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畠山鈴香は2006年に起きた「秋田連続児童殺人事件」の犯人。当時33才の畠山鈴香は、自分の娘・彩香ちゃんと近所の子供・豪憲君という2人の子供を殺し、無期懲役の判決を受けました。
どこの刑務所に服役しているのか?現在の近況を調べました。
旦那とは現在離婚していますが、男好きな畠山鈴香がナンパして出会い、できちゃった結婚をして彩香ちゃんを妊娠・出産。
畠山鈴香は生い立ちが壮絶すで、父親からの虐待、学校でのいじめ、特に高校卒業アルバムの寄せ書きは酷いものでした。
まずは事件概要と事件の動機に迫ります。
目次
■畠山鈴香【秋田連続児童殺人事件】事件概要と事件の動機
■事件概要
2006年。秋田県で小学生4年生の畠山彩香ちゃんが自宅から10キロ離れた川で水死体となって発見された 。
警察は、少女が誤って川に落ちたものと判断し、事故死として処理してしまう。
だが、母親である畠山鈴香受刑者は、娘は事故死ではなく殺害されたと主張し、子どもの足取りを尋ねるビラを配るなどしていた。事件から一ヵ月後、鈴香の自宅から2軒隣に住む小学生1年生米山豪憲くんが下校途中に行方不明になった。
その翌日、豪憲君の遺体が発見され、首を絞められたあとがあったことなどから警察は殺人事件と断定する。
警察は、豪憲君の死体遺棄容疑で、畠山鈴香を逮捕し、その後豪憲君の殺害容疑で再逮捕、さらに、彩香ちゃん殺害容疑でも再逮捕する。
この事件により、日本中に激震が走った。豪憲君の父親は、彩香ちゃんの死体が発見された時点で、警察がより詳しく捜査を行っていれば、息子が殺される事は無かったのではないかとの思いが浮かんだ。
さらに警察がどのような捜査を行ったのかを証明するために、自ら地元住民などに聞き込みを行い、警察関係者に捜査に関する質問状を提出していた。事件発生から11年。被害者、豪憲君の父親が当時の思いと現在の心境を語る。父親が警察の捜査について詰問したボイスレコーダーの音声を初公開する。
引用:http://www.tbs.co.jp/suitoku/
予告動画:
畠山鈴香は「娘は事故死ではなく殺害された」と主張して、駅前で犯人捜しのビラを配ったりしていました。
そんな母親の姿に最初は同情の声も多かったものの、次第におおげさな言動や態度が目立ち、周囲は不審に思い始めました。
畠山鈴香がそんなことをする理由は、事件化することで支払われる1000万円以上の「犯罪被害者給付金」が目当てでは?ともいわれました。しかしまさかの犯人だったのです。
■事件の動機
畠山鈴香が「秋田連続児童殺人事件」を起こした動機ですが、娘の彩香ちゃんを殺した動機は現在も明らかにはなっていません。
畠山鈴香が男と暮らために彩香ちゃんが邪魔者だったという説です。
前々日に父親の病院でトラブルによるストレスがあり、事件当時、彩香ちゃんが橋から帰ろうとせず駄々をこねたことがトリガーになったと思われます。
1000万円以上の「犯罪被害者給付金」も犯行動機でしょう。
豪憲君を殺した動機については、幼児殺人の犯人が実在することを証明して、容疑を自分から背けるためでしょう。
■【秋田連続児童殺人事件】犯人・畠山鈴香の生い立ち「高校の寄せ書きがひどい」
「どの国も一般常識で人を殺傷する事は悪い事なのは知っていますがなぜ悪い事なのですか?」
【秋田児童連続殺人事件(2006)】、畠山鈴香
(ll゚Д゚) pic.twitter.com/5Cl32SALlq— サイコパスのつぶやき (@saikopasu000) 2017年3月26日
畠山鈴香の生い立ちは壮絶です。
■父親から虐待
小学校の高学年頃から、畠山鈴香は父親から暴力など虐待を受けました。
中学に入ると、殴る蹴る、髪を引っ張り引きずり回すなどエスカレートしていきました。
