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演出家の岡村俊一さんが、舞台「ちるらん」の公演中に出演者ではない芸能人を舞台にあげて、炎上しました。
舞台にあげた芸能人は、5人組ダンスグループ「Da-iCE」のメンバー5人のうち3人。私服です。
舞台「ちるらん」には「Da-iCE」メンバー2人が出演していたのですが、私服の芸能人が劇中に突然、ステージにあがったことで原作の世界観が壊され、原作ファンを怒らせて炎上しました。
原作ファンでなくとも、これはなしですね。
また、演出家の岡村俊一さんはこういったサプライズをツイッターで事前告知もするため、舞台そのものを見たい原作ファンでなく、客席には「Da-iCE」ファンが殺到して写真禁止なのに写真を撮ったり、マナーの悪さも目立ったようでです。
岡村俊一さんが嫌いな理由や、評判を見ていくと、酷い状態でした。
目次
■演出家の岡村俊一 プロフィール
ぴぃちゃん、ただいま。 pic.twitter.com/f8E0aPhr9k
— 岡村俊一 (@okamurashunichi) 2017年1月9日
演出家の岡村俊一さんは広島県出身・1962年1月19日生まれの現在55才。
嫁は女優の藤谷美和子さん(54才)
職業は演出家・演劇プロデューサー・映画監督。
1991年29才の頃、演劇制作会社「R・U・P」設立に加わり、「蒲田行進曲」「つかこうへいダブルス」などの演出を手がけました。
2010年にはつかこうへいさんの追悼作品「広島に原爆を落とす日」を手掛けています。
岡村俊一さんは、「AZUMI」「新・幕末純情伝」「劇団EXILE公演」など、簡単にいえば若手俳優やアイドル系の舞台をたくさん手掛けている演出家です。昔はジャニーズが多かったですが最近はEXILE系が多いです。
しかし、理由があって舞台ファンからは嫌われています。
■岡村俊一 舞台「ちるらん」にDa-iCEメンバーをサプライズあげて炎上
2017年4月20日
「ちるらん 新撰組鎮魂歌」の東京公演の初日舞台が、天王洲「銀河劇場」でありました。
原作は、月刊コミックゼノンで連載中の人気漫画で、アニメ化もされています。
幕末最強の武士団「新撰組」をヤンキー漫画風に描いた作品。
出演者は、「Da―iCE」の岩岡徹さん・花村想太さん、EXILE松本利夫さんや俳優の早乙女友貴さんなど。
大阪公演:4月7日~10日
東京公演:4月20日~30日
■岡村俊一がサプライズ
物語の途中で、Da―iCE花村想太さんが
「“サイコロ”(Da―iCEのこと)というグループをやっていて、そのメンバーが来ているので」
と話すと照明が客席を照らし、客席にいた私服のDa―iCEメンバー3人(工藤大輝さん・大野雄大さん・和田颯さん)が立ち上がります。
さらに3人はステージに呼ばれてDa-iCEの新曲「トニカクHEY」を5人で踊ったのでした。
新曲は、舞台には全く関係ありません。
遊び心たっぷりのサプライズと言ってしまえば聞こえはいいですが、普通に舞台を観劇したに行った人からしたら、苦痛に感じることもあります。
舞台の世界観から突然、現実に引き戻すような演出にびっくりです。
これを仕掛けたのが、演出家の岡村俊一さん。
原作の世界観を壊されただけでなく、アイドルや若手俳優の宣伝に利用された印象もあり、炎上。
■サプライズ告知していた
岡村俊一さんは事前に、ツイッターでサプライズを予告していました。
東京公演10日間のうちに、Da-iCE、EXILE、AAAなどのメンバーが確実に登場するというものです。しかも彼らのことを工作員と呼んで、サプライズの仕込みであると公言するよな言い方です。
彼らのファンは、彼らを見たいですから、舞台でなく彼ら目的で行ってしまいます。
■岡村俊一 舞台はかぶりモノ?
