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高校野球2016年「夏の甲子園」が開催されます。
6月中旬から7月末にかけて地方大会が行われ、7月31日には49出場校が決まりました。
出場校が決まると特に話題に上がるのは、優勝候補や優勝予想ですね。
もちろん予選大会の頃から優勝候補や優勝予想はされてきました。
しかし
大阪桐蔭が3回戦敗退、福井の敦賀気比が初戦敗退、センバツ準優勝の香川の高松商が敗退、京都の龍谷大平安が4回戦敗退など、春のセンバツで活躍した強豪が姿を消すという波乱の予選大会でした。
「今年は混戦。絶対的な優勝候補はいない」という意見もあるようですが、出場校が揃った現在、改めて高校野球2016年「夏の甲子園」の優勝候補や優勝予想に迫ってみます。
8月4日に組み合わせ抽選会が行われ、トーナメント表が発表され、さらに盛り上がってきますね。
目次
■ 高校野球2016年【夏の甲子園】出場校一覧と優勝候補
49出場校
■北海道☓2
・北北海道 クラーク記念国際高校(※初出場)
・南北海道 北海高校(2年連続37度目)
■東北☓6
・青森 八戸学院光星高校(2年ぶり8度目)
・岩手 盛岡大付属高校(2年ぶり9度目)
・秋田 県立大曲工業高校(※初出場)
・山形 鶴岡東高校(2年連続5度目)
・宮城 東北高校(7年ぶり22度目)
優勝候補でライバルの仙台育英を延長11回で破っています。
・福島 聖光学院高校(10年連続13度目)
10連続出場という県内無敵の強豪です。
■関東☓9
・群馬 前橋育英高校(3年ぶり2度目)
・栃木 作新学院高校(6年連続12度目)
149キロの右腕、今井達也投手にはプロが注目しています。
・茨城 常総学院高校(3年ぶり16度目)
・埼玉 花咲徳栄高校(2年連続4度目★優勝候補)
・優勝候補筆頭ともいわれる強豪で、予選は初戦から全試合コールド勝ちという強さで圧倒的。
・左腕エース高橋昴也投手は、37回無失点・最速152キロという注目選手。
・打線は文句なし、2巡目までに確実に点を稼ぎます。
・千葉 木更津総合高校(3年ぶり5度目★優勝候補)
天下一品というバントの上手さを活かして、勝負強い野球で勝ち上がってきました。
エース左腕の早川投手は、投法を改造してさらなる成長を遂げています。
千葉予選では、春の王者である東海大市原望洋と対決し、1点を守り切る接戦のすえ勝利しています。
・東東京 関東第一高校(2年連続7度目)
・西東京 八王子学園八王子高校(※初出場)
・神奈川 横浜高校(3年ぶり16度目★優勝候補)
・本塁打14本という圧倒的な強さで「全国屈指の激戦区・神奈川大会」を制した優勝候補です。
・ナンバーワンエース・152キロ右腕の藤平尚真投手は3年なので最後の夏です。
大阪の左腕・寺島投手との対決が期待されます。
・本塁打14本(神奈川予選新記録)の強力打線には、スーパー1年生・万波中正選手などがいます。
・山梨 山梨学院高校(5年ぶり6度目)
■東海☓4
・静岡 常葉菊川高校(3年ぶり5度目)
・愛知 東邦高校(2年ぶり17度目)
主将で4番のエース藤嶋健人選手にはプロが注目。
・岐阜 中京高校(14年ぶり6度目)
主将の今井順之助選手は通算で68本ものホームラン。
・三重 いなべ総合学園高校(6年ぶり2度目)
■北陸☓5
・長野 佐久長聖高校(2年ぶり7度目)
・新潟 中越高校(2年連続10度目)
・富山 富山第一高校(3年ぶり2度目)
・石川 星稜高校(2年ぶり18度目)
