【2016台風13号たまご】9/5最新進路は米軍とヨーロッパに変化「低気圧のまま消滅」

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9/5(月)、2016台風13号のたまごの最新進路予想に変化がありました。
昨日までは、米軍・WeatherUndergroundとヨーロッパは、それぞれの別の場所でたまごが発生していて、ヨーロッパの予想図にある2016台風13号のたまごは、日本に上陸し関東を直撃する最新進路でした。

しかしヨーロッパの最新予想では、2016台風13号のたまごは低気圧のまま消滅し、台風になることはなさそうです。
よかったですよね。

もし台風接近・上陸した際は、強風や高波、暴風や豪雨、土砂災害・河川の増水などに警戒が必要です。
米軍・WeatherUnderground・ヨーロッパの進路最新予想をcheckしましょう。

 

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■ 台風13号2016たまごの進路「JTWC(米軍)」9/5(月)最新予想


■Tropical Storm 13E (Lester) 進路予想図

画像引用:JTWC(米軍)

画像引用:JTWC(米軍)

時差は+9時間。
9/3(土)AM9時~9/8(木)AM9時までの最新進路予想図です。
ハワイで発生していて、アメリカに向かっているので、台風に発達した場合はハリケーン扱いです。

■ 台風13号2016たまごの進路「Weather Underground」9/5(月)最新予想


画像引用:wunderground

画像引用:wunderground

ウェザーアンダーグラウンドの5日間予想は、JTWC(米軍)とほとんど同じ進路となっています。

■ 台風13号2016たまごの進路「ECMWF(ヨーロッパ)」9/5(月)最新予想


画像引用:ECMWF(ヨーロッパ)

画像引用:ECMWF(ヨーロッパ)

ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の最新予想図・GIF動画です。

9/4(日)時点での最新予想図では、2016台風13号たまごが9/5(月)に沖縄の南に発生し、9/8(木)関東・東北に上陸という進路でした。
しかし
9/5(月)の最新予想図では、9/7(水)にたまごらしき低気圧がみえるものの、台風になることはありませんでした。

またしても関東上陸かと心配でしたが、そうならず安心しました。
 
 

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■ 台風13号2016たまごの進路 9/5(月)最新予想まとめ


米軍・WeatherUnderground予想図の台風13号2016たまごは、アメリカに向かっているので気にしなくて日本は大丈夫ですね。

一方、ヨーロッパン予想図の台風13号2016たまごも、台風発生には至らずホッとしました。

▼現在の大気の様子

■最近の連続する台風

8月中旬以降、連続して台風が発生し日本上陸がありました。
17日に台風7号が北海道に上陸、その後は、11号・9号が続けざまに上陸。
台風9号については関東に上陸もしました。
1年間に北海道へ3度も台風が上陸したのは、統計史上初めてのことです。

■連続台風の原因

台風が続けざまに上陸している原因は、高気圧。
日本列島を挟み込むカタチで東西にある高気圧の存在によって台風は道を閉ざされ、日本列島を通過する進路に限定されてしまうからです。
このような気圧配置になるのはたいへん珍しいことです。

■2016年の台風は7月~9月に集中発生?

2016年の台風1号発生は7月3日で、1951年以降の史上2番目に遅い発生となりました。
ちなみに史上1番に遅かったのは1998年で、7月9日でした。
その1998年には、7月に7個もの台風が、そして9月までの3ヵ月で14個もの台風が発生しています。

2016年も1998年並みの集中発生になるかもしれません。
そうなればダブル台風やトリプル台風となるでしょう。

・7月発生数☓4(1~4号)
・8月発生数☓7(5~11号)
・9月発生数☓1(12号)

豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで


 
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。

「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。

「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。

「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。

「最盛期」は、勢力のピークです。

「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。

豆知識 台風の強さ


台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。

豆知識 昨年2015年の台風発生数


1月☓1 2月☓1 3月☓2 
4月☓1 5月☓2 6月☓2
7月☓3 8月☓4 9月☓5
10月☓4 11月☓1 12月☓1

 
 

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