これはあんまり言っちゃいかん話だが、多分「ちるらん」東京公演は、10日間のうちに客席にダイス、EXILE、AAA等のメンバーが確実に現れる…と予想される…これは宣伝じゃなく、リアルに考えて、早めにチケット押さえましょうという「提案」だ(笑)
2,5次元という言葉を作った人達は、経済人として尊敬している。ゆえにカテゴリーとしては素晴らしい。ただ俳優達の「俺たちは、かぶりモノやりたいわけじゃねぇ!」という叫びには、お前たちがやりたい形をちゃんと考えてやるよ!と応えるのが演出の仕事だ…と思っている。
いつも言うのだが、俺は主催者ではないのだよ…客が入ってようがいなかろうが、損も得もしない…ただ、観劇空間を想定して、予言して、楽しみ方を「提案」するのが仕事だ…それだけの話だ(笑)
引用:twitter.com 岡村俊一@okamurashunichi
原作があるおかげで、舞台公演を果たせているはずなのですが、「かぶりもの」と発言しています。原作者や関係者、原作ファンに対して失礼では・・・
嫌いだと言われたり、炎上していることに対してこんな反論もしています。
本当に…おもしれ〜(笑)、ごちゃごちゃ言ってる誰がタレントや俳優の将来を保障できるんだろうか?俺たちはテキ屋だぞ!?(笑)タレントが、目の前にいる人の前で、できる限りの全力のことをやる…それだけだ。
— 岡村俊一 (@okamurashunichi) 2017年4月21日
テキ屋とは、当たれば儲かる興行・お祭り・イベントのことです。
■岡村俊一が嫌いといわれる理由「好きな俳優が人質に取られている」
岡村俊一さんが嫌いといわれる理由として「好きな俳優が人質に取られている」というものあります。
岡村俊一さんは「ちるらん」にかぎらず、自分の舞台ではほぼ確実に、客席に芸能人を座らせてステージにあげるなどなにかしらいじるようです。
今回「ちるらん」ではDa-iCEの2人が出演して、残りの3人を呼びましたが、舞台と全く関係ない俳優なども、自分が関わりがある人気物には呼び出しをかけてサプライズ出演させるようです。
そういったことを知らない、普通の観客からしたら驚くほかないですね。
呼び出しの方法がまたちょっと酷いです。
ツイッターで相手を名指しして、観劇に来ないとつぶやいたりします。
俳優らは、わずかなオフの合間を縫って行かざるを得ない状況になります。
力関係があるので、若手は断るわけにはいかないでしょう。
俳優らのファンはこういったことを知っているので、岡村俊一さんの舞台に出てほしくないと思いつつも、ファンなので観に行ってしまいます。
ファン心理を突いていますね・・。
これが「好きな俳優が人質に取られている」状況です。
■演出家の岡村俊一 過去にも炎上
2014年6月「怪談・にせ皿屋敷」という舞台での出来事。
岡村俊一さんは、サプライズで俳優の細貝圭さんを呼びだしステージにあげました。
ツイッターで呼び出しをかけて行かざるを得ない状況を作っていました。
そして出演者を使って、なんと細貝圭さんをジャイアントスィングさせたのです。
昼と夜の公演で、それぞれ3回ずつ行われました。
これだけなら遊びが過ぎる程度かもしれません。
しかし細貝圭さんは2014年4月下旬に右膝を故障して、当日も右膝にサポーターをつけていました。怪我人ですね。
当時、細貝圭さんは自身が出演する舞台の公演期間中であり、その日は休演日でした。膝のためにもゆっくり休みたかったでしょう。
昼の公演を観劇したファンは怒って岡村俊一さんのツイッターは炎上。しかし夜にもジャイアントスィングは強行されました。怪我人にジャイアントスィングは・・・やり過ぎです。
炎上を知った細貝圭さんは、ファンに心配をかけたと謝罪。岡村俊一さんをかばってのことと思われます。
岡村俊一さん作品にそれまで出演していたことや、フリーなので大騒ぎになると仕事を失う危険もあってのことなのでしょう。
■ネットの反応 評判など
この……今回炎上してるこの…岡村俊一という人は……なんだ?何を見て育つとこうなるんだ?何が彼をこうさせてしまったんだ?
— 若葉ミドリ (@ms_green1301) 2017年4月21日
岡村俊一と言う演出家の名前は、ちるらんのDa-iCEメンバーサプライズ登壇の炎上ツイで初めて知った。 この人は原作のある舞台の演出はするべきじゃない。するなら、自分で原作書いて自由に演出しろ。そうすれば、原作ファンから叩かれる事もないし、原作オタクや舞台オタも平和に過ごせるから。
— …… (@kabeuchi_4989) 2017年4月21日
岡村俊一という演出家さんが炎上してると聞いてツイートを流し読みしたけど、確かにちょくちょくひどいツイートしてるねこの人。
いや、いち私人としてつぶやく分には好きにすればいいけどさ。仕事の名義で呟くのは、流石に気を使うべきだと思う。— ストレンジな人生の亜哉 (@bntaro_SA) 2017年4月21日
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