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高校野球2016年「夏の甲子園」が開催されます。
6月中旬から7月末にかけて地方大会が行われ、7月31日には49出場校が決まりました。
出場校が決まり優勝候補や優勝予想が盛り上がっています。
注目選手も話題ですね。
高校野球2016年「夏の甲子園」の注目選手は、履正社の寺島成輝投手、横浜の藤平尚真投手、花咲徳栄の高橋昴也投手という「BIG3」を筆頭に、好投手珍しいほど揃っているといいます。
一方で、その分打者に逸材が少ないともいわれています。
出場校一覧からピックアップした注目選手を紹介します。
目次
高校野球2016年【夏の甲子園】注目選手BIG3
■寺島成輝投手(3年)左腕
【大阪】履正社高校(6年ぶり3度目★優勝候補)
最速149キロのナンバーワンエースでドラフトAランク。
ドラフト1位候補のエース寺島成輝投手は3年なので最後の夏です。
横浜の右腕・藤平投手との対決が期待されます。
パワーピッチングが持ち味で、決め球基本的にストレート。
対戦相手には得点はもちろん安打すら許しません。
1年生の頃から注目を集めていた大型サウスポーですが、実は甲子園出場は今回が最初で最後です。
大阪大会では79得点4失点という圧倒的な戦績、8試合すべてで一度もリードを許していません。
■藤平尚真投手(3年)右腕
【神奈川】横浜高校(3年ぶり16度目★優勝候補)
ナンバーワンエースでドラフトAランク。
152キロ右腕の藤平尚真投手は3年なので最後の夏です。
大阪の左腕・寺島投手との対決が期待されます。
千葉県富津市出身の藤平尚真投手は、中学時代は陸上競技で活躍していて、走り高跳び全国2位という実力の持ち主。
■高橋昴也投手(3年)左腕
【埼玉】花咲徳栄高校(2年連続4度目★優勝候補)
37回無失点・最速152キロという左腕エースの注目選手です。
★ドラフトAランクに急浮上した逸材
春から夏にかけてまるで別人になったような驚異的な進歩を遂げ、ドラフトAランクに急浮上し絶賛の声が騰がっています。
埼玉大会で6試合無失点・52奪三振という圧倒的な投球で、一大センセーションを巻き起こしたサウスポーです。
昨年2015夏の甲子園では、リリーフ投手として花咲徳栄高校のベスト8入りに貢献しました。
今年2016春のセンバツでは、低めの変化球を強豪・秀岳館に見極められてしまい、6回10安打6失点を食らい初戦で敗れました。
しかし、それから僅か4ヵ月で大変身したのです。
春のセンバツで最速143キロだったストレートは、徹底的な走り込みによるフォームの安定などで152キロに急成長しました。
ストレートだけでなく、フォークやスライダーも一級品と絶賛されています。
Bランクだった評価もAランクに急浮上し、履正社の寺島投手・横浜の藤平投手と並んでBIG3と呼ばれる逸材に。
高校野球2016年【夏の甲子園】注目選手は他にも!
■早川隆久投手(3年)左腕
【千葉】木更津総合高校(3年ぶり5度目★優勝候補)
エース左腕の早川投手は、投法を改造してさらなる成長を遂げています。
花咲徳栄の高橋昴也投手よりも安定感がある印象のピッチングで、低めに集めたチェンジアップやカーブなど、勝負どころを知る実力派投手といわれています。
抜群の変化球と投球術を持つ一方で、144キロの球速アップが課題です。
千葉大会では粘り強い投球を武器に、僅差で勝ち上がっています。
■藤嶋健人投手(3年)右腕
【愛知】東邦高校(2年ぶり17度目)
主将で4番のエース藤嶋健人選手にはプロが注目。
最速146キロのストレートを軸にしたパワーピッチングです。
カーブやスプリットといった変化球にも磨きをかけています。
■高田萌生投手(3年)右腕
【岡山】創志学園高校(※初出場)
最速154キロのエース高田萌生投手(3年)は、スライダーも一級品であり、マウンドさばきも素晴らしいと評判です。
■アドゥワ誠投手(3年)右腕
【愛媛】松山聖陵高校(※初出場)
エースのアドゥワ誠投手は「伊予のダルビッシュ」という異名を持ちます。
父親がナイジェリア人、母親は元バレーボール選手の日本人というアドゥワ誠投手は、身長196cmの大型右腕です。
最速151キロのストレートとチェンジアップのコンビネーションを武器に、松山聖陵を初出場に導きました。
■鈴木昭汰投手(3年)左腕
【茨城】常総学院高校(3年ぶり16度目)
エースの鈴木投手はキレのいいスライダーが武器です。
球速は最速143キロですが、スライダーをメインにした変化球の秀逸コンビネーションが魅力です。
春のセンバツ後に痛めた肩は完治しています。
■京山将弥投手(3年)右腕
【滋賀】近江高校(2年ぶり12度目)
京山将弥投手の将来性に高評価。
最速145キロでコントロールに優れ、身長183cmでいかにも投手という体型の持ち主です。
外角低めという右投手のベストピッチで、滋賀大会は無失点で切り抜けました。
■今井達也投手(3年)右腕
【栃木】作新学院高校(6年連続12度目)
149キロのストレートが魅力の本格派にプロも注目しています。
コントロールが課題です。
高校野球2016年【夏の甲子園】注目選手 打者編
■安田尚憲選手(2年)左打者
【大阪】履正社高校(6年ぶり3度目★優勝候補)
身長188cm92kgの恵まれた体格の左打者です。
大阪大会では2本塁打、通算38本塁打という2年生スラッガーです。
■寺西建選手(2年)左打者
【石川】星稜高校(2年ぶり18度目)
石川大会の決勝でホームランを放った2年生スラッガー。
身長191cmという体格で、小・中学校が松井秀喜選手と同じことから「ゴジラ二世」と呼ばれることも。
■今井順之助選手(3年)左打者
【岐阜】中京高校(14年ぶり6度目)
主将の今井順之助選手は通算で68本ものホームラン。
■ 高校野球2016年【夏の甲子園】出場校一覧と注目選手
49出場校■北海道☓2【北北海道】クラーク記念国際高校(※初出場) ■東北☓6【青森】八戸学院光星高校(2年ぶり8度目) ■関東☓9【群馬】前橋育英高校(3年ぶり2度目) ■東海☓4【静岡】常葉菊川高校(3年ぶり5度目) ■北陸☓5【長野】佐久長聖高校(2年ぶり7度目) ■関西☓6【滋賀】近江高校(2年ぶり12度目) ■中国☓5【岡山】創志学園高校(※初出場) ■四国☓4【徳島】県立鳴門高校(5年連続11度目) ■九州沖縄☓8【福岡】九州国際大付属高校(3年連続7度目) |
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