【台風16号in2016】9/16最新進路は米軍もヨーロッパも「関東に接近」秋雨前線も刺激で大雨も

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9/13(火)にフィリピンの東で発生した2016年台風16号は、17(土)には沖縄の先島諸島に近づく最新予想進路となっています。

九州および本州には、連休中に接近し、秋雨前線を刺激して各地で大雨がふる恐れがあります。

台風が接近・上陸した際は、強風や高波、暴風や豪雨、土砂災害・河川の増水などに警戒が必要です。
2016年台風16号の、気象庁、WeatherUnderground、JTWC(米軍)、ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)進路最新予想をcheckしましょう。
 
 

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■ 2016年台風16号の進路 「気象庁」9/16(金)最新予想


画像引用:気象庁

画像引用:気象庁

2016年台風16号の勢力は
・中心気圧950ヘクトパスカル
・中心付近の最大風速40m
・最大瞬間風速60メートル
・暴風域は、中心から半径90キロ以内で風速25m以上

現在強い台風の16号は、17(土)には非常に強い台風に発達し、沖縄に接近する予想。

九州には連休明けの20(火)
関東など東日本には21(水)
頃に接近するとみられています。

■ 2016年台風16号の進路 「Weather Underground」9/16(金)最新予想


画像引用:wunderground

画像引用:wunderground

ウェザー・アンダーグラウンドの5日間予想です。
カーブしたあとまっすぐ関東めがけて進路をとっています。
が、勢力は次第に弱まってもいます。

■ 2016年台風16号の進路 「JTWC(米軍)」9/16(金)最新予想


画像引用:JTWC(米軍)

画像引用:JTWC(米軍)

米軍の9/17(土)での最新予想進路図です。
(時差が+9時間。例20/18➝9/20(火)27時)

やはり米軍も気象庁の予想と同じような進路予想で、台湾の東地点から進路を北東に変えて沖縄・九州に向かっていますが、勢力も弱まっています。

■ 2016年台風16号の進路 「ECMWF(ヨーロッパ)」9/16(金)最新予想


画像引用:ヨーロッパ

画像引用:ヨーロッパ

ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の最新予想図・GIF動画です。
9/17(土)に沖縄に接近、その後九州~本州へと向かう進路です。
関東にも到達しています。

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■ 2016年台風16号の進路 9/16(金)最新予想まとめ


どの最新進路を見ても、だいたい同じでした。

この時期は、停滞する秋雨前線を台風が刺激して、大雨をふらせる恐れもあるのでやっかいです。
ただ、秋の台風は夏に比べてスピードが速いのが幸いです。

9/17(土)~9/19(月)は敬老の日を含む3連休。
残念ながら雨、大雨となりそうです。

いずれにしても台風が接近する際は、強風や高波、暴風や豪雨、土砂災害・河川の増水などに警戒が必要です。

▼現在の大気の様子

■夏の台風と秋の台風の違い

夏は過ぎてみればあっという間に終わり、もう9月です。
秋の台風と夏の台風は実は違いがあります。

夏台風の特徴は
スピードが遅く、動きが複雑。
秋台風の特徴は
日本の南で発生し進路は北東、スピードをあげながら日本に接近することが多いです。
また、秋雨前線を刺激して、大雨を振らせることもあります。

■2016年の台風は7月~9月に集中発生?

2016年の台風1号発生は7月3日で、1951年以降の史上2番目に遅い発生となりました。
ちなみに史上1番に遅かったのは1998年で、7月9日でした。
その1998年には、7月に7個もの台風が、そして9月までの3ヵ月で14個もの台風が発生しています。

2016年も1998年並みの集中発生になるかもしれません。
そうなればダブル台風やトリプル台風となるでしょう。
・7月発生数☓4(1~4号)
・8月発生数☓7(5~11号)
・9月発生数☓5(12~16号)

豆知識 台風のたまごから発生、衰退まで


 
台風は、たまご~発生期~発達期~最盛期~衰弱期という段階を経過します。

「たまご」とは熱帯低気圧のことです。赤道付近の海上で発生することが多く、海面水温が高い熱帯の海上で発生しやすい上昇気流によって、積乱雲(いわゆる入道雲)が次々と発生します。積乱雲が多数まとまると渦を形成するようになって、渦の中心付近の気圧が低下、またさらに発達して熱帯低気圧になります。これが台風の「たまご」です。

「発生期」には、熱帯低気圧の風速が17m/sを超えたものが台風と呼ばれます。

「発達期」は文字通り発達する期間のことで、最盛期に向けて勢力を増していく期間のことです。暖かい海面から供給される水蒸気をエネルギーにどんどん発達します。

「最盛期」は、勢力のピークです。

「衰弱期」は、台風が衰えていく期間のことです。日本付近に接近すると、熱帯よりも海面水温が低いので、海面からの水蒸気エネルギー供給量が減って、台風は衰弱し、熱帯低気圧や温帯低気圧に変化します。

豆知識 台風の強さ


台風の強さは、台風、強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風 というように区分され、
風速が
64ノット(32.7m/s)が強い台風、
85ノット(43.8m/s)が非常に強い台風、
105ノット(54.1m/s)が猛烈な台風、
となっています。

豆知識 昨年2015年の台風発生数


1月☓1 2月☓1 3月☓2 
4月☓1 5月☓2 6月☓2
7月☓3 8月☓4 9月☓5
10月☓4 11月☓1 12月☓1

 
 

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