■イジメられた過去
畠山鈴香は小学校時代からイジメにあい、あだ名は「心霊写真」や「ばい菌」。
中学時代は無視され続け、高校時代はイジメを避けるためにリーダー格のパシリになるなど工夫をしていた模様。
■高校の寄せ書きがひどい
高校は秋田県立二ツ井高校を卒業。
高校卒業アルバムの寄せ書きには、友達への温かいメッセージが書き込まれるのが普通ですが、畠山鈴香の寄せ書きは違いました。
寄せ書きにあった文字は
・bye2 一生会わないでしょう
・bye2 目の前に来んな
・秋田から永久追放
・顔を出さないよーに
・今までいじめられた分、強くなったべ
といったものです。卒業アルバムの寄せ書きは、高校の担任教師もチェックをして印刷するはずなので、教師は見て見ぬフリをしていたのでしょう。
■男好きだった
卒業アルバムの寄せ書きに「いつもの声で男ひっかけんなよ」という文字もありました。
実は畠山鈴香は男好きでした。
オシャレには無関心なのですが、男そのものに関心があるというタイプ。
自分を可愛く見せて男を魅了しようとはせずに、直接、男の溜まり場に行って、好きなタイプの男をナンパしていました。そういったこともイジメの原因だったのでしょうか。
実は結婚した旦那も、ナンパした男のひとりでした。
■【秋田連続児童殺人事件】畠山鈴香 ナンパした男が旦那。結婚と離婚
畠山鈴香は高校卒業後、その後に旦那となる男性と、父親の虐待から逃げるように秋田から栃木へ移り住みました。
1991年。栃木では温泉旅館に住み込みで仲居として働き、仕事仲間たちとBBQをするなど、それまでの人生とは違って楽しく過ごしていました。
1年後、父親と和解して実家のある秋田・二ツ井町に戻ります。
1995年。21才で彩香ちゃんを妊娠。トラック運転手の旦那とできちゃった結婚して、藤里町の町営住宅で暮らします。
1996年11月、彩香ちゃんを出産。
しかし、口喧嘩ばかりの毎日で、たった5ヶ月で23才で離婚し、彩香ちゃんを引き取ります。
離婚の原因は畠山鈴香にあり
・家事をしなかった
・夕食は車で30分かかるコンビニに買いに行っていた
・毎日パチンコ
・夜遊び
といったことが挙げられます。これでは旦那が愛想をつかすのも無理はないでしょう。
■離婚後は?自分も実家も破産!
畠山鈴香は旦那と離婚後、スーパー、パチンコ店、スナック宴会のコンパニオン、生命保険の営業外交員など職を転々としていました。生命保険は、男に色仕掛けで契約を獲ったそう。
金がないのにパチンコと夜遊びにハマり過ぎて、数百万円の借金を作り、2003年にあえなく自己破産。
実家はダンプ運送会社を経営していましたが、こちらも破産しています。
畠山鈴香は家賃を払えず、公共料金も滞納するなど、生活はめちゃくちゃでした。自己破産したあとは、生活保護を受けています。
母娘とも家での食事はカップラーメンで、彩香ちゃんは学校での給食が楽しみでした。彩香ちゃんはいつも汚れた服を着て、おなかをすかしていました。
秋田連続児童殺人事件を起こす前は、畠山鈴香はデ〇ヘルで働いていて、常連客は自宅にきてもらい、その間は彩香ちゃんは家から追い出していました。
■【秋田連続児童殺人事件】畠山鈴香の現在の近況 どこの刑務所?
畠山鈴香は現在、無期懲役の判決を受けて刑務所にいます。
どこの刑務所にいるかは明らかにされていませんが、長期服役と女子受刑者という理由から、秋田に近い「福島刑務所」ではないかと噂です。
■まとめ
畠山鈴香は自己破産後、生活保護を受けながら、デ〇ヘルをしていました。
自治体が生活保護を認めなければ、実家で両親と暮らし、彩香ちゃんがまともな食事や服を着れないということもなかったでしょう。事件も起こらなかったかもしれません。
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