・福井 北陸高校(24年ぶり3度目)
■関西☓6
・滋賀 近江高校(2年ぶり12度目)
・京都 京都翔英高校(※初出場)
・大阪 履正社高校(6年ぶり3度目★優勝候補)
・ナンバーワンエース・ドラフト1位候補のエース寺島成輝投手は3年なので最後の夏です。
横浜の右腕・藤平投手との対決が期待されます。
・2015年の夏は予選で大阪桐蔭に敗れ初戦敗退、秋でも近畿大会に進出できせんでした。
しかし今年の春からチームは劇的に強くなりました。
控え左腕の山口投手が急成長するとともに春の大阪大会で大阪桐蔭を破り近畿大会では優勝しました。
・課題である得点力は、4番の安田選手30本塁打などで向上しています。
・大阪大会の決勝では、金光大阪を相手に15安打12得点と大爆発、12-0という圧勝でした。
・奈良 智弁学園高校(2年ぶり18度目)
春夏連覇を狙う、2016年春のセンバツ優勝校です。
・和歌山 市和歌山高校(2年ぶり5度目)
・兵庫 市尼崎高校(33年ぶり2度目)
■中国☓5
・岡山 創志学園高校(※初出場)
最速154キロのエース高田萌生投手がいます。
・鳥取 県立境高校(9年ぶり8度目)
・広島 広島新庄高校(2年連続2度目)
・島根 県立出雲高校(※初出場)
・山口 高川学園高校(※初出場)
■四国☓4
・徳島 県立鳴門高校(5年連続11度目)
・香川 尽誠学園高校(9年ぶり11度目)
香川大会の決勝で、春のセンバツ準優勝の高松商を破っています。
・愛媛 松山聖陵高校(※初出場)
196cm長身エースのアドゥワ誠投手は「伊予のダルビッシュ」という異名を持ちます。
・高知 明徳義塾高校(7年連続18度目)
■九州沖縄☓8
・福岡 九州国際大付属高校(3年連続7度目)
・佐賀 県立唐津商業高校(5年ぶり5度目)
・長崎 長崎商業高校(29年ぶり7度目)
・大分 大分高校(2年ぶり2度目)
・熊本 秀岳館高校(15年ぶり2度目★優勝候補)
・春のセンバツベスト4で、強力打線と隙のないプレーが特徴です。
・一方で投手に難ありともいわれています。
・宮崎 日南学園高校(2年ぶり8度目)
・鹿児島 樟南高校(3年ぶり19度目)
・沖縄 県立嘉手納高校(※初出場)
■ 高校野球2016年【夏の甲子園】出場校 初出場は
2016年の夏の甲子園の初出場は
・北北海道 クラーク記念国際高校
・秋田 県立大曲工業高校
・西東京 八王子学園八王子高校
・京都 京都翔英高校
・岡山 創志学園高校
・島根 県立出雲高校
・山口 高川学園高校
・愛媛 松山聖陵高校
・沖縄 県立嘉手納高校
と、9校もあります。
■ 高校野球2016年【夏の甲子園】出場校 優勝予想
優勝候補をまとめると、
・神奈川の横浜高校(3年ぶり16度目)
・大阪の履正社高校(6年ぶり3度目)
・熊本の秀岳館高校(15年ぶり2度目)
・埼玉の花咲徳栄高校(2年連続4度目)
・千葉の木更津総合高校(3年ぶり5度目)
と、なります。
なかでも優勝候補として現在もっとも注目されているのは
「東の横浜高校」
「西の履正社高校」
この2校です。
投打ともにハイレベルな横浜と履正社の試合には毎回注目が高まるでしょう。
対決に期待が高まりますが、何が起こるかわからないのも夏の甲子園です。
熊本の秀岳館高校や、強力打線の花咲徳栄高校、バントが得意な木更津総合高校の活躍にも期待です。
優勝予想はあくまでも予想になりますが、個人的には履正社高校であると優勝予想します。
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