほど効果が続きます。
■ ネットの反応
米国のオピオイドの中毒が増えている背景には、医師が簡単に処方してきたという問題があります。中毒性の高さが指摘され、最近は処方が減っていますが、今度はヘロインなどに手を出してしまう人も多いです。中でもフェンタニルは簡単に合成でき、中毒死につながる可能性が高いです。
— Daisuke Nakai (@daisukenakai) 2016年6月2日
プリンスの死去の原因は、鎮痛剤「フェンタニル」の過剰投与でした。米国では現在、こうした「オピオイド」の乱用が問題となっており、14年だけで2万8千人以上がその中毒により死亡、ヘロイン乱用が広まるきっかけの一つともなっています。
— Daisuke Nakai (@daisukenakai) 2016年6月2日
63インチ、112ポンド
160cm、50kg
left hipとright lower legのscarは
手術痕?
フェンタニルのover doseなんて
医療用麻薬の過剰投与なんて
処方した医者の知識不足としか思えない、疼痛コントロール可能だったはず、本当にもったいない— Rutile (@venusgoldrutile) 2016年6月2日
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