【イタリア美少女ヤーラ誘拐事件】真相と犯人は仰天DNA!「ミラノの隣ベルガモの悲劇」(アンビリバボー)

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6年前の2010年、イタリア・ミラノの隣町ベルガモで「新体操界のホープ」と称された美少女ピッコラ・ヤーラさんが誘拐されました。
3ヵ月には遺体で見つかり殺人という最悪の結果に。
この「イタリア美少女ヤーラ誘拐事件」の真相と犯人に迫ります。

警察は、残された犯人の血痕からDNA鑑定を始め、その数は町全体で18000人に登り、DNAに限りなく近いDNAから犯人が浮上します。
ところが、その人物は11年以上前に亡くなっていたのです。

捜査に行き詰った警察でしたが、1人の捜査官のアイデアによって、事件は思いもよらぬ展開を見せ、衝撃の結末が待っていました。
果たして犯人は誰なのか?真相はやはりDNAがカギを握っていました。

10月20日のアンビリバボーでも犯人と真相はテレビ放送されます。
 
 
  

■イタリア・ミラノの隣町ベルガモ ヤーラ少女が行方不明


2010年
イタリアのミラノの隣町ベルガモという田舎町で、帰宅途中の13才の少女が行方不明になりました。
彼女の名前はピッコラ・ヤーラさんといい、新体操界のホープと呼ばれた美少女でした。
新体操の練習場から自宅までの、わずかな道で行方不明となったのです。

■ヤーラ少女 遺体で発見される


行方不明から3ヶ月後
町はずれにある空地、背の高い草の足元でヤーラ少女が遺体で発見されました。
6箇所の刺し傷があるが致命傷はなく、ヤーラ少女は寒さと出血多量で亡くなっていました。

するとすぐ警察は、あるモロッコ人を犯人として逮捕。
誘拐殺人事件は早期解決したと思われましたが、これは警察の誤認逮捕だとわかりモロッコ人は釈放されます。

■「イタリア美少女ヤーラ誘拐事件」DNA鑑定


ヤーラ少女の誘拐殺人事件はイタリア中でTV・新聞がセンセーショナルに報じ、国民は悲しみに暮れました。

警察は、ヤーラ少女の衣服に残された「犯人らしき血痕」からDNAを検出しました。
そして、死体発見場所の近所にあるディスコの常連客から、DNA鑑定検査をスタートさせます。

最終的にDNA鑑定の対象者は、ベルガモの町全体で多くの協力を得て延べ18000人!にも達しました。
警察はその18000人の中から、ついにDNAと限りなく似た特徴の人物数人を見つけます。
さらにそこから犯人を特定したのですが・・・。

■「イタリア美少女ヤーラ誘拐事件」犯人は11年前に死んでいた?


警察はDNA鑑定から「犯人の父親」を特定しました。
名前は、バスの運転手ジュゼッペ・グエリノー二。
DNAの一致率は99.9999987%。
ところが事件の11年前、1999年にすでに死亡していたのです。

それでも警察は、ジュゼッペ・グエリノー二の生前の免許証からDNAを検出します。
免許証に貼られていた印紙に、唾液が残っていたからです。

「犯人の父親ジュゼッペ・グエリノー二」には、息子が3人、娘が1人いました。
しかし誰も犯人のDNAと完全一致せず、全員シロという結果に・・・。
捜査は行き詰ってしまいました。
 
 
  

■「イタリア美少女ヤーラ誘拐事件」真犯人は?ついに真相が明らかに


果たして犯人は誰なのでしょうか?

そんななか、ある捜査員がひらめき「隠し子説」を唱えます。
これが当たりでした。

まず警察は「犯人の父親ジュゼッペ・グエリノー二」の墓を掘り起こして、改めてDNA鑑定。
鑑定結果は1度目と同じ99.9999987%。
「犯人の父親」という事実を確認します。

■隠し子を逮捕
次に警察は「隠し子」探しをスタート。
「犯人の父親ジュゼッペ・グエリノー二」が住んでいた町ではある噂がありました。
彼は、バスの運転手としてよく行く町で、若い愛人を作ったようでした。

そして、不倫関係の末、彼は愛人を妊娠させたということも突き止めました。
警察はその愛人、エステルを見つけ、犯人である息子を特定します。

息子がよく通る道で、ニセの飲酒運転者取締りを行い、仕事帰りの息子を止めて、アルコールテストを実施。
アルコールテストで得た唾液をDNA鑑定した結果、ドンピシャでした。
疑いの余地はない、DNA完全一致の犯人は、ついに逮捕されました。

事件発生から3年半、劇的な逮捕でした。

■犯人と真相
犯人の名前はマッシモ・ボッセッティ44才
職業は土木工事作業員で、子供が3人いました。
ちなみに一番上の子供は、ヤーラ少女と同い年。

マッシモ・ボッセッティは殺人を否定し、嫁も旦那の無罪を信じて疑わず。

死体解剖から犯人の動機は、レ〇プ目的で誘拐したが抵抗されたためナイフを使い、出血するヤーラ少女をそのまま寒い空地に置き去りにしたと推定されました。

■愛人エステル
愛人エステルが生んだのは、双子の男女。うち男のほうが犯人だったわけですが、旦那は40年以上騙され、怒りをあらわにしました。
実の子だと信じていたのが、全て嘘だとわかったので当然です。
しかし愛人エステルは、DNA鑑定は間違っており、双子は旦那の子供だと主張。
ジュゼッペ・グエリノー二とは知り合いだったが不倫はしていないと。

また、警察が愛人エステルを突き止め事情聴取に伺ったとき、焦った様子で息子に電話をかけたことから、警察は息子が犯人だと確信したという話もあります。
このことから愛人エステルは、息子が犯人だと知っていた可能性が高いと思われます。

10月20日のアンビリバボーでも犯人と真相はテレビ放送されます。
 
 

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