【死去】三遊亭円歌一門の弟子には女性初の真打ち!現在までの経歴プロフィールがスゴイ(画像)

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落語家の三遊亭円歌さんが死去されました。享年88才でした。
最近は体調が悪く入退院を繰り返していたようです。

三遊亭円歌一門の弟子には女性初の真打ちもいるなど後進の育成にも熱心でした。

三遊亭円歌さんは戦後、「山のあな、あな」のフレーズの新作落語「授業中」などでブレイクし、家族や老人問題を扱った「中沢家の人々」などで人気でした。
新作落語から古典落語までこなす「爆笑王」であり、落語協会最高顧問という、落語界の重鎮でした。
現在までの経歴プロフィールや画像を紹介します。
 
 

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■三遊亭円歌 死去


4月23日(日)昼頃、三遊亭円歌さんは自宅で容体が急変、病院へ緊急搬送されるも死去されました。
今年2017年に入ってから寄席を何度も休んでいたので、入退院を繰り返していたようです。
昨2016年末から今年1月にかけては、どんちょうが下がると弟子に支えられて舞台袖に向かったり、声がよく出ないと周囲に話していたそうです。

昨2016年末に、幼馴染でフリーアナウンサー小川宏さんが90才で死去した時は
「最近、知り合いがコロコロ死んじゃうよ。俺ももう少しで逝くよ」
「今は足が動かなくて。年をとるのはいやだね」
とコメントしていました。

三遊亭円歌さんは今まで心筋梗塞や胃がんを患っています。
1980年代後半、山梨県・身延山の寺で修行中、心筋梗塞で入院。
その後は胃がんを患い、2000年に胃の3分の2とホリープを手術で摘出。

■三遊亭円歌一門の弟子


三遊亭円歌一門の弟子は以下の通りです。

・7代目三升家小勝
・3代目三遊亭歌奴
・4代目三遊亭歌笑
・三遊亭歌司
・三遊亭小歌
・三遊亭歌之介
・三遊亭歌る多
・三遊亭若圓歌
・三遊亭歌雀
・三遊亭歌武蔵
・三遊亭多歌介
・3代目三遊亭歌橘
・4代目三遊亭歌奴
・三遊亭鬼丸
・三遊亭小円歌
・大瀬ゆめじ・うたじ
・三遊亭歌扇

三遊亭歌る多さん(54才)は、落語界史上初めての女性真打ち!
 
 

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■三遊亭円歌 現在までの経歴プロフィール


三遊亭円歌さんは東京都墨田区向島出身・1929年1月10日生まれ。
本名は中澤 信夫さん。
現在88才で死去されていますが、戸籍上は85才と年齢が違います。
理由は、空襲で戸籍が焼失して作り直す時に祖母が間違えたから。

■国鉄職員だった

岩倉鉄道学校(現在の岩倉高校)を卒業。
三遊亭円歌さんは学徒動員で、山手線新大久保駅の駅員でした。
一方、戦争で空襲にあっても寄席に通ったほど、根っからの落語好きでした。

■落語家になった理由は吃音だった

三遊亭円歌さんが落語家になった理由は吃音を治すためでした。
子供の頃、吃音者だった幼馴染の小川宏さんの真似をしていたら、自分も吃音者になってしまったんだとか。ある意味、モノマネが上手だったいうことかも。

■落語家の経歴がスゴイ

終戦直後1945年9月、吃音を治すため2代目・三遊亭円歌に入門して、歌治で前座修業。
1948年には歌奴で二つ目昇進を果たします。
しかし落語家になってから最初の10年は、戦後の混乱が原因でファンも寄席に来なかったといいます。
●ブレイク➝真打ちに昇進
そんな中、テレビ創生期の演芸番組に出演して「授業中」「浪曲社長」「月給日」などの新作落語で大人気になりました。「授業中」は「山のあな、あな」で有名です。
また、寄席に客を戻した初めてメガネをかけた落語家でした。
1958年、戦後入門組として初の真打ちに昇進!
1966~1967年の東宝映画「落語野郎」シリーズにも出演しました。
●笑点を辞める
テレビでも大人気で「笑点」初期大喜利メンバーでしたが、落語へのこだわりが強く「落語なのに何で6人でやるの?」と疑問を感じて辞めています。
●落語協会会長に
1970年に三代目円歌を襲名したのをきっかけに古典落語にも注力し、翌1971年「三味線栗毛」で芸術祭優秀賞に輝きます。
1996~2006年は落語協会会長を務め、2002年には勲四等旭日小綬章受章。

■僧侶に憧れていた

「昔から憧れだったんだよ」
56才で日蓮宗本法寺で得度と剃髪式を行い、僧名円法を得て改名。その後に史上初!僧侶で高座に上がりました。

■三遊亭円歌 嫁など家族


三遊亭円歌さんは、バツイチで再婚しています。
仏門に入門したきっかけは、1970年に三代目円歌を襲名したあと前嫁が死去したからでした。

一門の弟子たちの指導に尽力する一方で、最近の高座では新作「中沢家の人々」を披露。
「中沢家の人々」は、自分の両親・前嫁の両親・今嫁の両親の合計6人を抱えることになった老人問題をテーマにした作品です。

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