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EU離脱と残留を決めるイギリス国民投票が行われ、結果に世界中が注目しています。
日程は日本時間の6/24(金)15:00に最終結果がわかると予想されていますが、
13:30時点ではEU離脱が濃厚な見通しとなっています。
目次
6/24(金) 15:13 開票が終了 離脱51.9%、残留48.1% EU離脱決定
■ イギリス国民投票とは
現在世界で注目されている「イギリス国民投票」とは、イギリスがEUから離脱するか残留するのかを決めるためのイギリス国民による国民投票です。
結果はシンプルに多数決で決まります。
6月23日の世論調査の結果は
残留派が51%
離脱派が49%
と、EU残留派が若干上回っていました。
■EUとは
EUとは、「European Union」の略称で、日本語で「ヨーロッパ連合」のことです。
ヨーロッパ28か国が
経済と政治面でパートナーシップを結ぶ共同体です。
統一通貨「ユーロ」や、国境の行き来が自由なことで知られています。
■ なぜイギリス国民投票?
EUはもともと戦争に明け暮れたヨーロッパが、再び戦争に巻き込まないために、それぞれの国家の主権に一定の制限を加えて、領土や金を巡る争いを根絶するために立ち上げました。
EU加盟国の中で、イギリスは戦争に負けたことがありません。
それなのにイギリスの英国議会の上位にEUが立っていることが我慢できない政治家が多数います。
そんなEU離脱派を黙らせるために、キャメロン首相が国民投票をしたといわれています。
国民投票でEU残留が決まれば、EU離脱派の政治家も大人しくなると考えたからのようです。
しかしキャメロン首相には誤算がありました。
ギリシャ危機・移民問題・テロの脅威が、EU離脱派を想定外に勢いづけてしまったのです。
移民問題では、2004年にEUに加盟した東欧諸国から移民が急増したことで、移民たちが低賃金で雇用され、仕事を奪っているといわれている問題です。
■ イギリス国民投票でEU離脱なら影響は?
イギリス国民投票で結果がEU離脱となれば、どんな影響があるのでしょうか。
経済活力の低下・赤字の拡大・金融の弱体化などへの懸念が高まるとみられています。
結果的に
・英国国債や銀行の格付けが引き下げられる
・資金調達コストが上昇してロンドンの地価が下落する
・ポンド安が大幅に進む
といったことが起きると予想されています。
EU向けビジネスのイギリス企業は業績が悪化し、英国株安・EU崩壊の危機感が高まり、ユーロや欧州株全体の急落が懸念される予想もあります。
すると、円高、日本株安など、マイナスの連鎖になる可能性も心配されています。
■ イギリス国民投票の結果 日程は日本時間6/24(金)15:00
イギリス国民投票の結果は、日本時間6/24(金)15:00の日程で最終的にわかります。
日本時間9:30から順次途中結果が速報されます。
※結果を更新※
6/24(金) 10:31 離脱支持49.3%、残留支持50.7%
↓
6/24(金) 12:17 離脱支持51.3%、残留支持48.7%
↓
6/24(金) 13:27 EU離脱は決定的な予想
イギリス国民投票の結果 14:00 速報 pic.twitter.com/lnZxAqIsWk
— クロスケ (@kuro_we) 2016年6月24日
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6/24(金) 15:13 開票が終了 離脱51.9%、残留48.1%
EU離脱決定です
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