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2017年1月17日に18道府県22店舗の一斉閉店を発表したキタムラのカメラですが、さらに129店舗を閉店することがわかりました。
閉店する店舗名がどこなのか、現在わかっている一覧ものを紹介します。
キタムラのカメラが閉店する理由はなぜでしょう?
どうやら、デジカメとスマホ販売の売上減少による赤字が大きな理由です。
特に総務省が策定したスマホ「実質0円」を禁止する値引き規制が、キタムラのカメラを直撃したようです。
目次
■キタムラのカメラ閉店一覧 店舗名はこちら
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★まず、1月17日に発表された閉店一覧です。全部で22店舗あります。
■北海道店舗
室蘭:室蘭 宮の森店(1月16日閉店済)
■東北店舗
岩手県:八幡平 マックスバリュ西根店(1月24日閉店済)
■関東店舗
茨城県:那珂湊店(1月15日閉店済)
茨城県:イオン那珂町店(1月22日閉店済)
茨城県:水戸 渡里店(1月16日閉店済)
千葉県:市原 マックスバリュ辰巳台店(1月9日閉店済)
神奈川県:イオン本牧店(1月19日閉店済)
神奈川県:若葉台店(1月22日閉店済)
埼玉県:東岩槻店(2月20日閉店予定★)
■甲信越北陸店舗
新潟県:関新店(1月16日閉店済)
新潟県:寺尾店(1月16日閉店済)
石川県:イオン小松店(1月24日閉店済)
長野県:東部町店(1月16日閉店済)
■東海店舗
愛知県:古川店(1月16日閉店済)
■近畿店舗
滋賀県:イオン長浜店(1月22日閉店済)
大阪府:堺 深井堀上店(1月31日閉店済)
兵庫県:赤穂店(1月16日閉店済)
奈良県:イオン西大和店(1月22日閉店済)
■中国店舗
広島県:高取店(1月16日閉店済)
山口県:山口 サンパーク阿知須店(1月22日閉店済)
■九州店舗
福岡県:前原店(1月22日閉店済)
佐賀県:イオン上峰店(1月31日閉店済)
イオンなど大型店舗やショッピングモール内にあった小さな店舗が閉店対象となったようです。
ちなみに閉店した店舗の社員は、解雇されるのではなく配置転換される方針だそうです。
★2月14日バレンタインデー、さらに129店舗を閉店することがわかりました。
こちらについてはまだ一覧は発表されていません。
129店舗という店舗数は全体の1割にあたります。
2016年度に81店舗を閉店
2017年度に48店舗を閉店
という計画です。
■キタムラのカメラ なぜ?閉店の理由
キタムラのカメラはなぜ大量閉店するのか?その理由とは何でしょう?
理由は、デジカメやスマホなど、ハードが売れず売上の落ち込みが大きいからだそうです。
■デジカメが売れない理由
デジカメは、スマホのカメラ機能が飛躍的に向上したことで、デジカメが売れなくなった。
■スマホが売れない理由
スマホは
2016年3月に総務省がスマホ端末の「実質0円」を禁じる指針を策定したからです。
その影響で、新規契約が減少してしまったのです。
写真のプリントについても、スマホ普及で需要が減り苦戦を強いられているそうです。
■キタムラのカメラ 閉店は収益力を強化するため
キタムラのカメラはたくさん閉店してしまいますが、これは戦略的な閉店・再配置でドミナントエリアを再構築し、店舗当たりの収益力を強化するためだといいます。
「市場の変化に合わせた店舗の統合や再配置を行っていく」
スマホ販売を担う事業部を新しく作り、専門性をアップさせて、有望な店舗に集中させるといいます。
2017年3月期(16年度)の業績予想は、最終損益24億円の赤字。
役員報酬も減額して経営責任も明確化。
閉店などで店舗当たりの収益力アップなど効率化を行なって、固定費45億円を削減する見込みです。
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