舛添要一都知事（67才）を辞職させる包囲網が狭まったことで、ついに舛添要一都知事は辞職する意向を固めました。
辞職したら、気になるのは次期都知事候補が誰なのかです。ネットやテレビは以前から予想がありましたが、これから本格的な話題になりそうです。櫻井俊事務次官や小泉元首相、東国原英夫前宮崎県知事の名前などがあがっています。

舛添要一都知事は、都議会が全会派一致で不信任決議案を提出したので、辞職はもはや避けられない状態でした。
都知事に就任してから2年4ヵ月、任期半ばで辞職となりました。
猪瀬直樹前知事に続き、2代連続での「政治とカネ」問題での辞職となります。

次期都知事候補になる人は週刊文春を恐れない人がいいでしょう。
　
　

■　次期都知事候補　予想は？

■小池百合子（元防衛相）
■石原伸晃（経済再生相）
■櫻井俊（総務省事務次官　嵐の櫻井翔の父親）
■橋下徹（前大阪市長）
■東国原英夫（前宮崎県知事）
■池上彰
■蓮舫（進党代表代行）
■片山善博（元鳥取県知事）
■谷亮子（参議院）
■片山さつき（参議院議員で舛添要一の元妻）

これらの予想メンバーについて、フジテレビがインターネットを使い、18才以上の都民男女1000人にアンケートを行った結果がこちらです。
ただ、実際候補の名前はどこからも出ていないので、この10人の顔と名前を見て、「あっこの人知ってる」レベルでの「好みで選んだ」アンケート結果だと思われます。

■同10位　片山さつき（57才）

（参議院議員で舛添要一の元妻）　

■同10位　谷亮子（40才）

（参議院）　

■9位　蓮舫（48才）

進党代表代行）

■8位　石原伸晃（59才）

（経済再生相）

■7位　片山善博（64才）

（元鳥取県知事）

■6位　小池百合子（63才）

（元防衛相）

■5位　櫻井俊（62才）

（総務省事務次官　嵐の櫻井翔の父親）

■4位　東国原英夫（58才）

（前宮崎県知事）

■3位　橋下徹（46才）

（前大阪市長）

■2位　池上彰（65才）

■1位　いない

　
　
なんと、1位は「いない」でした・・・。

「とくダネ」のコメンテーターを務める、政治評論家の田崎史郎さんによると、これらのメンバーには、政界で「この人は良い」といわれている人もいれば、「アウト」といわれている人もいるそうです。

東京都の都知事は、青島幸男さんの時代から約20年間、有名人しか都知事になっていません。
猪瀬直樹前知事は「政治とカネ」で辞めたし、石原元知事は人気がありましたが、実は公私混同問題は、石原元知事の時代から始まったともいわれています。
なので、果たして有名人でいいのかという疑問もあります。

案外、都知事は誰でもいいという人が増えている結果ともいえます。
つまり、人気投票になっているということです。
それに合わせて政党も世論調査をして人気トップになった人を候補者にかつぐという風習が出来てしまって、その結果、猪瀬氏・舛添氏と失敗を重ねています。

次期都知事候補は人気がある人ではなく、「この人なら託せる人」という、実力ある人を選んだほうがいいかもしれません。
とはいっても、都民からはそれがわからないのが現実でもあります。

政治評論家の田崎史郎さんは、
民進党の現職議員である長島昭久衆議院議員がいいと思うとコメントしています。
民進党のなかでは能力が非常に高いしっかりした人だそうです。
もちろん立候補する場合は、民進党を離党して無所属での立候補です。
また、自民党・公明党が「良い」と勧める人は避けるべきではないかとコメントしています。
自民党・公明党は失敗を重ねているからです。

与野党を超えて都政を運営する、そうなったらいいですよね。