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9/6(火)朝9時、台風13号2016(マーロウ)が発生しました。
発生場所は、沖縄の宮古島の北北西・約90kmの地点です。
台風13号2016(マーロウ)は、中心付近の最大風速は18m・大瞬間風速は25m、ゆっくりのスピードで進行中。
9/6(火)夜には沖縄に近づき、9/8(木)朝には関東など東日本の太平洋側に接近する最新進路予想です。
台風が接近・上陸した際は、強風や高波、暴風や豪雨、土砂災害・河川の増水などに警戒が必要です。
気象庁・米軍・ヨーロッパの進路最新予想をcheckしましょう。
目次
■ 台風13号2016の進路 「気象庁」9/6(月)最新予想
■台風13号2016の勢力
中心気圧 1002ヘクトパスカル
中心付近の最大風速18m
最大瞬間風速25メートル
強風域は、東側・中心から半径170キロ以内は風速15m以上
西側・中心から半径130キロ以内は風速15m以上
9/6(火)21:00那覇市の北約120km
↓
9/7(水)9:00九州南部をかすめ
↓
9/8(木)9:00東日本に接近・暴風域310kmに勢力拡大
↓
9/9(金)9:00東北・北海道の東にきますが温帯低気圧に変化
9/8(木)の朝が、東日本で特に警戒ですね。
■ 台風13号2016の進路 「JTWC(米軍)」9/6(月)最新予想
米軍の8/31(水)までの最新予想進路図です。
まだ台風として発表はないです。
■ 台風13号2016の進路 「ECMWF(ヨーロッパ)」9/6(月)最新予想
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の最新予想図・GIF動画です。
気象庁と同じような予想となっています。
■ 台風13号2016の進路 9/6(火)最新予想まとめ
沖縄・奄美、九州の南部は、9/6(火)夕方から、暴風や高波に警戒が必要です。
西日本・東日本は。9/7(水)にかけて大雨になる可能性があります。
これは、台風の外側にある湿った空気と、停滞している前線の影響によるものです。
9/8(木)にかけては暴風域を伴って、近畿地方から関東を含む東日本の太平洋側に接近する予想。
強風や高波、暴風や豪雨、土砂災害・河川の増水などに警戒が必要です。
北日本にも雨が強まることが考えられます。
8月の台風上陸による大雨の記憶も冷めない中、注意が必要です。
▼現在の大気の様子
■2016年の台風は7月~9月に集中発生?
2016年の台風1号発生は7月3日で、1951年以降の史上2番目に遅い発生となりました。
ちなみに史上1番に遅かったのは1998年で、7月9日でした。
その1998年には、7月に7個もの台風が、そして9月までの3ヵ月で14個もの台風が発生しています。
2016年も1998年並みの集中発生になるかもしれません。
そうなればダブル台風やトリプル台風となるでしょう。
・7月発生数☓4(1~4号)
・8月発生数☓7(5~11号)
・9月発生数☓2(12号、13号マーロウ)
豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。
「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。
「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。
「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。
「最盛期」は、勢力のピークです。
「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。
豆知識 台風の強さ
台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。
豆知識 昨年2015年の台風発生数
1月☓1 2月☓1 3月☓2
4月☓1 5月☓2 6月☓2
7月☓3 8月☓4 9月☓5
10月☓4 11月☓1 12月☓1
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