高校野球2017年「夏の甲子園」が、8月8日(火)から15日間の日程で開催中。

鹿児島の神村学園高校の初戦は、大会7日目の8月14日(月)第1試合8：00～、京都・京都成章高校野球部と対戦です。

2017年もアツい高校野球「夏の甲子園」、神村学園高校野球部のメンバー一覧と出身中学、注目選手のエース青柳貴大投手と、小田監督に迫ります。
　
　

■神村学園（鹿児島）

夏の甲子園は5年ぶり4度目出場で、最高成績は2012の3回戦。
春のセンバツには5度で初出場2005はいきなり準優勝しています。

神村学園はもともと1956年(昭和31年)に私立校・串木野経理専門学校として創立し、1990年に現校名に変更し、1997年から男女共学となりました。
その後2003年に野球部が創部され、2年後に春のセンバツに初出場で準優勝。現在の部員数は61人。

主なOBは、西武の野上亮磨投手、元大リーガー尾中博俊外野手。

また神村学園は女子サッカー部・女子硬式野球部・女子ソフトボール部・女子駅伝部・チアリーディング部など女子スポーツも強豪で、OBに女子プロ野球の里綾実選手、女子サッカー福元美穂選手がいます。

■高校野球【夏の甲子園2017】神村学園野球部のメンバーと出身中学

部長：塩田将孝（37才）
監督：小田大介（34才）

■野球部メンバー一覧
ポジション・名前・学年・出身中学

神村学園のメンバーは出身中学が地元鹿児島の選手は、スタメンに3人、控えに4人と少なめです。

■高校野球【夏の甲子園2017】神村学園野球部の注目選手など

■予選大会の結果

２回戦　：9-3　沖永良部
３回戦　：6-1　出水中央
４回戦　：8-2　加世田
準々決勝：7-0　川内商工
準決勝　：5-4　樟南
決勝　　：5-2　鹿児島

エース青柳貴大投手をはじめとする投手陣を軸に守備で試合のリズムをつくる戦い方。

■神村学園の注目選手

注目選手はエース青柳貴大投手。

エース青柳貴大投手
173cm62kg左投げ左打ち。　
鹿児島のピカイチ左腕！

ストレートと、バッターを空振りさせる変化球を織り交ぜる本格派左腕。

青柳貴大投手は力感のないフォームから、フォーム以上の球速で投げることを意識していて、実際そうなっています。

自分に厳しい選手で、率先して寮のトイレ掃除などを行い、全体練習後の個人練習も自分が納得するまで手を抜かないといいます。そういった姿勢は野球だけでなく学校生活にも現れ、野球部メンバーたちから絶大な信頼を得ていて、小田監督も迷わずエースの称号を与えたのでした。

■神村学園の監督

小田大介監督は、2013秋から監督に就任。
それまでは高校野球を指導したことはほぼゼロ。
しかし2005年に亜細亜大学を卒業後に神村学園のコーチとなり、中等部のコーチと監督を歴任したので実は神村学園には誰より詳しい監督。

昨秋の九州地区大会の予選準決勝では、守備の乱れから鹿児島実業に負け、センバツ出場を逃しました。でそれからは基本練習を徹底しまた。
12月からは
練習や試合に必要な心構え
チーム改革の指針として
「考えること　積み重ねること　ぶれないこと」
この言葉をずっと野球部メンバーに繰り返し伝えてきました。